ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

桂文珍さんのオーラ     No238

2004-11-25 15:08:32 | スケッチ
Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 \1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)




プロ野球では全国区の阪神タイガースの親会社は
阪神電鉄である。
大阪の梅田から神戸の元町のあいだわずか36キロを
走る小さな電鉄会社である。
その阪神電鉄の御影駅から徒歩15分のところに
清酒「福寿」経営の神戸酒心館ホールがある。
この日は桂文珍さんの落語会があった。
落語好きでなくともカブリツキで本物の落語が
楽しめるのはいまどき珍しいのではないか。
テレビでも文珍さんは以前からテレビでも名が通っていたが
本職の落語でもますます芸に磨きがかかってきたようで
彼のからだからオーラが出ていた。


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うしろ姿でよかった        No237

2004-11-25 11:58:06 | スケッチ
Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 \1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)




JR神戸線住吉駅から徒歩10分足らずのところに
喫茶「いけだ」がある。住吉ダイエーの前だから
買い物客も顔をみせるようだ。
もともとコーヒーが専門のお店だが、
@550円の和食が秀逸でよくお世話になっている。
マスターが一人で料理その他全てを切り回している。
朝は6時半に開店する。時間帯によって奥さんが
手伝う。
スケツチを奥さんに見せたら「うしろ姿でよかった」と
にっこり笑ってくれた。
ご主人が「いやーそっくりや。」とえらく気にいったらしく
早速お店の一番目立つところにスケッチをご機嫌で
飾ってくれた。


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水没する国が無数に出る         No236

2004-11-25 08:35:06 | スケッチ
Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 \1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)



環境セミナーが大阪であり出かけた。
京都議定書の条件を日本がクリアできないとの話しだった。
アメリカは批准を断ったが守れないからだと聞いた。
地球k温暖化が叫ばれて久しいが排気ガスをいざ自分が
止めるとなると行動に結びつかない。
地球は日々汚れていく。
地球の温度は日々上がって行く。
自分の孫やひ孫の100年先には
北極の氷が溶けて地球の多くで
水没する国が無数に出てくると聞いた。


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大分県日田から阿蘇山まで見える   No235

2004-11-24 13:31:08 | スケッチ
Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、
11月1日に、「かんぽう」さんから
『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 \1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)



大分県日田。日田は天領である。よそ者の自分は日田といえば
高校野球で甲子園に出た日田林高しか知らない。
日田は木材の産地でも有ると聞いた。それで林高なんだと
妙に納得した。
 人口は6万というからこのあたりでは結構大きな街なのだろう。
街の一角に小京都といわれる区域がある。
 案内された宿の窓から三隈川の清流が画面左から右へ流れていた。
川岸に並ぶのは屋型舟。夏には結構のにぎわいだそうだ。
この日はあいにくの雨模様だったが、前方の山並みを越えると
晴れた日には阿蘇山まで見通せるという。


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NY原油、50ドル突破、3週間振り    No232

2004-11-24 09:24:14 | 経済学
学校で教えてくれない経済学・・・江嵜企画代表

11月23日、NY原油先物市場で、50ドルを突破した。3週間振りである。
米国の暖房用油の在庫がここ10年で最低の水準に達したことを材料に
冬シーズン突入をはやして再び元気を取り戻してきたようだ。

 クリントン米元大統領は、2000年に在庫急減、原油高騰阻止の
切り札として戦略備蓄石油放出を決めたが、ブッシュ大統領には
いまのところその気配は全くなさそうだ。

 いつものことであるが、原油が上がり出すと、イラクのパイプラインが
爆破され、イラクの原油生産が日量75万バレル減り、110万バレルに
落ちるという材料を流して相場に提灯をつけている。

 しかし一部アナリストは、原油が再び値上りをはじめたのは、米国が
表向き否定しても事実上、米国政府がドル安を容認したとマーケットが
受けとめたことが背景だと指摘した。ドル安が今後も続く限り、ドル安に
連動して、あくまで目減りを防ぐために、原油相場は55ドルを再び突破して
60ドルも十分ありうると厳しい予測をしている。

