米小売り減受けてNYダウ137ドル安と急落(学校で教えてくれない経済学)
「習近平の任期の内にベトナムとフィリピンから領海を取り戻す、と言うのが体制エリートの合言葉になっている。」と政治学者のチャオ・ホンウエイ(趙宏偉)は言う。「そういう意味では習は荷を負っている。」と近着ニューズウイーク誌日本版で長岡博記者が紹介していた。「中国は「九段線」という南シナ海の境界線を第二次世界大戦が終わった直後の1940年後半から主張し始めた。国際法的には根拠はない。両刃の剣だ。」と書いた。同誌別ページでロバート・E・ケリ―(釜山大学準教授)は「プーチンの強権政治は国内のタカ派には受けがいい。ウクライナを解体しようとする動きは中期的にはロシア衰退につながる。勝てない喧嘩をしかけ世界を敵に回している。一方、中国は、軍の出動を控えることで表向きは国家が関与していないように見せかけている点できわめて狡猾だ。このレベルならアメリカが出てくる心配はない。オバマは、先日訪日の際、尖閣諸島は日米安保条約の適用対象だと指摘した。しかし、アメリカの世論は中国との戦争を支持しない。アジアはどうすればいいのか。インドを味方にすればいいのだ。「九段線」をUNCLOS(国連海洋法条約)に合わせて引き直さない限り、今回の様な衝突は今後益々増えるだろう。」と書いた。
21日朝放送のインドNDTVは「ナレンドラ・モディ氏がインド大統領に正式にインド首相に任命された。5月26日に正式に就任する。」と伝えた。NHK・BS[キャッチ!世界の情報]でインド総選挙結果を特集し「12億5千万の人口のインドは物価高と汚職がまん延、慢性的電力不足で経済成長率は年4%に低下している。モディ首相への期待が国内外で高まっている。日本、英国、米国が祝電をモディ氏に送った。オバマ大統領はアメリカ訪問を呼びかけた。一方、モディ氏はヒンズ―至上主義者である。インドにはイスラム教徒、キリスト教徒が混在。外交面では1988年に核実験を強行した。中国、パキスタンとの国境紛争が起こる可能性を残している。」とインド特派員、田中顕一記者が解説していた。先のニューズウイーク誌は「モディがどんな政策をとるかまだ見えてこない。具体性のない政策ばかり並べている。どれも時間がかかり、実現出来る保証のない難題だ。」と指摘していた。
21日朝放送のロシアRTR,中国CCTVはプーチンロシア大統領の中国訪問を大きく取り上げた。中国CCTVは「習近平国家主席はプーチン大統領と掘り下げた意見交換が出来た。中国で開かれるAPEC総会にプーチン大統領をお招きしたと語った。プーチン大統領は「友好的、建設的会談だったと語った」と伝えた。ロシアRTRは「ロシアと中国との間にエネルギー輸出、鉄道建設など具体的な40項目の協定が締結された。天然ガス交渉では値段で折り合わず現在なお交渉中である。」などと伝えた。
20日のNY市場では米小売り高が予想以下だったことでNYダウは137ドル安と急落した。NY外国為替市場では1ドル=101.31円、1ユーロ=138.76円で取引された。NY原油は0.2%安、バレル102.44ドル、NY金は0.1%高、オンス1,294.50ドルで小動きだった。タイでは戒厳令が発動された。日本に住んでいると地球は一つだと言う感覚がマヒする。(了)
「習近平の任期の内にベトナムとフィリピンから領海を取り戻す、と言うのが体制エリートの合言葉になっている。」と政治学者のチャオ・ホンウエイ(趙宏偉)は言う。「そういう意味では習は荷を負っている。」と近着ニューズウイーク誌日本版で長岡博記者が紹介していた。「中国は「九段線」という南シナ海の境界線を第二次世界大戦が終わった直後の1940年後半から主張し始めた。国際法的には根拠はない。両刃の剣だ。」と書いた。同誌別ページでロバート・E・ケリ―(釜山大学準教授)は「プーチンの強権政治は国内のタカ派には受けがいい。ウクライナを解体しようとする動きは中期的にはロシア衰退につながる。勝てない喧嘩をしかけ世界を敵に回している。一方、中国は、軍の出動を控えることで表向きは国家が関与していないように見せかけている点できわめて狡猾だ。このレベルならアメリカが出てくる心配はない。オバマは、先日訪日の際、尖閣諸島は日米安保条約の適用対象だと指摘した。しかし、アメリカの世論は中国との戦争を支持しない。アジアはどうすればいいのか。インドを味方にすればいいのだ。「九段線」をUNCLOS(国連海洋法条約)に合わせて引き直さない限り、今回の様な衝突は今後益々増えるだろう。」と書いた。
21日朝放送のインドNDTVは「ナレンドラ・モディ氏がインド大統領に正式にインド首相に任命された。5月26日に正式に就任する。」と伝えた。NHK・BS[キャッチ!世界の情報]でインド総選挙結果を特集し「12億5千万の人口のインドは物価高と汚職がまん延、慢性的電力不足で経済成長率は年4%に低下している。モディ首相への期待が国内外で高まっている。日本、英国、米国が祝電をモディ氏に送った。オバマ大統領はアメリカ訪問を呼びかけた。一方、モディ氏はヒンズ―至上主義者である。インドにはイスラム教徒、キリスト教徒が混在。外交面では1988年に核実験を強行した。中国、パキスタンとの国境紛争が起こる可能性を残している。」とインド特派員、田中顕一記者が解説していた。先のニューズウイーク誌は「モディがどんな政策をとるかまだ見えてこない。具体性のない政策ばかり並べている。どれも時間がかかり、実現出来る保証のない難題だ。」と指摘していた。
21日朝放送のロシアRTR,中国CCTVはプーチンロシア大統領の中国訪問を大きく取り上げた。中国CCTVは「習近平国家主席はプーチン大統領と掘り下げた意見交換が出来た。中国で開かれるAPEC総会にプーチン大統領をお招きしたと語った。プーチン大統領は「友好的、建設的会談だったと語った」と伝えた。ロシアRTRは「ロシアと中国との間にエネルギー輸出、鉄道建設など具体的な40項目の協定が締結された。天然ガス交渉では値段で折り合わず現在なお交渉中である。」などと伝えた。
20日のNY市場では米小売り高が予想以下だったことでNYダウは137ドル安と急落した。NY外国為替市場では1ドル=101.31円、1ユーロ=138.76円で取引された。NY原油は0.2%安、バレル102.44ドル、NY金は0.1%高、オンス1,294.50ドルで小動きだった。タイでは戒厳令が発動された。日本に住んでいると地球は一つだと言う感覚がマヒする。(了)
竹内志朗氏大いに語る
江嵜企画代表・Ken
