ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

NY株は様子見で小動き、一方、NY為替市場は日銀の長期金利変動幅拡大発表に即反応、一時、1ドル=130円台へドル安・円高(学校で教えてくれない経済学)

2022-12-21 10:00:08 | 経済学
日銀が長期金利の変動幅を従来の±0.25%から同0.50%への拡大を20日日銀政策員会で決定した。20日、NY市場に波及し、NY外為市場では一時、1ドル=130円台までドル安・円高が進んだ。黒田日銀総裁は「利上げではない」と発言したが「日銀は金融引き締めに向けて難しい「出口戦略」の第一歩を踏み出した。」と20日、WSJ紙電子版は伝えた。NY株式市場では、ダウは小幅に上げたが全般は様子見した。20日、NYタイムズ電子版は「ロシアのウクライナ侵攻開始後300日目を迎えた。ゼレンスキー、ウクライナ大統領はウクライナ東部の最前線基地2か所を電撃訪問、ウクライナ兵士を激励した。一方、プーチン露大統領はベラルーシを3年半ぶりに訪問、ロシア・ベラルーシ合同軍事演習を観閲した。」と伝えた。21日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でシンガポールCNAは「中国で新型コロナ感染者が急増しているが死者数は2名と発表した。データを疑問視する声は多い。当局は基礎疾患のある患者はコロナ死亡者に含めていない。解熱剤はじめ薬不足が表面化している。ゼロコロナ政策からウイズコロナ政策への余りに唐突な政策転換に医療現場は十分対応できていない。②北朝鮮は日本の防衛費増額、交戦能力強化で日本は痛い目にあるだろうと警告した。③EU代表団が台湾を訪問、蔡総統と会談、EUの台湾重視を表明した。」と伝えた。ベトナムVTVは「ベトナムの2022年のGDP成長率は7~8%増を予想している。2023年は世界経済がインフレ圧力を受け減少に転じる。つれてベトナムの成長率も鈍化は避けられないと専門家は見ている。」と伝えた。

20日、NY市場でダウは32,849ドル、S&P500は3,821と3ポイント、0.10%高、ナスダックは10,547と1ポイント、0.01%高で取引を終えた。恐怖指数VIXは21.48と4.19%低下、米10年債利回りは3.692%と3.04%上昇した。NY外為市場では日銀の長期金利の誘導幅拡大発表を受けて、1ドル=131.78円 、3.82%安、1ユーロ=139.94円、3.67%安、1英ポンド=160.49円、3.52%安と3主要通貨に対して3%強の円高が進んだ。NY原油(WTI)はバレル76.03ドル、0.78%高、北海ブレントは同79.73ドル、0.05%安で取引。NY金はオンス1,827.70ドルと横ばい。ビットコインは1万6,877ドル、2.66%高で取引された。

21日朝放送の「ワールドニュース」でドイツZDFは「①ドイツでインフルエンザの流行拡大で子供用解熱剤不足が出ている。レンターバッハ保健相は医薬品の50%増を確保すると語った。②ロシアのウクライナ侵攻から300日目を迎えた。ゼレンスキー大統領は東部戦線を訪問、勲章を授与した。③ユダヤ人虐殺コロホースト殺人幇助罪で生き残りの一人の裁判が行われた。④中国でのコロナ感染者数が急拡大で医薬品不足が深刻化している。ワクチン未接種が多い高齢者や持病患者への対応が遅れている。」と伝えた。日本関連では20日、ロイター電子版は「厚生労働省は20日、2022年1~10月累計で新生児数は66万9,031人と前年同期比3万7,827人、4.8%減少したと発表した。残り2か月で同率なら年間で80万割れとなる。80万割れは当初の予想より8年早い。」と伝えた。黒田日銀総裁の記者会見は分りにくい。しかし為替市場は1ドル=130円台へ5円幅のドル安・円高で答えた。(了)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

米利上げ継続で米リセッション入り警戒、NY株値下がり、一方、日本の一人当たり労働生産性は世界で26位とOECDがまとめたと19日発表、生産性が上がらないと日本売りは止まらない

