ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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足首が痛いのを「せんかん鍼」で治療 (12月22日の臨床実践塾準備)

2019-12-14 09:54:06 | 診断即治療と虹彩学
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黄色く塗った辺りのツボ(?)を使います 



以下のような事を訴える方が来られた。
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10月の終わりごろから右下腹部が1か月ぐらい痛かった。
11月10日ごろ、右の奥歯の詰め物が半分欠けて摂れた。
右足首に違和感がある。
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問診されたカルテを見て、「ははーん!」と思った。
それは、右下腹部は肝と関係しているし、上行結腸とも関係してくる。
そして、七星論では対応経絡という考えがあり、「木(肝・胆)」と「金(肺・大腸)」は対応しているので、肝の異変は腸にも出やすいのです。

そして、鍼灸師ならご存知だと思いますが、大腸経の経絡は口を巻いていて、「歯痛」の治療として「合谷」というツボを使う事もあるのです。
(七星論での歯痛の治療は、もっと高度で、痛む歯によって使う経絡が違います)

さらに、右下腹部の異変は、骨盤にも影響を与えますので、右足首の痛みは、骨盤からの影響だと考える事ができます。
ですから、「これはせんかん鍼で取れるな」と考えたのです。

ですから、すぐに、

「これ、面白いから横に寝てください。鍼を1本しますねー」と、横になってもらい「せんかん鍼」をしました。
せんかん鍼をする時間は、1分未満です。

そして、鍼を抜いて、すぐに、
「どうですか、足首は」と聞くと、首を横に振っている。
治まったのです。
もちろん足首は触りもしません。

最初に腰椎や仙骨の歪みを診てあったので、「できる」と確信していたのです。
つまり、「せんかん鍼」は腰椎や仙骨の歪みも治せる鍼なのです。
もちろん、これまでも書いてきたように、首の痛みは簡単に取れます。

きのうも「左首が痛い」という方が来られたのですが、「せんかん鍼」でパッと治りました。
時間がかからないので、ほんとに「アッ!」と言う間に治ってしまうのです。
ただ、このテクニックを使うには、解剖から説明しなければならないし、鍼の使えない人がやると(きっと)失敗しますので、ここには詳細を書けません。

ごめんなさいね!!!

この鍼は、 今度の臨床実践塾 でも教えますが、もうすぐ始まる「七星・特殊鍼法研究会」でも教えるつもりです。

話は少し違いますが、きょうは「巻き肩」の治療法もやってみました。
それも上手くいきました。
なので、来週辺りは「巻き肩」の記事が多くなるかも知れません。
「知れません」というのは、対象になる患者さんが来なければできないし、患者さんの許可がなければできないからです。

心臓や肺の機能が落ちると、「猫背」や「巻き肩」になりやすいので、そういう方々を対象に臨床をしていこうと考えています。
ただし、何度も言いますが、「患者さんの同意があれば」の話です。
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