竹内志朗氏の西宮文化協会主催講演会が西宮神社会館で5月16日、午後1時半から3時まで開かれ楽しみにして出かけた。会場には氏のテレビ・映画のタイトルを書いたポスターや芝居舞台写真などが展示されていた。会場の様子をいつものようにスケッチした。
1933年大阪生れというから、今年で80歳になられる。よどみなく、ユーモアたっぷりに、演壇に立ったまま話を続けた。芝居好きの母親が毎月、大阪の歌舞伎座に連れて行ってくれた。中学2年のとき一人で朝日会館で「ロミオとジュリエット」を見た。1年、2年経っても、その時の舞台のことが頭から離れなかった。なぜ舞台装置をやりたいと思ったのかわからない。
高校2年のとき俳優養成所に入れてもらいたいと思った。高校3年の時にはじめて芝居の手ほどきを受けた。なかなか収入にならない。その時芝居の字を書く仕事をやりたいとふと思った。母親の知り合いに大日本印刷の関係の日本製販デザイン部に入れてもらった。無給だった。7年間修業した。今の若い人には通じにくい話しかもしれない。その時の経験が肥やしになった。
そのころ民間放送がスターした。そんなタイミングに恵まれた。テレビ放送のタイトルの文字を書かせてもらったのが仕事の始まりである。昭和31{1956}年からずっと続けている。VTRのない時代だったのでその時の作品は一切残っていない。よその局に先に出ないように「竹さん、これで書け」言われたら1分以内で書いていた。
字を描いてお金になるのは書家だけと相場が決まっている。最近になって題字:竹内志朗と小さく書かれるようになった。昔は、それが当り前の世界だった。はじめから平筆で書く。普通の筆ではかすれたところが出ない。
藤田まことのテレビドラマ「必殺シリーズ」の全てのタイトルを書いた。映画「必殺シリーズ」の舞台装置全てを手掛けた。藤田まことが一人で劇団を立ち上げた。そのときはじめて道頓堀中座での舞台装置を担当した。藤田まことは物まねが滅茶苦茶うまかった。藤田まことは背中で芝居が出来た。藤田まことの思い出では、昼は昼行燈の目をしていた。夜は必殺の目に変わった。高橋英樹には「必殺」はできない。
テレビポスターでは「新婚さん、いらっしゃい!」を書いた。「鬼平犯科帳シリーズ」NHK/BS時代劇も書いている。「新婚さん,いらっしゃい!」を書いた日は、スキーに行く予定だった。汽車の時間まで時間がない。その時書いた字が今も使われている。
いままで何枚字を書いたのかわからない。調べてくれたひとがいて230万枚はあると言っていた。えらいお金持ちになっているはずだが全然そうではない。書いてくれ言われたらその都度書いた。1枚いくらかと思いわれます?1枚3,000円でした。
朝から12枚書いた字をタクシーで忘れた時があった。届けてくれた人がいた。なんや、あんなしょうもない字か、と運転手に言われた。届けてくれた人に礼金を払った。そんな思い出がある。
都蝶々さんの舞台装置を描いた。あらすじを聞いて、1時間半ぐらいで舞台装置の絵を描いた。ある時、亡くなる直前だったが、「竹さん、服脱げ」といわれたとき、襲われるんやないかと思った。違うんです、お灸据えたると言われた。そんな思い出があります。
坂本冬美さん、杉良太郎さんの舞台装置も描いた。杉良太郎の最後はまた旅もの「瞼の母」だった。稽古、稽古、稽古。気にいるまで稽古した。ある時アメリカ物の芝居で双発の飛行機を描けと言われた。気にいるまで描けと言われた。
「字を一日書かないと書けなくなる。」と講演の中で言われた竹内志朗さんの言葉が一番印象に残った。著作権協会をつくったら認めてくれるように、これからの人のためにいま設立準備していると話を終えられた。(了)
(学校で教えてくれない経済学)
バーボンウイスキーがアメリカ景気が回復するにつれて往時の賑わいを見せている。最近はハイランクのバーボンが売れるようになった。産地のテキサスでは樽に使う木材不足も起こっている。先々需要が伸びることが期待されることから原料のトウモロコシの作付面積を増やしたと語る農家の声を20日朝放送のNHK/BS,「キャッチ!世界の情報」で紹介していた。ただ、アメリカのバーボンの売り上げの60%は輸出向けである。新しいタイプのウイスキーとして人気が出てきたことが背景にある。最近、アメリカ大手のバーボンウイスキーメーカーがサントリーに1兆6千億円で買収された。地域は複雑な感慨をもって受け止めていると解説していた。資金に余裕のある企業だから出来る荒業だがいつ花開くやもしれない投資よりも、即戦力ある企業を欲しがるのは自然の成り行きかもしれない。
買収関連では、英BBCが米製薬会社Pfizerが英最大の製薬会社AstraZeneca買収に失敗したと伝えた。Pfizer株は小幅高もAstraZeneca株は12%急落した。地域住民は安堵した。アメリカ企業に買収されると地域の雇用が奪われる。当然選挙に不利となる。政治家は反対していた。投資コンサルタントは目先の利益をとるか中長期の利益をとるか。今後株主は今回のAstraZenecaの決定の付けを将来払うことになるかもしれないと解説していた。Pfizerの今回の買収の背景には特許期限切れが控えている。ガン、糖尿病、痴ほう症などの新薬開発で定評のあるAstraZenecaが欲しかった。しかし、ビッドの対価が相手に受け入れられなかった。PfizerはAstraZeneca買収を3度トライした。ことごとく失敗した。
神戸に花鳥園という花と珍鳥を売りにする公園がある。園内でフクロウの実演が人気だ。フクロウは新鮮なひよ子の肉が大好物。演技の前後に食べさせる。フクロウは骨など要らないものはその場で吐き出す。いいものは呑み込んでいらないものは吐き出す。これが動物というか生き物の本性。ファイザーはアストラゼネカを一端は飲み込む。いいとこ取りの後不要な人間の首を切る。英国の地域住民はそのあたりを読み切っているのだろう。狩猟民族はなぜ決断が早いか。獲った獲物の肉がすぐに腐るからである。農耕民族の判断はなぜ遅いのか。急いで食べなくても生きるのにさほど支障をきたさないからだろう。食うか食われるかの戦国時代に日本人が生きづらいのはご先祖さまからのDNAが働いている。
19日、週明けのNY市場では、NYダウは20ドル高、16,511ドルで取引を終えた。米10年債利回りは2.537% へ上げた。NY外国為替市場では、1ドル=101.44~50円、1ユーロ=139.09~10円で取引された。NY原油(WTI)は0.6%高、バレル102.61ドル、NY金は横ばい、オンス1,293.70ドルで取引された。19日付けのWSJ紙電子版は今RiskAppetiteの市場は金投資を敬遠したままだと書いていた。リスクを取る流れが強い。Appetiteとは読んで字のごとく食欲のことである。金への投資に食欲が湧かないことを意味している。