2022-12-20 12:40:21 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


週明け19日、NY市場は米追加利上げにより米リセッション懸念からハイテク株中心に値下がりした。「中国でのゼロコロナ政策からウイズコロナへの唐突な転換もあり治療薬、マスクそのた医療器具、発熱外来の急増に対応しきれていない。北京、上海などで感染者数が急増している。コロナ政策の転換に伴いPCR検査を同時に停止した。そのため感染者数のデータがつかみ切れない。週末16日、上海総合株価指数は3,107ポイントと1.92%安、3営業日連続の下げとなった。銀行はじめ株式取引参加者にも感染者が広がり自宅待機者が増え、取引量低下にもつながっている。香港ハンセン指数も19,352ポイントと0.5%下げた。」と19日、ロイター電子版が伝えた。

19日、NY市場でダウは32,757ドル、162ドル、0.49%安、S&P500は3,817と34ポイント、0.90%安、ナスダックは10,546と159ポイント、1.49%安で取引された。個別銘柄ではナスダックのアマゾンが84.92ドル、3.35%安、メタ・プラットフオームズ、114.48ドル、4.14%安がナスダック下落をリードした。恐怖指数VIXは22.42と0.88%低下、米10年債利回りは3.594%上昇した。NY外為市場では1ドル=136.94円、0.88%高、1ユーロ=145.25円、0.99%高、1英ポンド=166.34 円、0.79%高で対主要通貨での円安が続いた。NY原油『WTI)はバレル75.95ドル、2.0%高、北海ブレントは同80.26ドル、1.56%高で取引された。NY金はオンス1,796.50ドル、0.21%安、ビットコインは1万6,151ドル、0.25%で取引された。

20日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「①19日、カナダ、モントリオールで開かれたCOP15(生物多様性第15回締約国会議)で2030年にかけて陸海それぞれ30%を保全地域として開示する申し合わせで合意した。環境団体は「不十分だ」と反対声明を出した。②テスラのマスクCEOに、ツイッターのユーザー世論調査で57%から退任を要求した。マスク氏は今のところコメントしていない。」と伝えた。シンガポールCNAは「中国でコロナ感染者で2名死者が出たと衛生当局が発表した。北京では火葬待ちの車が何台も待機している。このような数字を誰も信用していないようだ。中国の医薬品は極度に不足している。医薬品輸入が急増している。小中高学校で先週から全てオンライン授業に切り替えられた。上海総合株価が1.92%、香港ハンセン株価が0.5%下落した。11月の中国の輸出は前年同月比8.7%減少、輸入は同10.6%減少した。春節を控えて更なる感染拡大が予測される。」と伝えた。ドイツZDFは「EU委員会は19日、域外からの輸入天然ガスの上限価格を1メガワット当たり180ユーロに設定で合意した。来年2月から実施する。」と伝えた。問題は日本がどう行動するかである。日本では「臭いものに蓋をする」という諺がある。「言はぬが花」という言葉もある。OECDによる日本の一人当たりの労働生産性は81,183ドルと世界で26位と日本生産性本部は19日発表した。欧米との金利差で円が売られると他人のせいにする。己の国の生産性が上がらない限り日本売り(円安)は止まらない。己の身を正すことが先だが、国民の代表たる政治家は口に出して国民を啓蒙して欲しい。(了)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Merry Christmas&Happy NewYear(スケッチ&mコメント)

2022-12-20 10:33:06 | スケッチ


今年最後の日本画教室が17日(土)10時からあった。別添の色紙を猪熊佳子先生の指導で描いた。花の色紙は描いたことはしばしばある。しかし、雪を頂いたもみの木に月を背景にトナカイがサンタクロースを引っ張る構図は初体験だった。

日本画「カトレア」を1年越しで仕上げた。16日(金)からの神戸市高齢者美術作品展に搬入を済ませ、年末挨拶もかねて、横着にも、手ぶらで教室に出かけた。

そんなこともあろうと、先の画材の色紙を用意いただいていたことに、改めて猪熊佳子先生のご高配に感謝した次第である。教室は午前10時半に始まり午後1時に終わる。短時間で仕上げる課題を与えらえた。

扇面は銀箔だった。絵具を解くお皿を裏向けにして色紙の上に置き「月」を象った。色紙の下半分はもみの木。猪熊先生のお手本の色紙を見ながらいつものように描いていく。もみの木の幹を5、6本立てる。順次葉をつけていく。描き上げては上に」又上は上へ上げていく、最後に雪を載せる。