 30数年前の第1次オイルショックもそのあとの原油高もドル安が底流にあり、
ドル安で目減りする石油代金減少を食いとめる産油国のぎりぎりの選択が
原油値上げにつながった歴史がある。

 11月23日、ユーロは対米ドルで、1ユーロ=1.3105ドルと有史来の高値を
更新した。米国の貿易赤字、財政赤字という双子の赤字を材料にしたこれまた
お決まりのコースである。

 ドル安になれば米国はどうなるか。米国の製造業はドル安になる分値上げ
せずに短期的にはライバルメーカーと対抗しやすくなる。海外からの輸入品が
高くなり、輸出が伸び、貿易収支改善に多少ともプラスになるだろう。

 ただ米国の消費者はどうか。バーゲンセールが減り、インフレが進むから
住宅ローンの金利が上がり生活は苦しくなるであろう。海外旅行をすれば
2年前100ドル出せば100ユーロのホテルに泊まれた。いまは77ユーロの
ホテルしか泊まれない。ドルの目減りを改めて実感するであろう。

 先日米FRB議長のグリーンスパン氏は米国の双子の赤字を理由に
ドル安の危険性を指摘した。それがドルの先安感を鮮明にさせたから
皮肉である。

 グリーンスパン氏の心配は、ドルの目減りで海外からの米国投資が
逃げ出すことである。米貿易収支赤字は慢性的に輸入が輸出を
上回っているからだ。6,000億ドル近い貿易赤字を埋めるために
米国は海外から月500億ドルの資金を入れなければならない。

 日本と中国2国で米国の発行財務省証券の25%を占めている。
彼らが資金を米国から引き上げたらどうなるか。ドル暴落である。
先週の米国市場で起こったドル安、債券安、株安は投資家の
ドル資産離れに対する不安心理が引き起こしたにすぎない。

 原油相場の値上がりはドルの目減りを防ぐ分かり易い手段である。
ドル安が進む限り、ドル建て商品は、原油に限らず鉱物資源も野菜も
穀物も値上りするであろう。
 
 ドル安が進み韓国ウオンが7年振りの高値まで値上りした。韓国は
いま不景気と物価高にあえいでいる。輸出に依存する韓国は
これ以上のウオン高にたえられない。

 韓国政府は大火事にならぬ前にドル買い・ウオン売りに
10億ドルを投入して急激なウオン高阻止に動いた。
ドル暴落〔大噴火〕は目先なさそうだが、火山〔ドル〕に噴煙が出始めた
ことはまぎれもない事実である。

 ユーロは有史来の高値を記録した。円相場は10月から既に
7%値上りした。残るは中国人民元ということで人民元切り上げ
圧力が来年にかけて高まる勢いである。

 日本の産業界では人民元切り上げはないというのが一般的
認識である。しかしアジアのコンセンサスでは5%から10%の
範囲内の小幅な元切り上げは2005年に必至と見られている。

 人民元が切り上がれば、他のアジア通貨も少なからず影響を
受けるであろう。当然対ドルで中国以外の国のアジア通貨も
切り上げの方向で 進むであろう。

 自国通貨が目減りすれば海外からの資金が逃げる。自国通貨が
強くなれば海外からの資金流入が増える。

 日本政府は円高のマイナス面を強調しているが、自国通貨の
値打ちが上がることは米国と反対で日本の国益からみてプラスの
要素が大きいだろう。

 原油が50ドルを再び突破した。日本は1ドル=100円だから持ちこたえて
おられる。これが1ドル=120円、130円となればほとんどの原料を
輸入に頼っている日本の消費者は悲鳴を上げるだろう。