最近食が細りましてという声を聞けば何かにつけて用心した方がいいかもしれない。(了)
バーボンウイスキーがアメリカ景気が回復するにつれて往時の賑わいを見せている。最近はハイランクのバーボンが売れるようになった。産地のテキサスでは樽に使う木材不足も起こっている。先々需要が伸びることが期待されることから原料のトウモロコシの作付面積を増やしたと語る農家の声を20日朝放送のNHK/BS,「キャッチ!世界の情報」で紹介していた。ただ、アメリカのバーボンの売り上げの60%は輸出向けである。新しいタイプのウイスキーとして人気が出てきたことが背景にある。最近、アメリカ大手のバーボンウイスキーメーカーがサントリーに1兆6千億円で買収された。地域は複雑な感慨をもって受け止めていると解説していた。資金に余裕のある企業だから出来る荒業だがいつ花開くやもしれない投資よりも、即戦力ある企業を欲しがるのは自然の成り行きかもしれない。
買収関連では、英BBCが米製薬会社Pfizerが英最大の製薬会社AstraZeneca買収に失敗したと伝えた。Pfizer株は小幅高もAstraZeneca株は12%急落した。地域住民は安堵した。アメリカ企業に買収されると地域の雇用が奪われる。当然選挙に不利となる。政治家は反対していた。投資コンサルタントは目先の利益をとるか中長期の利益をとるか。今後株主は今回のAstraZenecaの決定の付けを将来払うことになるかもしれないと解説していた。Pfizerの今回の買収の背景には特許期限切れが控えている。ガン、糖尿病、痴ほう症などの新薬開発で定評のあるAstraZenecaが欲しかった。しかし、ビッドの対価が相手に受け入れられなかった。PfizerはAstraZeneca買収を3度トライした。ことごとく失敗した。
神戸に花鳥園という花と珍鳥を売りにする公園がある。園内でフクロウの実演が人気だ。フクロウは新鮮なひよ子の肉が大好物。演技の前後に食べさせる。フクロウは骨など要らないものはその場で吐き出す。いいものは呑み込んでいらないものは吐き出す。これが動物というか生き物の本性。ファイザーはアストラゼネカを一端は飲み込む。いいとこ取りの後不要な人間の首を切る。英国の地域住民はそのあたりを読み切っているのだろう。狩猟民族はなぜ決断が早いか。獲った獲物の肉がすぐに腐るからである。農耕民族の判断はなぜ遅いのか。急いで食べなくても生きるのにさほど支障をきたさないからだろう。食うか食われるかの戦国時代に日本人が生きづらいのはご先祖さまからのDNAが働いている。
19日、週明けのNY市場では、NYダウは20ドル高、16,511ドルで取引を終えた。米10年債利回りは2.537% へ上げた。NY外国為替市場では、1ドル=101.44~50円、1ユーロ=139.09~10円で取引された。NY原油(WTI)は0.6%高、バレル102.61ドル、NY金は横ばい、オンス1,293.70ドルで取引された。19日付けのWSJ紙電子版は今RiskAppetiteの市場は金投資を敬遠したままだと書いていた。リスクを取る流れが強い。Appetiteとは読んで字のごとく食欲のことである。金への投資に食欲が湧かないことを意味している。
最近食が細りましてという声を聞けば何かにつけて用心した方がいいかもしれない。(了)
NYダウは薄商いの中、様子見で44ドル高(学校で教えてくれない経済学)
「ナレンドラ・モディ氏率いるインドインド人民党(BJP)が、インド選挙で大勝、モディ氏がインドの次期首相になると見られている。物価高を抑え、雇用拡大を図ること。一方、イスラム教との対立を招くとの懸念の声にどのように答えられるかが課題である。」と17日朝放送のシンガポールCNAが伝えた。香港ATVも「5週間にわたったインド総選挙の開票が16日行われ、野党のインド人民党がインド下院総議席543の内277以上を獲得することが確実になった。モディ氏は2002年イスラム教徒とヒンヅ―教徒との対立を抑え切れなかった歴史がある。」と解説していた。ドイツZDFは「インド与党、国民会議派が大敗、インド人民党が勝利した。モディ氏がインドの次期首相として人口13億のインドをリードする。モディ氏はグジャラート州首相として経済改革に成功した。モディ氏は選挙期間中、1億5千万人いるイスラム教徒との対立は全くないと語った。」と紹介していた。英BBCは「インド総選挙の開票が行われインド人民党が地滑り勝利を収めた。人々の期待が高まり今、お祭り騒ぎだ。今回の選挙結果がどんな意味をもつかについてはこれからの問題です。」と解説していた。
16日付けのWSJ紙電子版でShefaliAnand記者、DebiprasadNayak記者は連名で「インド総選挙でモディ氏のインド人民党が歴史的勝利を収めた。16日、インドセンテックス株価指数は6.2%高、24,121ポイントと史上最高値を更新した。年初から14%値上がりした。通貨インドルピー相場は、1ドル=58.63ルピーと11ケ月来の高値を更新した。モディ氏は地元グジャラド州のGDPを2001年から2012年の間10.1%伸ばした。一方、食料品の高騰からインド物価は8.6%上昇した。インドの財政赤字はGDPの4.6%に達している。専門家はエルニーニョ現象の影響で水不足、干ばつから食料品相場急騰が懸念されると指摘している。」と解説していた。
一方、韓国KBSは「朴大統領は16日、セゥオル号事故の遺族代表者と会い、政府の対応について詫びた。問題点を改善すると話した。」と伝えた。上海RTSは「南シナ海でロシア太平洋艦隊と中国艦隊との合同軍事演習を開始する。対ロシア制裁の中、習国家主席はプーチン大統領と会談する。プーチン大統領の中国訪問は中国からの支持を得るためと見られている。ベトナム人による反中デモについては王外相はベトナム首相に電話、中国企業襲撃者の徹底捜査と損害賠償を求めた。」と伝えていた。ベトナムVTVは「中国はベトナムの排他的水域に石油掘削施設を違法に設置した。直ちに撤去するよう中国政府に申し入れれた。一方、違法行為を行った一部の個人には厳正に処分する。」と伝えた。
16日NY市場は薄商いの中NYダウは前日比44ドル高16,491ドルで取引を終えた。10年物米国債の利回りは2.518% へ上昇。NY外国為替市場では1ドル=101.53~56円、1ユーロ=139.08~10円で取引された。NY原油(WTI)は0.5%高、バレル102.02ドル、NY金は0.1%安、オンス1,293.30ドルだった。市場は方向感乏しく様子見している。(了)
