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FOMC声明文発表後、NY原油2.8% 高も、NYダウ222ドル安(学校で教えてくれない経済学)

2016-01-28 14:16:36 | 経済学
米FRBは、27日、FOMC会合の後声明文を発表し、政策金利の0.25~0.5%据え置きを決め、世界経済と市場の動向を「注視する」と述べたが「3月利上げの可能性は残した」と、27日付WSJ紙電子版でJonHilsenrath 記者が書いた。28日付ブルームバーグ電子版でRachelEvans記者は「FOMCは12月の利上げ時の声明文と比べ政策スタンスに目立った変更を加えなかった。しかし、27日のNY株式市場は、アップルとボーイングの業績が市場の予想以下だったことを受けて、NYダウは前日比1.4%,222ドル安、15,944ドルで取引を終えた。今年は年初から中国経済の減速、原油安による世界経済先行き不安で、米国株だけで時価総額にして最大2兆4,000億ドル(約283兆円)が消失した。NY原油は在庫減を材料に前日比2.7%高,バレル32.30ドルも、FOMC声明文でより「ハト派的」内容を期待していた市場は裏切られ,株価は値下がりした」と書いた。NY外為市場では対ユーロで、1ユーロ=1.0902ドルへ下落した。ドルは対円では上昇、1ドル=118.63円、1ユーロ=129.28円と円が対ドル、対ユーロともに売られた。NY金はオンス1.116.10ドルへ小幅下げた。

28日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」 でカタール、アルジャジーラは「シリア和平交渉でアサド政権、反政府グループの間で,誰が出るかで調整が進められている。その間も空爆が続いている。アサド政権、反政府グループ、過激派組織ISの接点の街、マスードでの空爆で女性、子供を含む多数の死者が出た。」と伝えた。国営ロシアテレビは「サンクトペテルブルグでインフルエンザが大流行している。既に70人が死亡した。ロシアでは毎年1,500~2,000人がインフルエンザで死亡している。学級閉鎖する学校が1,000を超えた。27日開かれた閣議で保健相から医薬品を通常の1.5倍の準備をしているとの報告があった。」と伝えあと「ウクライナ、ロシア東部との間で停戦交渉が継続している。しかし、ミンスク合意が前提であるがウクライナ、ポロシェンコ大統領と合意に至っていない」と伝えた。

中国CCTVは「中国訪問中のケリー米国務長官は習近平国家主席と会談した。習主席は中米の利益は世界の利益と安定をもたらす」と語ったと伝えた。米ABCは「ケリー米国務長官は王毅外相との会談のあとの記者会見で、王外相は『北朝鮮に核拡散防止を再三伝えている。中国に余りの期待をかけないで欲しい。北とは話し合いによる解決以外ない。』と語った。「北」との対応で、米国と中国と明白な相違が依然残る」と伝えた。シンガポールCNA
は王外相とケリー長官との会談を伝え「アメリカは中国が北に圧力をかけることに期待している。しかし、中国との間には依然温度差がある」と解説していた。

2月2日号近着のニューズウイーク誌日本版で「中国が発表する統計は見せかけ。GDPの実際は6.9%増ではなく4~4.5%増と一部の専門家はみている。また、最近の株価の対応を見ると現在の最上層部に中国経済の舵を取る能力が本当にあるのか。数字が信頼できるかどうか以上の問題だ。さらに中国の債務残高が増え続け、今やGDPの260%,企業債務は160%。市場が「審判する」日は近づいているとWSJ紙は伝えている」と書いていた。(了)

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