画・江嵜 健一郎
今年2回目の日本画教室が1月21日(土)午前10時半からありアストラメリアをスケッチ、自宅でスケッチをベースに色紙に描いた。
阪神なんば線の難波駅で下車、大阪メトロ難波駅北改札出たところにあるお目当ての花屋さんを訪ねた。
教室の時間が気にはなったが、いろいろの種類の季節の花が並んでおり、あれこれと、数分きょろきょろしてすこし遅刻した。
目と目が合った花がアストラメリアだった。ひとことで言えば愛くるしい、かわいい花である。絵ごころを大いに刺激されて注文した。
白、赤、黄色と3色あった。白を外した。温もりを感じた赤と黄を一本づつ注文した。
アストロメリアはどんな花か。いつものようにヤフーのブログで調べた。原産地は南アメリカ。寒さは苦手。開花期は9~11月。球根。ユリ科。花弁が6枚ある。
1本の茎から3本、4本と手を伸ばして花をつける。花弁は内側3枚と外3枚と形が違う。内側の3枚の花弁にはまだら模様を付け,豹柄となる。外側の花弁は大きく、内側の花弁を抱きかかえるように丸味を帯びている。
葉に特徴がある。葉は茎の根元から出ているが裏葉は下向きに生える。成長につれて一ひねりして下向きだった上葉を表に向ける。こういう花は珍しいと出ていた。
自宅に持ち帰って4日目になるが花持ちがいい。買った時小さかったつぼみが次々大きくなる。見ているだけで元気になる。
アストラメリアの名前の由来。1753年。発見者のカール・フォン・リンネ氏が親友のスエーデンの男爵ヨース・アフレステヤに因んで名付けた。
花ことばは、持続していることに対する尊敬から「持続」。線状の斑点模様が「エキゾチック」なところから「エキゾチック」。
その他「友情」、「気配り」、「凛々しさ」、「幸い」、「知性・冷静」と多い。生け花としても花束としても人気があると出ていた。
花を描いているといつも元気をもらえるのが一番ありがたい。花にひたすら感謝である。(了)