「ナレンドラ・モディ氏率いるインドインド人民党(BJP)が、インド選挙で大勝、モディ氏がインドの次期首相になると見られている。物価高を抑え、雇用拡大を図ること。一方、イスラム教との対立を招くとの懸念の声にどのように答えられるかが課題である。」と17日朝放送のシンガポールCNAが伝えた。香港ATVも「5週間にわたったインド総選挙の開票が16日行われ、野党のインド人民党がインド下院総議席543の内277以上を獲得することが確実になった。モディ氏は2002年イスラム教徒とヒンヅ―教徒との対立を抑え切れなかった歴史がある。」と解説していた。ドイツZDFは「インド与党、国民会議派が大敗、インド人民党が勝利した。モディ氏がインドの次期首相として人口13億のインドをリードする。モディ氏はグジャラート州首相として経済改革に成功した。モディ氏は選挙期間中、1億5千万人いるイスラム教徒との対立は全くないと語った。」と紹介していた。英BBCは「インド総選挙の開票が行われインド人民党が地滑り勝利を収めた。人々の期待が高まり今、お祭り騒ぎだ。今回の選挙結果がどんな意味をもつかについてはこれからの問題です。」と解説していた。
16日付けのWSJ紙電子版でShefaliAnand記者、DebiprasadNayak記者は連名で「インド総選挙でモディ氏のインド人民党が歴史的勝利を収めた。16日、インドセンテックス株価指数は6.2%高、24,121ポイントと史上最高値を更新した。年初から14%値上がりした。通貨インドルピー相場は、1ドル=58.63ルピーと11ケ月来の高値を更新した。モディ氏は地元グジャラド州のGDPを2001年から2012年の間10.1%伸ばした。一方、食料品の高騰からインド物価は8.6%上昇した。インドの財政赤字はGDPの4.6%に達している。専門家はエルニーニョ現象の影響で水不足、干ばつから食料品相場急騰が懸念されると指摘している。」と解説していた。
一方、韓国KBSは「朴大統領は16日、セゥオル号事故の遺族代表者と会い、政府の対応について詫びた。問題点を改善すると話した。」と伝えた。上海RTSは「南シナ海でロシア太平洋艦隊と中国艦隊との合同軍事演習を開始する。対ロシア制裁の中、習国家主席はプーチン大統領と会談する。プーチン大統領の中国訪問は中国からの支持を得るためと見られている。ベトナム人による反中デモについては王外相はベトナム首相に電話、中国企業襲撃者の徹底捜査と損害賠償を求めた。」と伝えていた。ベトナムVTVは「中国はベトナムの排他的水域に石油掘削施設を違法に設置した。直ちに撤去するよう中国政府に申し入れれた。一方、違法行為を行った一部の個人には厳正に処分する。」と伝えた。
16日NY市場は薄商いの中NYダウは前日比44ドル高16,491ドルで取引を終えた。10年物米国債の利回りは2.518% へ上昇。NY外国為替市場では1ドル=101.53~56円、1ユーロ=139.08~10円で取引された。NY原油(WTI)は0.5%高、バレル102.02ドル、NY金は0.1%安、オンス1,293.30ドルだった。市場は方向感乏しく様子見している。(了)
NYダウ利益確定の売りでNYダウ167ドル急落(学校で教えてくれない経済学)
シンガポールCNAは16日朝の放送で「中国政府はベトナムでの暴動で現地中国人労働者で死者が出たことを受けて強い懸念を表明した。攻撃対象は中国、台湾、香港所有の工場に及んだ。ベトナム株式市場は南シナ海での中国艦船とベトナム艦船との衝突事件が起きた5月8日の翌日の取引から急落した。関係者は一時的であると冷静に受け止めている。一方、ベトナム通貨は1ドル=21,123ドンと安定している。ベトナム中央銀行による管理と為替市場ではアメリカドルが使用されているためだ。」と解説していた。上海RTSは「ベトナムでの暴動で中国人2名が死亡、100人以上が負傷した。ベトナム中部では10名の中国人が行方不明である。中国政府はベトナム旅行を控えるよう呼びかけた。中国外務省華報道官は今回の事件はベトナム政府が不法分子を放任した結果であるとして徹底調査を求めた。べトナム首相は違法者には厳罰で対処すると語った。」と伝えた。
15日付けWSJ紙電子版でVuKhanh記者、JennyW.Hsu記者連名で「反中国暴動で中国人2名の死者が出たと中国政府はベトナムを非難した。ベトナムでは稀な事件だ。」と書いた。同記事の中で2013年のベトナムの中国向けの輸出は133億ドル、ベトナム全輸出の10%、ベトナムの中国からの輸入は370億ドルと全体の28%を占める。現在ベトナム政府はout of contorol{制御不能}状態にある。反中国デモが鎮静化する動きは見られない。ベトナムからの企業撤収の動きが出始めた。」と書いていた。一方、タイCH9テレビは「バンコクで反政府デモがエスカレートしている。デモ隊との銃撃戦で3人が死亡した。20人が負傷した。海外評価はタイの競争力低下につながる。ことし第1四半期のタイのGDPはマイナスになる危険が出てきた。既に1800億バーツの損害が出た。」と解説していた。
ドイツZDF,フランスF2,英BBCはいずれもトップでトルコ北西部ソマで起きた炭鉱事故で282人の死者、なお100人以上が行方不明である。エルドアン首相は政府が安全対策を怠った結果だと非難を浴びている。特に、首相警備隊員が首相の乗った車を取り囲んだ男を足蹴にする場面が動画配信されたことで政府批判に勢いをつけた。」と報じていた。フランスF2はウクライナ情勢について「親ロシア派によってウクライナ兵士が拷問される様子がインターネットで配信された。平和的解決のめどは全くついていない。」と伝えていた。ロシアRTRは「ドネツク人民共和国設立を目指して憲法草案作成に乗り出した。彼らは暫定政府派が攻撃を停止すれば戦いを止めると話している。」と伝えていた。
15日NY市場は利益確定の売りが出て、NYダウは前日比167ドル急落した。株式から債券へ資金がシフトし、10年物米国債利回りが10ケ月振りで2.496%へ低下した。NY外国為替市場では1ドル=101.56~59円、1ユーロ=139.24~30円で取引された。NY原油{WTI}は0.8%安、バレル101.50ドル、NY金は0.9%安、オンス1,293.50ドルだった。「経済情報」出演の大和証券CMアメリカ、大宮弘幸氏は「アメリカ西海岸で多発する山火事。北部は2℃以下。干ばつの米経済、食料価格への影響にも注意が必要。」と話していた。(了)
