ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

羽田英彦展atギャラリー「菊」(スケッチ&コメント)

2016-01-06 23:20:07 | スケッチ


羽田英彦展atギャラリー「菊」

江嵜企画代表・Ken


羽田英彦個展―位相喜寿を迎えてーが、ギャラリー「菊」(電話:06-6314-0907)
で、1月5~10日期間(12~8:30)(最終日は16時まで)開かれている。中学・高校同
窓の縁で案内をもらい楽しみにして出かけた。羽田画伯は、中学一年のときの美術の
先生、須田刻太画伯にしびれ、 長く教員生活を送りながら研さん、今や「赤」の画
家として知られ内外で活躍している。

 思いがけずもこの日、午後5時から新春コンサートが用意されていた。ピアニス
ト山口博明、チェロ奏者山口真由美夫妻の演奏に、羽田画伯の「赤」が、あたかも演
奏会の舞台装置よろしく花を添えた。

 オープニングパーティ前の待ち時間、訪問客と談笑する羽田画伯を入れて会場の様
子をスケッチしたあと、コンサート演奏の様子を描きこんだ。

 画廊「菊」オーナー菊本さんが、「いい作品、いい人に恵まれとても幸せです」
とパーティ冒頭、挨拶した。羽田画伯は「昨年11月に喜寿を迎えました。ひとえに多
くの皆様のお陰です。また、このたびは、山口ご夫妻の素晴らしい音楽でお祝いいた
だくことになりました。誠に光栄です。命たまわれば、傘寿、卒寿と頑張りたい」と
応えた。

 「損保ジャパン賞を昨年いただいた入賞作品は手元にない。「位相1608」は、それ
を模して描いた今年最初の作品です。」と150号の大作を指さしながら羽田画伯は言
葉を添えた。

 チェロとピアノの演奏会は、日本のわらべ歌から始まった。R.シューマンの小品か
ら2曲、シューマン編曲のバッハのチェロ組曲、メンデルスゾーンの「歌の翼に」な
どと続き、アンコール曲、バッハ「G線上のアリア」で締めた。  

 演奏の合間あいまに、山口真由美さんは語りをいれた。「西洋の音楽は心地よい音
色を目指します。日本と西洋の音楽の違いがあるとすれば、日本人は、彼らには雑音
にしか聞こえない虫の声も風の音も音楽にとりこんでしまう、優れものの民族だと自
負しています。」と話した。強く印象に残った。

 山口真由美さんは「音楽の世界はメロディーを借りて作品に色を付ける。色
を重ねていくうちに作品も高められていきます。絵も同じなのではないでしょう
か。」と羽田画伯に呼び掛けた。羽田画伯は、にこやかな笑みで返した。

 オープニングパーティ会場では、羽田画伯の知人お二人のご婦人、演劇関係の方と
ギャラリーガイドブック、情報出版を仕事とされる方との対話の機会にも恵まれ幸い
だった。(了)

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中国経済先行き懸念が重し、NYダウ方向感なく急落後ほぼ横ばいく9ドル高、中東情勢悪化も原油続落

2016-01-06 14:00:53 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「5日のNY外為市場でユーロが1ケ月振りの安値、1ユーロ=1.0748ドルで取引を終えた。一方、日本円は1ドル=119.06円へ対ドルで値上がりした。前日、日本円は10月来の高値を付けた」と6日付WSJ紙電子版でRachelEvans記者は書いた。ドル安・円高がさらに進むとの見方が増えてきた。前日の5日付WSJ紙ではCarolynCul記者は「中国経済減速を確認後、中国株が急落、中国経済に影響を受ける国の通貨が対ドルで軒並み下落した。ブラジルレアル1.9%,ロシアルーブル1.7%、マレーシアリンギ1.5%,韓国ウオン1.5%それぞれ値下がりした。昨年8月中国株安の際の悪夢の再現が懸念された。」と書いた。

6日付のブルームバーグ電子版でJunLuo記者は「中国の大手銀行は2016年、中国の経済成長鈍化、昨年9月時点で7年振りの高水準1兆2,000億元(日本円換算約22兆円)に積み上がった不良債権、利益率低下、競争激化で厳しい年となる。」と書いた。一方、5日のNY株式市場は、中国経済に対する先行き懸念と原油(WTI)相場が前日比2.1%安、バレル35.97ドルへ下げたことを材料に方向感なく低迷、ほぼ横ばい、前日比9ドル高、17,158ドルで取引を終えたとブルームバーグOliverRenick記者が書いた。一方、NY金相場は、中東情勢緊迫で、安全資産として買われ、オンス1,078.40ドル、一時3週間ぶりの高値を付けたとブルームバーグ、Eddie van der Walt記者が書いていた。

7日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」では、カタール、アルジャジーラは「イラクではアラブ有志連合による空爆が続いているが、ISとイラク政府軍との戦闘は激化している。イラク政府は、一部、クルド軍がイラク領土に入ることを認めた。お互いの見解が全くかみ合っていない。一方、シリアでは厳しい寒さと飲み水不足、住む家を失い、子供に与えるミルクもないと訴える一人の母親の姿を紹介していた。国営ロシアテレビは「ガスの供給が止まったウクライナ南部に、プーチン大統領の命令でクリミヤからガスの供給が始まった。これに対してロシアのプロパガンダだと複数のウクライナメディアは5日の紙面トップで書いた」と伝えた。ロシアテレビは「イランとサウジ国交断絶のあと大使召還などでクエートも続き、国交断絶は5ケ国に達した。ロシアはサウジとイランの国連大使を通じて話し合いに応じるよう働きかけた。」と伝えた。中国CCTVは「華報道官は『中国はイラン、サウジ両国にあらゆる手段を講じて事態を解決するよう促した。』と語った」と伝えた。

英BBCは「カメロン首相は英国のEU残留の立場である。5日、EU残留に反対する閣僚を許すと初めて認めた。これによりEU残留か離脱かを求める国民投票が前倒しで実施される可能性が強まってきた。」と伝えた。英BBCは「ISにより処刑された5人の英国人が容疑リストにありながら何故易々とシリアへ出国できたのか」と労働党主が激しく非難する様子を伝えた。フランスF2は「昨年1月のパリ襲撃事件での犠牲者の記念碑の除幕式がオランド大統領出席で行われた。」と伝えた後、「オバマ大統領は涙ながらに銃規制強化を訴えた。しかし米議会は憲法違反だと直ちに反発した。実現は不可能だろう」と解説した。(了)

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