 海外の投資家は値上りの可能性の有る強い通貨の国への投資に
関心を示すであろう。それがひいては日本株投資にも彼らが
再び目を向けるきっかけになるかもしれない。

 物事には悲観楽観両面ある。日本人ひとり一人が今回のドル安、
原油高を自分の問題としてしかと受けとめることができれば、
安い授業料と言えるかもしれない。(了)


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ドル対ユーロ、円相場小休止    No231

2004-11-23 13:27:45 | 経済学
学校で教えてくれない経済学・・・江嵜企画代表

 11月22日、NY外国為替市場で、米ドルは対ユーロで
1ユーロ=1.3039、対円で1ドル=103.20円と
先週末のドル急落の地合いを受け継いだまま
小動きに終始した。

 ただ対カナダドルでは、1ドル=1.1863ドルと
米ドルは12年来の安値をつけて取引を終了した。
カナダドルは、國際商品相場上昇を背景にじり高を続けて
きたが、ここへきての米ドル急落、一次産品相場堅調の
地合いを受けて新高値を更新した。

 ベルリンで開かれたG20,チリ-、サンチャゴで開かれた
APEC総会においても、ドル急落に対する具体的な取り決め、
要人発言も出ず、米政権のドル安容認の姿勢をむしろ鮮明に
させる結果に終わったようだ。

 11月23日、日本は勤労感謝の日で休日、一日遅れで
米国はThanksgiving Day〔感謝祭〕での休日を控えて、
為替市場は、当面の利益確定を狙ってのドル売りで
一息入れて当然であろう。

 投機家は獲物〔米ドル〕を獣道(けものみち)に追い込んだ。
しかし、獲物を獣道に追いこんでも、相場の世界では、
取り逃がすことがよくあるようだ。市場関係者はそのため
相次ぎ開かれたG20、APEC総会を半ば楽観
半ば心配相半ばする心境で要人の発言を注目していた。

 そこへ突如飛び出したのが米FRBグリーンスパンの
米国の双子の赤字に対する警告発言である。
得たりやおうと彼らは獲物めがけて引きがねを引いた。
一気にドル安が進んだ。

 ブッシュ米大統領は型どおり米国は強いドルを堅持すると
演説した。スノー米財務長官は、赤字にはなんらかの対応をすると
発言した。

 中国の要人は、人民元の弾力化について沈黙を通した。
日本と欧州はドル安の危険性と更なるドル安には対応すると
発言した。

 なにひとつドル安を食いとめる内容のある成果が得られなかった。
投機家の思う壺でゲームが展開している。投機家の結論は、
ドル安阻止のためのなんらかの具体的対策、例えば、
米国政府も仲間に入れた、実質的な為替協調介入がない限り
現在のドル安の基調は変らずと読んで、感謝祭を控えて
一息いれたに違いない。

 外電は小泉首相の為替発言を、「強いドルは望むところであるが、
マーケットが如何様に反応するか予測できない。」と発言したと
一行で紹介している。

 アナリストは、この小泉発言を、日本政府はドル安阻止の
介入の意思なしと読んだが、これだけでは日本政府の
腹の底はまだ読めないと話した、と同じく外電は伝えている。

 この日、このところのドル急落を受けて韓国政府が10億ドルの
ドル買い・ウオン売り介入を実施したと報じられた。アジア市場で
1ドル=1,065ウオンで取引を終了した。韓国が昨今のドル安に
ピリピリしていることを裏付けた。

 同じ日NY原油先物相場は、バレル48.50ドルで取引を
終了した。一時原油相場は45ドル台まで急落していた。
昨日のNY相場は、原油相場が「死に体」になっていないことを
教えてくれた一つの証拠であろう。

 11月22日のNY株式相場は、前日の急落の後をうけて
取引開始早々は売り物におされていたようだ。ただ、あと盛り返して
32ドル高で取引を終了した。なにやら自信無げに写る。
腰が入らない相場というのはこういう相場つきのことを
言うのだろう。