シンガポールCNAは16日朝の放送で「中国政府はベトナムでの暴動で現地中国人労働者で死者が出たことを受けて強い懸念を表明した。攻撃対象は中国、台湾、香港所有の工場に及んだ。ベトナム株式市場は南シナ海での中国艦船とベトナム艦船との衝突事件が起きた5月8日の翌日の取引から急落した。関係者は一時的であると冷静に受け止めている。一方、ベトナム通貨は1ドル=21,123ドンと安定している。ベトナム中央銀行による管理と為替市場ではアメリカドルが使用されているためだ。」と解説していた。上海RTSは「ベトナムでの暴動で中国人2名が死亡、100人以上が負傷した。ベトナム中部では10名の中国人が行方不明である。中国政府はベトナム旅行を控えるよう呼びかけた。中国外務省華報道官は今回の事件はベトナム政府が不法分子を放任した結果であるとして徹底調査を求めた。べトナム首相は違法者には厳罰で対処すると語った。」と伝えた。
15日付けWSJ紙電子版でVuKhanh記者、JennyW.Hsu記者連名で「反中国暴動で中国人2名の死者が出たと中国政府はベトナムを非難した。ベトナムでは稀な事件だ。」と書いた。同記事の中で2013年のベトナムの中国向けの輸出は133億ドル、ベトナム全輸出の10%、ベトナムの中国からの輸入は370億ドルと全体の28%を占める。現在ベトナム政府はout of contorol{制御不能}状態にある。反中国デモが鎮静化する動きは見られない。ベトナムからの企業撤収の動きが出始めた。」と書いていた。一方、タイCH9テレビは「バンコクで反政府デモがエスカレートしている。デモ隊との銃撃戦で3人が死亡した。20人が負傷した。海外評価はタイの競争力低下につながる。ことし第1四半期のタイのGDPはマイナスになる危険が出てきた。既に1800億バーツの損害が出た。」と解説していた。
ドイツZDF,フランスF2,英BBCはいずれもトップでトルコ北西部ソマで起きた炭鉱事故で282人の死者、なお100人以上が行方不明である。エルドアン首相は政府が安全対策を怠った結果だと非難を浴びている。特に、首相警備隊員が首相の乗った車を取り囲んだ男を足蹴にする場面が動画配信されたことで政府批判に勢いをつけた。」と報じていた。フランスF2はウクライナ情勢について「親ロシア派によってウクライナ兵士が拷問される様子がインターネットで配信された。平和的解決のめどは全くついていない。」と伝えていた。ロシアRTRは「ドネツク人民共和国設立を目指して憲法草案作成に乗り出した。彼らは暫定政府派が攻撃を停止すれば戦いを止めると話している。」と伝えていた。
15日NY市場は利益確定の売りが出て、NYダウは前日比167ドル急落した。株式から債券へ資金がシフトし、10年物米国債利回りが10ケ月振りで2.496%へ低下した。NY外国為替市場では1ドル=101.56~59円、1ユーロ=139.24~30円で取引された。NY原油{WTI}は0.8%安、バレル101.50ドル、NY金は0.9%安、オンス1,293.50ドルだった。「経済情報」出演の大和証券CMアメリカ、大宮弘幸氏は「アメリカ西海岸で多発する山火事。北部は2℃以下。干ばつの米経済、食料価格への影響にも注意が必要。」と話していた。(了)
NYダウ利益確定の動きから101ドル安(学校で教えてくれない経済学)
韓国KBSが15日朝の放送で「ベトナム南部で中国に抗議するデモ隊が暴徒化した。中国の工場と間違われた工場600社に被害が出ている。」と伝えた。香港ATVは「反中感情の高まりから中国と誤解された台湾企業の工場が被害を受けた。中国が南シナ海域で石油掘削活動を行っていたことにベトナム政府が抗議したことを受けた動きだ。」と伝えた。中国外務省華報道官は「中国国民を守るための行動だ。挑発したのはどちらなのか。事態をエスカレートさせたのはどちらかなのか。一目瞭然だ。」と語る様子を上海RTSはテレビ画面に写していた。ベトナムVTVは「べトナムの主権を守るためにベトナム政府はミサイル搭載巡洋艦を3隻派遣した。」と述べたあとデモ隊が暴徒化したことに対して「国の法律に違反する行為はべトナム自身に降りかかってくる。」と政府高官が談話を発表したと伝えた。
フィリピンABS-CBNは15日朝の放送で「中国は南沙諸島海域に飛行場とおぼしき建設を進めている。」と伝えたあと「アメリカ軍とフリピン政府との間で、ポートマグサイサイでの滑走路建設を巡り意見の相違が浮き彫りになってきた。アメリカはアメリカの国益のもとに行動する。フイリピンはフイリピンの国益の元に行動している。」と解説していた。今朝放送のフィリピンABS-CBNは「エルニーニョ現象が早くもフイリピン農産物にダメージを与え始めた。通常は5月の今頃は 雨季。ところが今年は水不足が深刻でルソン島では水の確保に躍起となっている。ミンダナオ島では水田にひび割れが出てきた。」と伝えていた。エルニーニョ現象については、4月10日に気象庁がエルニーニョ現象が起こると梅雨明けが大幅に遅れる。洪水、竜巻突風の被害が出ると警告していた。日本では「発表物」があるとその日でおしまい。問題が起こったあとで騒ぐ。
14日日本列島は猛暑に見舞われた。インタビューを受けたほぼ全員が「5月の今でこの暑さ。真夏になればどうなるか。思いやられる。」と答えていた。15日朝放送の「キャッチ!世界の情報」番組「ワ―ルドウエザ―」のコ―ナ―でエルニーニョ現象との結びつきとの指摘はなかったが「アメリカ大陸で偏西風の蛇行現象が起こっている。そのためロサンゼルスでは38℃の猛暑。ロッキーを超えるとデンバーは朝0℃で雪が降った。東海岸にNY,ワシントンは30℃の猛暑。」と紹介していた。アメリカ中部の穀倉地帯では干ばつの兆候が出ている。トウモロコシ、小麦、大豆は日本の輸入食品の代表である。大きな流れとしてはドル高円安。日本は米以外はほぼ100%輸入に依存しているから食料品高騰が懸念される。
14日のNY市場は、最高値をつけたあと、利益確定の売りが出て、NYダウは前日比101ドル安、16,613ドルで取引を終えた。債券が買われ10年物米国債の利回りは2.548%へ7ケ月振りに2.5%台へ低下した。NY外国為替市場では、ドルが売られ、1ドル=101.82円、1ユーロ=139.71円で取引された。NY原油(WTI)は0.6%高、バレル102.47ドル、NY金は0.8%高、オンス1,305ドルで取引された。相場は人間のからだで言えば脈拍や血圧に似ている。10年20年並べて眺めて見れば経済の健康状態のヒントになることが多い。(了)
