新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。大晦日から元旦迄の欧米メディアのニュウースから以下まとめました。
FT(フィナンシアルタイムズ)電子版は「①利上げと株安で年金基金の流動性が損なわれる。細心の注意が求められるとOECDが警告した。②日銀が3日連続で長期債を買いれた。③欧州の天然ガス価格がロシアの野ウクライナ侵攻前の水準に戻った。」と伝えた。
NYタイムズ電子版は「①ベネディクト16世(95)が死去。千年紀で初めて教皇になったはじめてのドイツ人だった。②大晦日、キーウはロシアのミサイル攻撃を受けた。プーチン露大統領は「神聖な責務だ」と演説した。ゼレンスキー大統領は「同盟国の団結を」と呼びかけた。キーウ市民は「声も出ない」と話した。」と伝えた。WP(ワシントンポスト紙)電子版は「①ベネディクト方法が95歳で死去した。600年ぶりに退位したカトリック教皇だった。②ウクライナキエフに31日、ミサイルの雨が激しく降った。プーチン露大統領は攻撃継続を宣言した。」と伝えた。
WSJ紙電子版は「①習主席はコロナ19項目の政策転換の犠牲に触れ「誰にとっえも簡単な旅ではなかった」と述べた。」と伝えた。ブルームバーグ電子版は「北朝鮮がミサイル2発を日本緒の排他的水域EEZ域外に着弾したと日本防衛省が31日発表した。②ロシアは大晦日にウクライナ、キーウをミサイル攻撃したとウクライナ政府が発表した。③習主席は31日「コロナ対策は新たな段階に入った。今後厳しい試練の時が続くと述べた。④中国でのコロナ流行拡大で中国経済はさらに落ち込むと見られる。」と伝えた。
こちら神戸は穏やかな新年を迎えた。おせち料理とお神酒をいただきながら家族2人で新年をお祝いできて幸いだった。いただいた年賀状を見ながらお互い健康でいられるありがたさに感謝した。賀状を拝読し、出せなかった方々に返事を書いていたら、夕方近くになった。2023年はどんな年になるだろうかではない。一人ひとりがどんな年にするかで決まりだろう。口先だけで行動が伴わない人の仲間入りだけはせめてしたくないと思う。
日本はありがたいことに今のところ平和である。日本も80年前は戦争渦中にあった。筆者は小1の夏敗戦を姫路の奥の縁故疎開先で迎えた。その時のひもじい記憶は今も消えない。神戸はその年の3月の大空襲に見舞われた。JR三宮近くの実家は米軍の空爆で全焼した。ビルマで戦死した叔父の計らいで阪神青木駅前の祖父母宅へ直前に非難していたので命は免れた。日本にはいまあの時の戦争を語る人もほとんどいなくなった。日々伝えられるウクライナの惨状が今の日本で自分事としてどこまで受け止められているか定かでない。年明けから国会で防衛費審議がはじまる。戦争に負けて78年経過した。実戦経験皆無の議員さんやお役人、一番肝心な国のリ―ダ―の資質が改めて問われる年になりそうだ。(了)