 相場は人一人一人の心の鏡である。投資家心理として
原油高が付きまとっている限りどうしても高値を追う心境に
ならないのであろう。2005年の世界景気は減速すると
いうコンセンサスがすっかり投資家の間に定着して
しまったからだと思われる。

 IMF専務理事、Rudrigo Rato氏は、先に開かれたG20の会合で
2005年の世界景気見通しを当初の年率4.3%増を4.0%増へ
下方修正すると発表した。

 同専務理事は、原油相場の高値安定を懸念したあとで、
①米国の膨大な双子の赤字、②日米景気の減速
を理由に挙げたと報道された。

 原油相場の動向が世界景気を占う2005年のキーワード
として相変わらず健在であることを十分予見した発言であろう。

 ドル安はどこまで進むのか。NY株安は今後も続くのか。
一息入れた投機家がまたいつ動くのか。

 手を変え品を変えての為替相場を巡る当局との
つばぜり合いが当面続きそうだ。(了)


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JR神戸線・三宮駅      No229

2004-11-22 16:54:19 | スケッチ
Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)



座るスタイルには疲労度が分かり易く
出ています。診断材料になるかもしれません。
足を組む人と組まない人がいますが
それが癖か足の疲れか興味はつきません。
椅子に深く座る人と浅く座る人に分かれます。
深く座らない人ほど疲れている様です。
足を揃えて座る人、開いて座る人             
さまざまです。

みんさん何を考えているのかな?
座る姿を眺めながら心の中を想像すると
面白い

時間ごとに足の組みかた調べも面白い


ハリックのコメント。

田舎から始めて都会に出てきたら、人の多さにびっくりしますが、東京でこんな話を
聞いたことがある。

「俺よ、いーっぱい人が向こうに行くものだから、何かあるのかな、と着いて行ったら
だんだん人が少なくなってよ、しまいにぁだーれもいなくなったんだ、どうして都会の
人は同じ方向に行くんだろうな」と。

休日以外の日に電車に乗ったり、街を歩いたりしている時、いつでも思うことがある。
「こんなに大勢の人、何してるんだろう」と、自分は別計算だ。

Kenさんのスケッチには「三宮駅」と書かれている。
朝から盤まで人が途絶えることがない。みんな何してるんだろう。仕事ないのかな。


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JR神戸線⇒大阪駅         No227

2004-11-22 12:58:31 | スケッチ
Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 \1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)



座っていても立っていても
視線が定まらない人が必ず居る
それが意外に多いのはなぜなのか
そうかと思うとひたすら読みふけっている人もいる
新聞や雑誌のページを無意識にめくっている人もいる

まっすぐ電車の進行方向を見据える人
ただなんとなく車中を眺める人
さまざまです

皆さん、なに考えてんのかな?

姿勢と症状との相関関係
視線と症状との相関関係

何気ない座り方でも診断の参考になるに
違いありません。



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強いドル報道は本当か?        No226

2004-11-21 21:17:24 | 経済学
学校で教えてくれない経済学・・・江嵜企画代表

今朝の日本の新聞では
米国は強いドルを堅持すると
ブッシュさんは発言したと
報道しています。
自国通貨を弱くする(安くする)
と公言する国のリーダーはおりません。

日本という国は自国通貨を安くする〔円安〕に
すると公言する珍しい国です。
日本は円安に積極的に誘導すると
公言しています。
「必要とあれば断固対応する。」と
谷垣大臣は昨日も胸を張ったと報道
されました。

国の税金を30兆円以上もかけて『対応する』
(円安に強引に持って行く)国は
日本以外にはありません。

報道に関して言えば、
最近の中国潜水艦の報道話はまるで
御伽噺です。

中国政府が謝罪したとまるで
鬼の首をとったかのように
日本の新聞テレビで報道しています。
政府発表を丸ごと伝えているようです。

一部報道では中国潜水艦が
操縦を誤ったとさえ書いています。
本当でしょうか。

マスコミ関係者は小学児童が見た今回の
潜水艦報道という特別番組を
是非組んでほしいと思います。
子供の目はごまかせません。
小泉さんの虹彩を是非調べていただきたいと
思う次第です。