韓国KBSが15日朝の放送で「ベトナム南部で中国に抗議するデモ隊が暴徒化した。中国の工場と間違われた工場600社に被害が出ている。」と伝えた。香港ATVは「反中感情の高まりから中国と誤解された台湾企業の工場が被害を受けた。中国が南シナ海域で石油掘削活動を行っていたことにベトナム政府が抗議したことを受けた動きだ。」と伝えた。中国外務省華報道官は「中国国民を守るための行動だ。挑発したのはどちらなのか。事態をエスカレートさせたのはどちらかなのか。一目瞭然だ。」と語る様子を上海RTSはテレビ画面に写していた。ベトナムVTVは「べトナムの主権を守るためにベトナム政府はミサイル搭載巡洋艦を3隻派遣した。」と述べたあとデモ隊が暴徒化したことに対して「国の法律に違反する行為はべトナム自身に降りかかってくる。」と政府高官が談話を発表したと伝えた。
フィリピンABS-CBNは15日朝の放送で「中国は南沙諸島海域に飛行場とおぼしき建設を進めている。」と伝えたあと「アメリカ軍とフリピン政府との間で、ポートマグサイサイでの滑走路建設を巡り意見の相違が浮き彫りになってきた。アメリカはアメリカの国益のもとに行動する。フイリピンはフイリピンの国益の元に行動している。」と解説していた。今朝放送のフィリピンABS-CBNは「エルニーニョ現象が早くもフイリピン農産物にダメージを与え始めた。通常は5月の今頃は 雨季。ところが今年は水不足が深刻でルソン島では水の確保に躍起となっている。ミンダナオ島では水田にひび割れが出てきた。」と伝えていた。エルニーニョ現象については、4月10日に気象庁がエルニーニョ現象が起こると梅雨明けが大幅に遅れる。洪水、竜巻突風の被害が出ると警告していた。日本では「発表物」があるとその日でおしまい。問題が起こったあとで騒ぐ。
14日日本列島は猛暑に見舞われた。インタビューを受けたほぼ全員が「5月の今でこの暑さ。真夏になればどうなるか。思いやられる。」と答えていた。15日朝放送の「キャッチ!世界の情報」番組「ワ―ルドウエザ―」のコ―ナ―でエルニーニョ現象との結びつきとの指摘はなかったが「アメリカ大陸で偏西風の蛇行現象が起こっている。そのためロサンゼルスでは38℃の猛暑。ロッキーを超えるとデンバーは朝0℃で雪が降った。東海岸にNY,ワシントンは30℃の猛暑。」と紹介していた。アメリカ中部の穀倉地帯では干ばつの兆候が出ている。トウモロコシ、小麦、大豆は日本の輸入食品の代表である。大きな流れとしてはドル高円安。日本は米以外はほぼ100%輸入に依存しているから食料品高騰が懸念される。
14日のNY市場は、最高値をつけたあと、利益確定の売りが出て、NYダウは前日比101ドル安、16,613ドルで取引を終えた。債券が買われ10年物米国債の利回りは2.548%へ7ケ月振りに2.5%台へ低下した。NY外国為替市場では、ドルが売られ、1ドル=101.82円、1ユーロ=139.71円で取引された。NY原油(WTI)は0.6%高、バレル102.47ドル、NY金は0.8%高、オンス1,305ドルで取引された。相場は人間のからだで言えば脈拍や血圧に似ている。10年20年並べて眺めて見れば経済の健康状態のヒントになることが多い。(了)
S&P500史上最最高値更新(学校で教えてくれない経済学)
体内時計の仕組みに合わせて薬を処方すれば薬の効き目が高いとの研究結果が発表されたと14日朝5時台放送の英BBCが紹介していた。メラトニンというホルモンは夜中の2時頃が最も活発だ。睡眠を促す。朝6時から8時の間は筋肉を活発に動かす。副腎皮質ホルモンコルチンは朝6時から9時にかけて一気に活発になる。コルチゾ―ルを体内時計に合わせて処方すると副作用が少なくなるなど臨床結果が出ていると紹介していた。ヤフーのブログで体内時計を検索した。人間は一日周期で意識しなくても人は夜になると眠くなる。それはメラトニンの働きによる。メラトニンの分布は10歳がピーク。急激に低下して60を過ぎればほとんどゼロに近い。歳をとれば眠りが浅いのはそのためだなどと書いていた。
話は違うが、近着二ュ―ズウイークは「核なき世界」は見果てぬ夢に」のタイトルで「ウクライナ情勢で暴走するロシア、その「侵略行為」を受けて欧米各国が改めて核抑止力の強化に乗り出した。20年前までのウクライナはロシアとアメリカに次ぐ世界第3の核保有国だった。しかし、1994年に領土と主権が尊重されることを条件に核兵器を放棄することを受け入れた。いわゆるブタペスト合意だ。だが、今回、ロシアはブタペスト合意を踏みにじった」とエリサ―ベト・ブラウ記者が書いていた。同誌は別ページで「ウクライナ東部の本音は『独立したくない』。ビューリサーチが4月に実施した世論調査では、ウクライナ国民の大半が分裂に反対し、現状維持を望んでいるとジョシュア・キーティング記者が書いていた。何が正しいのか。14日朝のワ―ルドニュ-スでも連日ウクライナ情勢を報じている。テレビ漬けで脈略なしにニュースを見ていると完全に洗脳されてしまうから怖い。
13日のNY市場は、小型株、ハイテク株は売られたが、全般買い意欲強く、NYダウは前日比19ドル高、16,715ドルと史上最高値をこの日も更新したと13日付けWSJ紙電子版でTomiKilgore記者が書いていた。10年物米国債利回りは2.657%から2.618%へ下げた。NY外国為替市場では、1ドル=102.23~26円,1ユーロ=140.07~10円で取引された。NY原油{WTI}は1.1%高、バレル101.70ドル、NY金は0.1%安、オンス1,294.60ドルで取引された。14日朝放送の「経済情報」出演のみずほ銀行、岩田浩二氏は「史上最高値更新が続く株高の背景は、先週米議会でイエレンFRB議長の当面ゼロ金利政策を継続するとの発言が相場を支えている。3月米小売りが上方修正されたが、今回発表の4月米売高が0.1%増に止まった。イエレン議長は「住宅の先行にリスを残している。」と発言した。今週発表の4月の米住宅着工件数を注目している。」と話していた。
その他のワ―ルドニュースでは朝8時台放送の韓国KBSでセオル号沈没船事故の際、写されていた動画を元に調査した結果、乗組員の対応が致死罪に該当するかどうかで議論されるだろうとの専門家の見解を紹介していた。フィリピンABS-CBNは南シナ海西沙群島付近でのベトナム艦船中国艦船の衝突事件を詳しく報道していた。日本ではこのところ毎日のようにテレビ画面に流れる地震速報が唯一のリスクかもしれない。警戒を怠れない。(了)
