東西四大学合唱連盟演奏会
江嵜企画代表・Ken
東西四大学(早稲田大学/関西学院大学/慶応義塾大学/同志社大学)OB合唱
連盟演奏会がザ・シンフォニーホールで開かれた。前回、神戸三宮の国際会館
ホールの時同様、知人のKさんが声をかけてくださり、楽しみにして出かけた。
Kさんがたまたま慶應義塾ご出身ということで慶應義塾ワグネル・ソサィエティ
OB合唱団による男性合唱組曲「尾崎喜八の詩から」の舞台をスケッチした。
ザ・シンフォニーホールでのはいままで何度もあるが、今回の席から聴くのも
スケッチするのもはつたいはじめてだった。
スケッチの効用かは別として、いざ描くとなるときよろきよろきょろどうしても見
てしまう
天井が怖ろしく高いこと、音響効果を出すためと思われるが、何枚も何枚も、
天幕のような板が天上からつり下げられていた。照明器具も数え切れない
ほどあった。マイクもセンターに一本、その他にも数本ぶら下がっていた。
これも高い所に座ったから分かることであろう。
上から見下ろす感じになるのでどうしてもおつむが目にはいる。人のことは
えらそうに言えない年齢になったが、おつむだけ見ていると、圧倒的にお年
寄りが多い。髪の毛だけで判断すればお叱りを受けるが、ぱらぱらと黒い髪
の方が目にはいった。
何が言いたいのか。各大学OBの合唱団も声量が驚くべく豊だということで
ある。よくあれだけの声が出るなとつくづく感心した。日本画を描いている
ひとは長生きするという俗説があるが、これは誤りであること に最近気付
いた。
ところが大きな声を出せるひと、声に張りのあるひとは、当然例外もあろうが、
長生きされるかたが多いのではないかと、四大学いずれ劣らぬ声量で見事
に歌い切られた姿を目の当たりにして、歌を歌えるから元気であり、元気だ
からまた歌も歌えるのだと見事な演奏を堪能した次第である。
元気をいただいて、知人のKさんに感謝、感謝である。(了)