くまなく日本の海域を調査するよう
特命を受けているはずの
中国の潜水艦が操縦を誤るはずなど
想像すら出来ません。
そんなことをすれば軍法会議に
かけられ即銃殺でしょう。

もぐっているから潜水艦です。
国旗を海面から出して航行していたのでは
潜水艦と呼びません。

「海上自衛隊の艦艇は
戦闘状態に巻き込まれる
危険性を回避しながら
追跡していた。

原子力潜水艦の攻撃を回避出きる
距離をおきながら〔逃がすことなく〕
十分成果を上げられた。
わが艦隊の能力がいかに
優れているかを実証できた。」
という発言部分をテレビで報道していました。

記者会見が30分なり15分なりあり
あと質疑応答があります。
しかしわずか15秒か20秒のワンカットのみを
テレビで流します。

国民は全く知らされていないも同然です。

中国では今回の原子力潜水艦の
事件をどのように報道されているか
是非日本のテレビや新聞で報道して
欲しいのですが目につきません。

ブッシュ演説もそうでしょう。
グリーンスパン氏の演説の方が
はるかに真実味はあります。
もちろん政治の世界です。
裏も表もあるでしょう。

しかしグリーンスパン氏は
米国が赤字を放置すれば
どういうことになるか警告しました。
日本は米国以上の莫大な赤字を
かかえています。

1ドル=100円の円高だから物価が
まだ落ちついています。
円安になれば日本政府はどうするのでしょう。
円安が進めば物価は当然上がります。
そのとき日本政府は円高へ『誘導』するのでしょうか。

いったんその国の通貨が、値打ちがないとレッテルを
はられたら悲惨な結末が待ち構えているはずです。
円安になれば金利は即上がります。
金利が上がれば国債は即暴落します。

イチロー選手が
日興コーディアル証券の
コマーシャルに出ています。
ご商売は自由です。

しかし、おそらく国債の怖さについて、
イチローさんはなにひとつご存知ないでしょう。
金利が上がれば債券は暴落するからです。

米国の国債は金利高を嫌気して
値下りをはじめています。
グリーンスパンしがドル安を危惧したのは
そのためです。
米国から外国の資金が逃げることの
危険性を訴えました。

むかしNHKテレビで
『明るい農村』という番組がありました。
明るければこんな番組は不要です。

米ドルは『弱い』から『強いドル』とわざわざ言わざるを
得ないのです。
『暗い』から『明るい』といわざるを得ないのです。

日本政府も『円安』(弱い通貨〕へ誘導していますが、
『弱い通貨』になれば『インフレ』が進みます。
インフレが進めば、『通貨の値打ち』が下がります。

これは一万円のお札の値打ちが
9,000円、8,000円へと使い勝手が
なくなることです。

一万円で買えていたものが
一万円で買えなくなることです。

新聞やテレビの報道の裏に何が
隠されているかこれから益々大切になりそうです。

今回のドル安〔円高〕報道は、
日本人ひとりひとりの
暮らしむきに直接間接かかわりをもった
身近な問題ではないでしょうか。(了)


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ドル売り加速、グリーンスパン発言材料で  No223

2004-11-20 12:01:06 | 経済学
学校で教えてくれない経済学・・・江嵜企画代表

11月19日、NY為替市場では、米連邦制度理事会(FRB)議長、
グリーンスパン発言を受けて、ドル売りが加速した。

 為替ディーラーは、ブッシュ大統領再選前後から、
米政権がドル安容認との読みからドル先安をはやしていた。
いつでも焚けるように薪を積み上げていたところへ、
グリーンスパン発言が正に火を点けたようなものだ。
たまらず1ドル=102円台までドル安が進んだ。