体内時計の仕組みに合わせて薬を処方すれば薬の効き目が高いとの研究結果が発表されたと14日朝5時台放送の英BBCが紹介していた。メラトニンというホルモンは夜中の2時頃が最も活発だ。睡眠を促す。朝6時から8時の間は筋肉を活発に動かす。副腎皮質ホルモンコルチンは朝6時から9時にかけて一気に活発になる。コルチゾ―ルを体内時計に合わせて処方すると副作用が少なくなるなど臨床結果が出ていると紹介していた。ヤフーのブログで体内時計を検索した。人間は一日周期で意識しなくても人は夜になると眠くなる。それはメラトニンの働きによる。メラトニンの分布は10歳がピーク。急激に低下して60を過ぎればほとんどゼロに近い。歳をとれば眠りが浅いのはそのためだなどと書いていた。
話は違うが、近着二ュ―ズウイークは「核なき世界」は見果てぬ夢に」のタイトルで「ウクライナ情勢で暴走するロシア、その「侵略行為」を受けて欧米各国が改めて核抑止力の強化に乗り出した。20年前までのウクライナはロシアとアメリカに次ぐ世界第3の核保有国だった。しかし、1994年に領土と主権が尊重されることを条件に核兵器を放棄することを受け入れた。いわゆるブタペスト合意だ。だが、今回、ロシアはブタペスト合意を踏みにじった」とエリサ―ベト・ブラウ記者が書いていた。同誌は別ページで「ウクライナ東部の本音は『独立したくない』。ビューリサーチが4月に実施した世論調査では、ウクライナ国民の大半が分裂に反対し、現状維持を望んでいるとジョシュア・キーティング記者が書いていた。何が正しいのか。14日朝のワ―ルドニュ-スでも連日ウクライナ情勢を報じている。テレビ漬けで脈略なしにニュースを見ていると完全に洗脳されてしまうから怖い。
13日のNY市場は、小型株、ハイテク株は売られたが、全般買い意欲強く、NYダウは前日比19ドル高、16,715ドルと史上最高値をこの日も更新したと13日付けWSJ紙電子版でTomiKilgore記者が書いていた。10年物米国債利回りは2.657%から2.618%へ下げた。NY外国為替市場では、1ドル=102.23~26円,1ユーロ=140.07~10円で取引された。NY原油{WTI}は1.1%高、バレル101.70ドル、NY金は0.1%安、オンス1,294.60ドルで取引された。14日朝放送の「経済情報」出演のみずほ銀行、岩田浩二氏は「史上最高値更新が続く株高の背景は、先週米議会でイエレンFRB議長の当面ゼロ金利政策を継続するとの発言が相場を支えている。3月米小売りが上方修正されたが、今回発表の4月米売高が0.1%増に止まった。イエレン議長は「住宅の先行にリスを残している。」と発言した。今週発表の4月の米住宅着工件数を注目している。」と話していた。
その他のワ―ルドニュースでは朝8時台放送の韓国KBSでセオル号沈没船事故の際、写されていた動画を元に調査した結果、乗組員の対応が致死罪に該当するかどうかで議論されるだろうとの専門家の見解を紹介していた。フィリピンABS-CBNは南シナ海西沙群島付近でのベトナム艦船中国艦船の衝突事件を詳しく報道していた。日本ではこのところ毎日のようにテレビ画面に流れる地震速報が唯一のリスクかもしれない。警戒を怠れない。(了)
呉善花氏大いに語る
江嵜企画代表・Ken
呉善花氏(拓殖大学国際学部教授)の講演会が5月12日(月)あると聞いて取るものとりあえず会場のNPO法人国際生涯学習文化センターへ楽しみにして出かけた。あいにくの雨模様だったが150人は入るだろう会場はほぼ満席の盛況だった。会場の様子をいつものようにスケッチした。
「来日して30年経ちました。いくつの時だったか言わないようにしています。」とユ―モアたっぷりに話を始めた。「韓国ではわたしは売国奴と呼ばれているのですよ。」と言って又笑いを誘った。午後7時からはじまって質問いれて予定の9時まで正味2時間を堪能した。
「韓国語と日本語では謙譲語を使うことでは共通しています。ところがその中身がまるで反対なのです。」と切り出した。留学してはじめの一年、ある会社を尋ねた。「社長さんにお会いしたい。」と切り出した。受付の女性は「小林は、いま留守にしております。」と言うではないか。
自分の会社の社長さんを呼び捨てにする。なんと野蛮な国なのかとその時正直思った。他人の家を訪問した時、韓国人は脱いだ履物をそのままにする。日本人は向きを反対に揃える。なんとねじ曲がったことをする人間となる。同じ儒教の国でありながら正反対だ。
韓国人は身内でも責任を自分以外に求める。自分が間違ったと決して言はない。韓国は他国から1000回と云わず侵略された歴史がある。相手に責任を求めないと生き残れない。日本は島国であるため外国に侵略された経験がほとんどない。素直に間違いを認めやすい。
日本人は石も神様。木も神様。自然を崇拝する。八百万の神様を信仰する野蛮な国民だ。何も知らない野蛮な日本人に韓国人は文字と仏教を日本に教えてやった。1年目のうわべだけの付き合いの段階から一歩踏み込む2~3年目になると、日本人に対する許し難い感情がむらむらと沸き上がって来る。
その一方で、韓国人は日本ほどいい国はないと心底から認めている。韓国人の日本観光客が反日の中にも関わらず増えている。韓国人は日本で和牛を食べ、温泉に入ることが一番の目的である。日本人は心からもてなしてくれる。日本ほど素晴らしい国はないと思っている。
日本に2~3年生活したあと韓国に帰国、日本を叩いて300万のベストセラーを出したひとの本を読めば、いかに日本という国は、許し難い野蛮な人間の集まりだと書いている。
先日の旅客船転覆事故に関連して言えば、転覆の責任はそもそも船を造った日本にあると言い始めた。日本が救助を申し入れた。朴大統領は断った。日本にだけは頼めない自負がある。韓国国内でその事実は報道されていない。噂で聞いた遺族が政府に文句を言った。政府の回答は、調べて回答するだった。
朴大統領はオバマ大統領との韓米首脳会談で、はじめから終わりまで慰安婦問題を出した。責任は全て日本にある。野蛮な日本人には、何度でも繰り返して教えてやらないと分からない。最近特に慰安婦問題は人権問題として取り上げられるようになり、歴史も過去のいきさつも飛んでしまった。益々日本人はいかに野蛮なひどいことをする国民だとなる。
慰安婦の問題は韓国の女性にとっても厭な話題だ。しかし、最近NY市に「慰安婦通り」と言う名を通りにつけるよう運動をはじめた。日本がいかに野蛮な国だと訴えるためだ。ところが、迷惑なのは町に住む住民だということに韓国人は思いが至らない。NY市は韓国の要求を認めていない。
自分の経験からいえば、来日2~3年までは、全て責任を日本人に求めていた。絶望して日本を飛び出し欧州で2年生活した。日本ほど貧富格差のない国はない。治安がいい。素晴らしい国だと気づいた。
日本に帰化した自分に何ができるかといつも考えている。日本人もどんどん世界に日本の実情を発信して欲しい。日本人はもっと自信を持ってほしい。自分も機会あるごとに発信していきますと講演を結んだ。(了)
