(学校で教えてくれない経済学)
国営ロシアテレビは12日朝の放送で、プーチン大統領が西側の記者との対談で「クリミヤ編入はクリミヤの住民が望んだ結果だ。西側はコソボ問題では住民の投票結果を優先した。ロシアに対してのみ頑な態度を取り続けている。一方、NATOは1991年のソ連邦崩壊以降ロシアレーダー網拡大と弾道ミサイル配備を強化した。ロシアへの経済制裁を早く解除すべきだ」と語ったとトップで伝えた。ロシアテレビは「ロシアルーブル相場が対ユーロ、対ドルともに大幅に値下がりした。11日、中国上海株が5%以上値下がりした結果、世界株式市場が混乱した影響を受けた。ルーブル下落のいま一つの要因は原油相場の下落である。北海ブレント価格がバレル32ドル台へ値下がりした。サウジアラビアがイランとの国交を断絶したあとサウジはヨーロッパ向けの原油の値引きを始めた。ロシアは2016年予算は原油価格50ドルを前提としている。ロシア予算局長が「為替とか原油相場にとらわれるな。目の前の経済問題を解決することがはるかに重要だ」と語る様子をテレビ画面に映していた。
香港ATVは12日朝の放送で「上海株が11日5%以上値下がり、昨年8月値下がり以降の上げ分をすべて吐き出した。ハイテク株の多い深せん株価は7%近く値下がりした。つれて香港株が2.8%値下がり、ハンセン株価指数は19,887ポイントと2万ポイントを割り込んだ。豪州、韓国株も値下がりした。中国政府の株価下支えに期待している。」と伝えた。シンガポールCNAは1月16日に行われる台湾総統選挙を伝え、『民心党も国民党も政策にあまり違いは見られない』と語る今年20歳になり始めて投票ができる女性の大学生の声を紹介していた。豪ABCは韓国国防相が「金正恩にブレーキをかける必要がある。中国との国境に位置しているケソン工業団地への韓国の協力を減らす」と語った。金正恩は責任はすべてアメリカにあるとの立場である。一方、今回の「水爆」実験で中国は北朝鮮との国境付近での放射能汚染を懸念している。北朝鮮は中国との関係に水を差した」と解説していた。
一方、週明け11日のNY株式市場では中国株安の影響で安くはじまったが取引終了前に反発、NYダウは52ドル高、116,398ドルで取引を終えた。NY外為市場では、中国需要に依存している資源国通貨が下げ、南アフリカランド3.4%、ブラジルレアルが1%下げた。円は一時、1ドル=118円台まで円安が進んだが1ドル=117.73円、1ユーロ=127.85円で取引された。NY原油(WTI)は5.3%大幅下落、2003年5月以来、12年来の安値31.41ドルで取引を終えた。12日付けブルームバーグでMarkShenk記者は「中国が底打ちする兆候を探しているが、まだ見えてこない。バレル20ドル台まで下げるとの見方に疑問もあるが、現実にその可能性があるのも確かだ。」とストラテジック・エナジー・アンド・エコノミック・リサーチ、マイケル・リンチ社長は話した」と書いていた。NY金相場は小幅安、オンス1,096.20ドルで取引を終えた。銀、プラチナ、パラジウムも下げた。
『原油安止まらない、ガソリン6年半ぶり安値、電気値下げも』という見出しが1月10日朝日新聞一面トップに出ていた。「朝日」に出ると初めて本気になる人が日本では多い。(了)
国営ロシアテレビは12日朝の放送で、プーチン大統領が西側の記者との対談で「クリミヤ編入はクリミヤの住民が望んだ結果だ。西側はコソボ問題では住民の投票結果を優先した。ロシアに対してのみ頑な態度を取り続けている。一方、NATOは1991年のソ連邦崩壊以降ロシアレーダー網拡大と弾道ミサイル配備を強化した。ロシアへの経済制裁を早く解除すべきだ」と語ったとトップで伝えた。ロシアテレビは「ロシアルーブル相場が対ユーロ、対ドルともに大幅に値下がりした。11日、中国上海株が5%以上値下がりした結果、世界株式市場が混乱した影響を受けた。ルーブル下落のいま一つの要因は原油相場の下落である。北海ブレント価格がバレル32ドル台へ値下がりした。サウジアラビアがイランとの国交を断絶したあとサウジはヨーロッパ向けの原油の値引きを始めた。ロシアは2016年予算は原油価格50ドルを前提としている。ロシア予算局長が「為替とか原油相場にとらわれるな。目の前の経済問題を解決することがはるかに重要だ」と語る様子をテレビ画面に映していた。
香港ATVは12日朝の放送で「上海株が11日5%以上値下がり、昨年8月値下がり以降の上げ分をすべて吐き出した。ハイテク株の多い深せん株価は7%近く値下がりした。つれて香港株が2.8%値下がり、ハンセン株価指数は19,887ポイントと2万ポイントを割り込んだ。豪州、韓国株も値下がりした。中国政府の株価下支えに期待している。」と伝えた。シンガポールCNAは1月16日に行われる台湾総統選挙を伝え、『民心党も国民党も政策にあまり違いは見られない』と語る今年20歳になり始めて投票ができる女性の大学生の声を紹介していた。豪ABCは韓国国防相が「金正恩にブレーキをかける必要がある。中国との国境に位置しているケソン工業団地への韓国の協力を減らす」と語った。金正恩は責任はすべてアメリカにあるとの立場である。一方、今回の「水爆」実験で中国は北朝鮮との国境付近での放射能汚染を懸念している。北朝鮮は中国との関係に水を差した」と解説していた。
一方、週明け11日のNY株式市場では中国株安の影響で安くはじまったが取引終了前に反発、NYダウは52ドル高、116,398ドルで取引を終えた。NY外為市場では、中国需要に依存している資源国通貨が下げ、南アフリカランド3.4%、ブラジルレアルが1%下げた。円は一時、1ドル=118円台まで円安が進んだが1ドル=117.73円、1ユーロ=127.85円で取引された。NY原油(WTI)は5.3%大幅下落、2003年5月以来、12年来の安値31.41ドルで取引を終えた。12日付けブルームバーグでMarkShenk記者は「中国が底打ちする兆候を探しているが、まだ見えてこない。バレル20ドル台まで下げるとの見方に疑問もあるが、現実にその可能性があるのも確かだ。」とストラテジック・エナジー・アンド・エコノミック・リサーチ、マイケル・リンチ社長は話した」と書いていた。NY金相場は小幅安、オンス1,096.20ドルで取引を終えた。銀、プラチナ、パラジウムも下げた。
『原油安止まらない、ガソリン6年半ぶり安値、電気値下げも』という見出しが1月10日朝日新聞一面トップに出ていた。「朝日」に出ると初めて本気になる人が日本では多い。(了)