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米小売り高好調で、米金融緩和縮小はじまると見て、NYダウ104ドル安(学校で教えてくれない経済学)

2013-12-13 12:40:51 | 経済学
豪州からトヨタが撤退すれば豪州で自動車メーカーが姿を消す可能性が出て来たと13日朝放送のワ―ルドWaveMorningで豪ABCが伝えていた。12日付けWSJ紙電子版でもRobTaylor記者は「GM撤退によってトヨタも豪州から出ていくことになる時間が迫っていると豪州トヨタ社長は豪州政府に警告した。トヨタは生産の70%を輸出している。トヨタは人員削減と豪州の政府援助により豪ドル高を克服して来たと言う。豪州自動車生産は第二次世界大戦後の豪州経済のシンボルのような存在だった。それが消えればアボット政権に大きな打撃だ。」と書いた。豪ABCは、1豪ドル=90セントが早晩80セントを割るとの専門家の見方を紹介していた。先のWSJ紙は「豪経済は消費者センチメントの低下、海外投資減少、強い豪ドルによって急速に悪化している。成長は年2.3%悪化したが豪ドルレートは4.1%上昇した。豪州での自動車生産の終焉は豪州経済に210億豪ドルの穴を開け、45,000人の雇用減少を招く。自動車産業がなくなれば部品生産ふくめ豪州防衛産業にも影響を及ぼすだろう。」と記事を結んでいた。

今朝放送のフランスA2は、カナダで郵便の個別配達があと5年で廃止になると伝えていた。インターネットの普及で郵便物が大幅に減った。一年に1~2回程度しか手紙を出さないと答える主婦の声を紹介していた。一部住民は郵便受けを村に共同箱を設けて既に対応していると伝えていた。F2はカナダの国土はフランスの20倍だ。止むを得ないのかもしれないと二ュ―スを結んでいた。今朝のワ―ルドWaveMorningでは、韓国KBSが金正恩第一書記の叔父でNo.2と見られていた張成沢(チヤン・ソンテク)が処刑されたと伝えた。

ワ―ルドWaveMorning「経済情報」に出演したWSJ紙日本版編集長、小野由美子氏は2つの記事を取り上げ「ボルカ―ルールが適用されるが、外国国債投資には規制しないと明記された。これは日本国債には朗報だ。」と解説した。今一つは、GoldmansacsCEOにメアリ―・バ―ラ氏が選ばれたことを紹介したあと「米国ではフォーチュン誌に選ばれたトップCEOの中で女性は22名、アメリカトップ企業の中でも女性のCEOは4.2%に過ぎない。」と指摘していた。現在なおアメリカでは女性の地位は低い。米FRB次期議長にイエレン氏が選ばれ大騒ぎである。キャロライン・ケネディ氏は米国初の女性駐日大使である。

12日、NY市場は、好調な米小売り高を受けて、米FRBによる金融緩和縮小が12月にもはじまるとの懸念から利益確定の売りに押されNYダウは前日比104ドル安15,739ドルで取引を終えたと12日付けWSJ紙電子版でChrisDieterich記者は書いた。NY原油(WTI)は前日比0.1%高、97.50ドルNY金は同2.6%安、1,226ドルだった。米債券市場は売られ10年物米国債利回りは2.877%へ上昇した。NY外国為替市場ではドルが買われ、1ドル=103.39円、1ユーロ=142.16~27円で取引された。ワ―ルドWaveMorning「経済情報」出演の大和証券CMアメリカ、大宮弘幸氏は「18日のFOMCで債券購入額850億ドルから50減るか100減るかに焦点が移ってきている。」と解説した。ドル高円安材料だ。(了)

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