(学校で教えてくれない経済学)
ロシア編入をウクライナ東部2州が求めていることを住民投票の結果示したと5月12日付のWSJ紙アジア版はトップで取り上げていた。13日朝放送のワ―ルドニュースではドイツZDF,フランスF2、英BBC,スペインTVE,ロシアRTRがクリミヤ東部2州で11日実施された住民投票の結果90%台の高い投票率でウクライナ政府からの分離独立、ロシアへの編入を求めたと伝えた。13日朝7時台放送の米ABCは「ウクライナ住民投票は問題だらけ。」と指摘した。ドイツZDFは「ウクライナ東部2州はウクライナからの独立を選択した。ロシアは住民の投票結果を尊重すると発表した。EU外相会議とウクライナ暫定政府は住民投票は無効だと発表した。西側はロシアに対してクリミヤ独立に関わった13人とクリミヤの2企業を新たに経済制裁リストに加えた。」と伝えた。フランスF2は「5月25日のウクライナ大統領選挙が予定通り実施されるか疑わしい。」と解説していた。
13日朝放送のワ―ルドニュースではトップは、ナイジエリアでの200数十名の女子学生誘拐事件に関連して、イスラム過激派が撮影したとされる130人の女子学生と見られる映像を米ABC,英BBC,フランスF2はトップで取り上げていた。英BBCはウクライナについて「ロシアラブロフ外相は住民投票の結果を尊重する。併せてウクライナ暫定政権との対話を薦めると語った。ウクライナ暫定政権、トルチノフ首相は住民投票は法的根拠はないと語った。」と短く紹介するに止まった。ところが、ウクライナ住民投票の結果を横目に見ながらも、12日の欧州株式市場はフランクフルト市場1.2%高、パリ0.4%高、ロンドン0.5% 高と軒並み上昇した。欧州株高の流れを受けて、NY株式市場は取引開始早々から値を上げ、NYダウは先週末比112ドル高、0.7% 上げて史上最高値16,695ドルを記録した。
12日付けのWSJ紙電子版でDanStraumpf記者は「NY株式市場では、このところ売られていたハイテク株、小型株含め幅広い銘柄に買い注文が入り、NYダウ、S&P500株価指数共に史上最高値を更新した。」と書いた。NY債券市場では10年物米国債利回りが前週末の2.621%から2.657%へ上昇した。ドルが買われ、1ドル=102.17~19円、1ユーロ=140.56~62円で取引された。NY原油0.6%高、バレル100.60ドル、NY金は0.7% 高、オンス1,296.40ドルで取引された。13日朝放送の「キャッチ!世界の視点」(経済情報)出演の三井住友銀行、山下えつ子氏は「米企業業績堅調、ウクライナでの住民投票がさしたる混乱なく終ったことで安心感が生れた。外国為替市場では株高にも支えられリスクを取る動きからドルが買われた。1~3月期の米GDPは天候の影響で低い伸びに止まったが4~6期は持ち直すとの見方が生れた。」などと解説していた。
その他のワ―ルドニュースではスペインTVEがインド総選挙の開票が全て終わった。出口調査結果では野党人民党優勢でモディ候補がインド大統領に選出されようと報じた。中国CCTVは習主席がトルキスタン大統領を北京に迎え戦略的パートナーと持ち上げた。人民元高、人件費高騰で中国はシルクロード経済圏拡大に布石を打っていると伝えられる。(了)
ロシア編入をウクライナ東部2州が求めていることを住民投票の結果示したと5月12日付のWSJ紙アジア版はトップで取り上げていた。13日朝放送のワ―ルドニュースではドイツZDF,フランスF2、英BBC,スペインTVE,ロシアRTRがクリミヤ東部2州で11日実施された住民投票の結果90%台の高い投票率でウクライナ政府からの分離独立、ロシアへの編入を求めたと伝えた。13日朝7時台放送の米ABCは「ウクライナ住民投票は問題だらけ。」と指摘した。ドイツZDFは「ウクライナ東部2州はウクライナからの独立を選択した。ロシアは住民の投票結果を尊重すると発表した。EU外相会議とウクライナ暫定政府は住民投票は無効だと発表した。西側はロシアに対してクリミヤ独立に関わった13人とクリミヤの2企業を新たに経済制裁リストに加えた。」と伝えた。フランスF2は「5月25日のウクライナ大統領選挙が予定通り実施されるか疑わしい。」と解説していた。
13日朝放送のワ―ルドニュースではトップは、ナイジエリアでの200数十名の女子学生誘拐事件に関連して、イスラム過激派が撮影したとされる130人の女子学生と見られる映像を米ABC,英BBC,フランスF2はトップで取り上げていた。英BBCはウクライナについて「ロシアラブロフ外相は住民投票の結果を尊重する。併せてウクライナ暫定政権との対話を薦めると語った。ウクライナ暫定政権、トルチノフ首相は住民投票は法的根拠はないと語った。」と短く紹介するに止まった。ところが、ウクライナ住民投票の結果を横目に見ながらも、12日の欧州株式市場はフランクフルト市場1.2%高、パリ0.4%高、ロンドン0.5% 高と軒並み上昇した。欧州株高の流れを受けて、NY株式市場は取引開始早々から値を上げ、NYダウは先週末比112ドル高、0.7% 上げて史上最高値16,695ドルを記録した。
12日付けのWSJ紙電子版でDanStraumpf記者は「NY株式市場では、このところ売られていたハイテク株、小型株含め幅広い銘柄に買い注文が入り、NYダウ、S&P500株価指数共に史上最高値を更新した。」と書いた。NY債券市場では10年物米国債利回りが前週末の2.621%から2.657%へ上昇した。ドルが買われ、1ドル=102.17~19円、1ユーロ=140.56~62円で取引された。NY原油0.6%高、バレル100.60ドル、NY金は0.7% 高、オンス1,296.40ドルで取引された。13日朝放送の「キャッチ!世界の視点」(経済情報)出演の三井住友銀行、山下えつ子氏は「米企業業績堅調、ウクライナでの住民投票がさしたる混乱なく終ったことで安心感が生れた。外国為替市場では株高にも支えられリスクを取る動きからドルが買われた。1~3月期の米GDPは天候の影響で低い伸びに止まったが4~6期は持ち直すとの見方が生れた。」などと解説していた。
その他のワ―ルドニュースではスペインTVEがインド総選挙の開票が全て終わった。出口調査結果では野党人民党優勢でモディ候補がインド大統領に選出されようと報じた。中国CCTVは習主席がトルキスタン大統領を北京に迎え戦略的パートナーと持ち上げた。人民元高、人件費高騰で中国はシルクロード経済圏拡大に布石を打っていると伝えられる。(了)