ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

NYダウ166ドル安、全般様子見、一方、中国恒大集団破綻問題に当局が140億ドル資金供与発表とブルームバーグ伝える(学校で教えてくれない経済学)

2021-09-18 09:27:23 | 経済学
週末9月17日のNY市場は22日の米FRB会合を控えて会合の後のパウエルFRB議長による記者会見を週明けに控えて全般様子見した。ダウは34,584ドル、166ドル、0.48%安、S&P500,4,432,40ポイント 、0.91%安、ナスダック、15,043,137ポイント、0.91%安で取引を終えた。

この日のNY市場の様子見には米FRBの金融政策の見極めに加えて、米国小売り高など米経済データや中国恒大集団の破綻危機が相場の重しとなった。8月の米小売り高が予想の前月比0.8%減が0.7%増と17日、発表した。変動幅の大きい自動車及び同部品を除いても8月は1.8%増加、予想の1.0%増を超えたことで投資家の利上げ懸念が拡大、利益確定の動きを促したと見られると17日、WSJ紙電子版は伝えた。

17日のブルームバーグ電子版は「米FRBは22日会合ではテーパリング(段階的債券購入削減)は見送るがブルームバーグによる52人のエコノミストと投票では①次の11月2,3日の会合ではテーパリングを開始する、②2022年一杯はゼロ金利政策を継続する、③撤廃する。③2023年は年内に2回、0.25%幅で利上げすると予測していると伝えた。

ブルームバーグ電子版は「①中国経済は7~9月、4~6期対比でゼロ成長に陥る。年間成長率も8%を切るとみられる、②恒大集団の破綻が大きく影を落としている。習近平主席は社会と金融の安定維持とモラルハザード(倫理観の欠如)のバランスをいかにとるかに左右される」と書いた。マカオのカジノ取り締まり強化の一環として利益分配を当局が管理すると発表したが、その一方で、恒大集団問題解決に140億ドルの資金供与する」とを発表した。」と伝えた。

個別銘柄ではマイクロソフト、299.87ドル、1.75%安、ダウを35ポイント押し下げ、ゴールドマン、391.46ドル、1.32%安、ダウを34ポイント押し下げた。ナスダックではグーグル、2,829.27ドル、2.02%安、アマゾン、3,462.52ドル、0.74%安と主力株が値下がりした。その他銘柄ではアップル、146.06ドル、1.83%安、ダウを17押し下げ、ビザ、221.75ドル、1.15%安、ダウを16押し下げ、キャタピラー、199.75ドル、1.89%安、ダウを25押し下げたとロイター電子版が伝えた。

恐怖指数VIXは20.81、11.34%上昇した。米債券が買われ、米10年債利回りは1.363%へ小幅下げた。NY外為市場では1ドル=109.96円、0.23%高、一方、1ユーロ=128.94円、1英ポンド=150.98円、0.11%安と欧州主力通貨が売られた。NY原油市場ではWTIがバレル71.97ドル、0.81%安、北海ブレントが同75.31ドル、0.48%安と共に売られた。NY金はオンス1,754.00ドル、0.16%値下がりした。ビットコインは4万7,004ドル、1.59%下げた。相場は全てではないが、相場は物知りだという言葉があることは興味深い。(了)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする