(学校で教えてくれない経済学)
「7日、中国株が大きく売られたが、これは中国経済の問題によるところが大きい。中国政府がさらに人民元を押し下げようとしたからだ。こうした動き自体が投資家に対する好ましくないメッセージとなった。政府の刺激策は奏功していないというメッセージだ」と70日付WSJ紙電子版でKenBrown記者が書いた。WSJ紙は7日付社説で「北朝鮮『水爆』を世界の大半が非難した。現金と引き換えにキムジョンウン第1書記から軍縮の約束を引き出そうとしたがこれは危険な新たな核拡散時代に向けた大きな一歩と考える方が現実的だ」と書いた。
8日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「中国政府は株式市場が取引開始後急落を見てサーキットブレーカーをかかけたが下げ止まらず、取引を停止した。オズボーン英財務相は、中国経済減速は、英国経済に少なからず影響するだろうと語った」と伝えた。7日付けブルームバーグ電子版でLucyMaekin記者は「英国ポンドが7日、2010年6月以来の1ポンド=1.4574ドルへ下落した。オズボーン財務相は英国カーディブの講演で『今年の英国経済は、中国、ブラジル、ロシアの経済減速、商品価格下落、中東緊張のさらなる拡大といった『危険なカクテル』をあおることになると注意を呼び掛けた」と書いた。
8日朝放送のシンガポールCNAは「中国株式市場が7日再び混乱した。何がきっかけだったのか?それは人民元切り下げだ。人民元切り下げは輸出拡大には助けとなる。ところが投資家は中国経済はデータ以上に悪いのではないかとして売り急いだ。」と解説した。8日朝放送のスペインTVEは「中国株急落で2日続きのサーキットブレーカー発動となった。」と伝え「取引を停止する人為的な操作をしても投資家の不安心理をあおるだけでなんの効果もない』と語る専門家の姿を映していた。中国政府は8日の取引でサーキットブレーカー措置を一時停止すると発表した。
8日朝放送のフランスF2は、シャルルエルド襲撃事件1周年記念行事でオランダ大統領が警察官を前に彼らの功績と成果を称えた同じ日の早朝、刃物を持った男がパリ警察襲撃容疑者が射殺されたと伝えた後場面が変わった。フランスF2は「中国はどこへ向かっているのか?」と問いかけ「上海の株価が7日、急落しました。中国経済は数年前まで10%以上の成長だったが現在7%を割った。」と話をつづけた後「中国減速を肌で感じている現場を紹介します」と前置きして、アルミ旋盤工場の社長が『昨年8月以降中国からの注文がパタリ止まった。今ではピークの10%だ」と語る様子を映していた。
一方、7日NY株式市場ではNYダウが世界同時株安の流れを受けてNYダウが一時440ドル以上下げたが前日比392ドル安、16,514ドルで取引を終えた。NY原油(WTI)は続落、一時12年ぶりの安値バレル32.10ドルを付けた後、33.27ドルで取引を終えた。一方、NY金は安全資産として買われオンス1,107.70ドルへ値上がりした。NY外為市場ではドルが引き続き売られ 対円で1ドル=117.64円で取引された。一方、ユーロが対ドルで買い戻され、対ユーロでは1ユーロ=128.47円で取引された。わずか1日で北朝鮮『水爆』の文字が消え、中国懸念一色の一日の始まりとなった。(了)
「7日、中国株が大きく売られたが、これは中国経済の問題によるところが大きい。中国政府がさらに人民元を押し下げようとしたからだ。こうした動き自体が投資家に対する好ましくないメッセージとなった。政府の刺激策は奏功していないというメッセージだ」と70日付WSJ紙電子版でKenBrown記者が書いた。WSJ紙は7日付社説で「北朝鮮『水爆』を世界の大半が非難した。現金と引き換えにキムジョンウン第1書記から軍縮の約束を引き出そうとしたがこれは危険な新たな核拡散時代に向けた大きな一歩と考える方が現実的だ」と書いた。
8日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「中国政府は株式市場が取引開始後急落を見てサーキットブレーカーをかかけたが下げ止まらず、取引を停止した。オズボーン英財務相は、中国経済減速は、英国経済に少なからず影響するだろうと語った」と伝えた。7日付けブルームバーグ電子版でLucyMaekin記者は「英国ポンドが7日、2010年6月以来の1ポンド=1.4574ドルへ下落した。オズボーン財務相は英国カーディブの講演で『今年の英国経済は、中国、ブラジル、ロシアの経済減速、商品価格下落、中東緊張のさらなる拡大といった『危険なカクテル』をあおることになると注意を呼び掛けた」と書いた。
8日朝放送のシンガポールCNAは「中国株式市場が7日再び混乱した。何がきっかけだったのか?それは人民元切り下げだ。人民元切り下げは輸出拡大には助けとなる。ところが投資家は中国経済はデータ以上に悪いのではないかとして売り急いだ。」と解説した。8日朝放送のスペインTVEは「中国株急落で2日続きのサーキットブレーカー発動となった。」と伝え「取引を停止する人為的な操作をしても投資家の不安心理をあおるだけでなんの効果もない』と語る専門家の姿を映していた。中国政府は8日の取引でサーキットブレーカー措置を一時停止すると発表した。
8日朝放送のフランスF2は、シャルルエルド襲撃事件1周年記念行事でオランダ大統領が警察官を前に彼らの功績と成果を称えた同じ日の早朝、刃物を持った男がパリ警察襲撃容疑者が射殺されたと伝えた後場面が変わった。フランスF2は「中国はどこへ向かっているのか?」と問いかけ「上海の株価が7日、急落しました。中国経済は数年前まで10%以上の成長だったが現在7%を割った。」と話をつづけた後「中国減速を肌で感じている現場を紹介します」と前置きして、アルミ旋盤工場の社長が『昨年8月以降中国からの注文がパタリ止まった。今ではピークの10%だ」と語る様子を映していた。
一方、7日NY株式市場ではNYダウが世界同時株安の流れを受けてNYダウが一時440ドル以上下げたが前日比392ドル安、16,514ドルで取引を終えた。NY原油(WTI)は続落、一時12年ぶりの安値バレル32.10ドルを付けた後、33.27ドルで取引を終えた。一方、NY金は安全資産として買われオンス1,107.70ドルへ値上がりした。NY外為市場ではドルが引き続き売られ 対円で1ドル=117.64円で取引された。一方、ユーロが対ドルで買い戻され、対ユーロでは1ユーロ=128.47円で取引された。わずか1日で北朝鮮『水爆』の文字が消え、中国懸念一色の一日の始まりとなった。(了)