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論語と鍼灸 (45) もう一つの鍼灸上達方法

2011-06-19 10:36:54 | 論語と鍼灸
【子(し)、大廟(たいびょう)に入(い)りて、事(こと)ごとに問(と)う】
(先生は、宗廟に入ったとき、そこでの作法について、いちいち質問をしていました)


10何年か前、アメリカの友達が我が家にやって来ました。
彼は執拗にパソコンを習うように話していました。
彼はパソコンの技術者でもあったのですが、彼が言うには、
「パソコンは産業革命と一緒です。とにかく早く習ったほうがいい」でした。

必要な時には、必要な人や、必要な物がやって来る。

最初にパソコンを買ったとき、スタッフにパソコンの上手い人がいました。
パソコンを習うときは、いつでも教えてくれる人が傍にいると上達が早いそうで、私もその恩恵にあずかることになりました。
おかげで、わからないことがあればキーを叩くだけで答えが出てきます。
ほとんどの答えが出てきます。
外国の情報も入ってきます。

今また、スタッフにパソコンの上手い人が二人います。
難しいことは彼等に聞きます。

何年か前の臨床実践塾で、パソコンが使えない人が多いことに驚いたことがあります。
知識を増やすのにパソコンは力になります。
情報を発信するのに、パソコンは有利に働いてくれます。
【宗廟に入りて事ごとに問う】
パソコンがそれに答えてくれます。
これが鍼灸の技術を伸ばすコツです。

講習では、遠慮して質問をしない人もいます。
何を聞いていいのかわからずに質問をしない人もいます。
わかっていても確認の意味で質問する人がいます。
質問をする人は伸びていくようです。

しかし、メールで質問してきて、解答を送ってもお礼のメールを送ってこない人がいます。
「ありがとうございました」の一言も言えないのは「礼」に反しています。
礼に反する人は「仁」の心がありません。
それでは、鍼灸も上手くなりません。

患者さんにも、「ありがとうございました」という「礼の心」があるべきです。
それがなければ上達しないのです。
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