 ドイツ、フランクフルトでの講演会で、グリーンスパン氏は、
「米国は、経常赤字の増加を見て見ぬふりをすべきでない」と
発言した。同氏は「経常赤字は問題にする必要はないが、
それが増えてくると米国への海外との収支バランスが
ネットでマイナスにになる。米国にとってそれが一番
厄介だ。」とズバリ核心をついた発言をした。

 米スノー財務長官は、週末ドイツ、ベルリンで開催予定の
G20会合を前にして、為替問題は議題に含まれていないと
かわした。しかし為替ディーラーはスノー発言を一の矢に、
グリーンスパン発言をニの矢に使って打ち込んだ。

 原油相場では、原油の國際的な供給不足を見事について
投機家はバレル55ドルまでの大相場に仕立て上げた。
実にしたたかである。
 
 為替相場では、米国の双子の赤字、なかでも巨額の
貿易赤字という米国のアキレス腱にねらいをつけた。
弱点をついてくるのは動物の世界では常套手段である。
ドル安に向けてここぞと攻めたててくるだろう。

 マイナス材料には素直にマイナスに反応してドルを売る。
プラス材料も十分あるが、プラス材料にはほとんど反応しない。
1ドル=105円は当面の壁と見られていたが簡単に破られた。

 日本銀行が1ドル=105円を越えてくればドル買い・円売り
介入すると警戒されてきた。谷垣経済担当大臣は、
「今回の相場の動きには重大な関心をもって見守っている。
必要とあれば果敢に対応する。」と発言していた。

 日本政府の巨額の介入には長い歴史がある。マーケットの
受け止め方は、今年3月以降は積極的な介入はなくなったと
評価している。日本の大型介入なし、協調介入なしの読みであろう。

 ところが、円高にも原油高にもいたって冷静な反応が目だつ。
原油相場が有史以来の高値に暴騰した。日本の産業界は
冷静に反応した。ドル相場は1ドル=102円台とここ4年半ぶりの
安値をつけた。にもかかわらず、日本の産業界は大騒ぎを
していないようだ。

 第1次・第2次オイルショック時代は高値もさることながら
原油が手に入らないという恐怖感が産業界に横溢していた。
現在は原油供給に対する恐怖感がまったくない。

 1ドル=360円から1ドル=308円の第1次ドルショョック、
1ドル=79円までの円高や再三再四ドル安の洗礼を
受けて日本経済はドル安の免疫力をつけて来た。

 日本企業の免疫力には血のにじむような合理化
努力が上げられるのは当然として、今回の円高
局面でも産業界が落ちついて背景の一つに
ドル建て以外の取引のウエートを日本全体で40%台まで
個別企業レベルではさらにそれ以上比率を上げて
きたことが指摘出きる。

 人民元切り上げ問題でも比較的冷静なのは企業
サイドで中国貿易を円建てに切り換えてきたことが
大きいと指摘される。対応していない企業があれば
それは論外である。

 日本人は一般論であるが、自分自身の健康には
全く無防備な人間でも、自分の企業、自分の会社の
健康には目一杯気をつけ、企業の体質改善に
努めてきた。
 
 いま日本で滅私奉公という言葉を口にする人は
ほとんんどいない。しかし会社のため企業のため
家族や自分の健康を度外視してひたすら円高にも
原油高かにも抵抗力をつけて来た。誠に皮肉なことである。

 一人一人の人間が心身ともにくたびれ果てたら、
とどのつまりは円高にも原油高にも日本という国そのものが
精魂尽き果てて抵抗力をなくすだろう。

 企業の円高、原油高対策も大事である。しかし、
自分の健康は自分で守る心構えはそれ以上に
大切であろう。

 これは資産管理も同じである。円高になれば自分の資産は
どうなるか。原油高になれば自分の資産はどうなるか。
郵政民営化になれば自分の人生設計はどうなるか。

 1ドル=100円への一挙のドル安〔円高〕になれば自分に
とってどうなるか。日本人一人一人が自分で考えて、
自分で行動することがますます大切になってくるだろう。(了)


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