「あ、楽になったみたい!」
治療師なら多分、経験していると思うことがあります。
同じような症状の患者さんが続くことです。
たとえば、腰椎ヘルニアの人が来ると、何人か続くことがある事です。
一昨日のブログに、股関節の開きのことを書きました。
すると昨日、
① 右腰が痛い
② 右股関節が痛い
③ 右膝が痛い
④ 右足首が痛い
⑤ 右肩甲骨内側が痛い
と訴える方が来られました。
七星鍼法を学んだことのある方にはわかると思いますが、これらの症状は全て「肝」が関係していますよね。
しかし、「新せんかん鍼」を開発してからは、臓腑の治療をする前に痛みを取る治療を優先させる場合が多くなりました。
この方も、一応の症状を聞いてから、
「ちょっと横になってもらえませんか」と横になってもらい、新せんかん鍼をしたのです。
そして、
「えーっと、痛いところがあると言っていましたが、その痛みを確認してくれませんか」と言うと、パッと起きて、ベッドに腰を掛けて、右膝を曲げていました。
そして、膝をグイグイ曲げたり、腰を後ろに反らしたりしてから、私の顔を見て、うんうんと頷きながら、
「楽になったみたいですね」と言う。
そこで、「写真撮らせてくれない?」と聞くと、
「モデル代がだいぶ出ると思いますので、会社に連絡してみてからでいいですか」と冗談を言う。
もちろん冗談なので、モデル代は払いませんでした。(^_^;)
楽になったかどうかは本人でないとわかりませんので、
「ベッドから降りて確認してみたら?」と言うと、ベッドから降りて、いろいろ動かしていました。
そして、
「ええ、ええ、楽になったみたいです」と言います。
今回の実践塾のテーマが、「鍼灸からの翻訳手技療法」としてあるので、あれこれ試しているのですが、鍼のようにバチッとはいかない。
でも、きょう1日あるので、きょうも頑張ってみます。(^_^;)
セミナーのご案内 定員で締め切りましたが、HPの代わりに載せてあります。
ホームページは回復したが、更新はまだできないようです。m(__)m