バックの空にはブルーの絵具を薄く溶かした。空の上半分に塗る。銀箔の色紙に薄いブルーを載せると独特の色合いになることを初めて経験した。描いては乾かす。乾かしては色を重ねる。合計で3回色を載せた。空の上半分に色を塗ったあと即下半分を水でぼかす。

次に「月」にかかる。あらかじめ解いていた薄墨色を塗った。薄く塗っては乾かす。また乾かしては色を重ねる。日本画は面倒なので、若い人に限らず敬遠するようだ。先の神戸市高齢者美術作品展でも洋画が圧倒的に多かった。

もみの木は枝と葉を何回も描き込みながら仕上げる。もみの木が乾いたところへ雪を載せる。その都度乾かすことが求められる。限られた時間内での制作の為ドライアーをその都度やむなく使う。自然乾燥がベストであることは論を待たない。

塗った絵が乾いたことを確認したあと、トナカイがサンタを引っ張る様子を猪熊先生の下絵を見ながら写して仕上げとなる。猪熊先生が最後に「雪」を描き込んでくださった。たかが色紙というなかれ。何事もそうだが、自分ひとりではとても仕上げられない。

「時間内に何とか出来ましたね。お孫さんに差し上げて下さい」と猪熊先生から暖かい言葉をいただいた。嬉しかった。

昨日、EXPRESS便で小学4年生の孫に郵送した。最近は普通郵便は3日かかる。EXPRESSは色紙だけならすっぽり入る。520円と高いが、郵送翌日午前中に着く。そろそろ孫の家に届いているかもしれない。

絵を描いていると元気をもらえる。日本画の手ほどきを受けた日本画家の森田りえ子先生、今も教えていただいている猪熊佳子先生にひたすら感謝である。(了)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

米景気悪化懸念して週末、16日、NY株下げる、一方、中国、ゼロコロナからウイズコロナへ転進、2023年はGDP5%台達成目指すかとブルームバーグ電子版(学校で教えてくれない経済学)

2022-12-17 19:56:17 | 経済学
週末16日のNY市場は米景気後退懸念から株価は3指標共に下落した。12月の米製造業サービス部門のPMIが速報値で予想を下回った。同製造業PMI指数が46.2へ低下した。
16日、ダウは32,920ドル、281ドル、0.85%安、S&P500は3,852と43ポイント、1.11%安、ナスダックは10,705と105ポイント、0.97%安で取引を終えた。恐怖指数WIXは22.62と0.92%低下、米10年債利回りは3.448%と1.09%上昇した。NY外為市場では1ドル=136.70円、0.77%安、1ユーロ=144.75 円、1.12%安、」1英ポンド=166.12円、0.97%安で対主要通貨で円安が進んだ。米FRB,ECB(欧州中央銀行),イングランド銀行が揃って0.5%利上げを実施、2023年も利上げ継続を表明したことが円安を支えた。

NY原油(WTI)はバレル74.50ドル、2.12%安、北海ブレントは同79.24ドル、2.43%安で取引を終えた。23年も利上げ継続で世界経済が減速、原油需要に期待が持てないとして売られた。NY金はオンス1,803.00ドル、0.17%高、ビットコインは1万6,573ドル、4.2%値下がりした。暗号資産取引所FTXが16日、日本部門含む4つの事務所売却申し出を破産裁判所に行ったことが材料視された。

17日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「①RMT鉄道組合が大規模ストライキに入った。RMTは年内5%、来年追加4%の賃上げを要求しているが現時点で合意に達していない。②イングランド南部のコンサートホールでダフ屋でチケットを購入した一部の客が会場玄関に突入、多くが将棋倒しになる事件が16日起こった。③ロシアのミサイルのキエフ市内への攻撃で3人死亡多数のけが人が出た。ウクライナ多くの都市で電気、水、暖房もない1,000万が生活している。」と伝えた。シンガポールCNAは「中国で15,16日、中央経済工作会議が開かれ、習主席は「経済の立て直しを優先する」姿勢を鮮明に出した。③ロシア中央銀行は政策金利の7.50%据え置きを決めた。ロシア国内でインフレを抑える狙いがある。」と伝えた。韓国KBSは「①イテウォン事故の犠牲者の四十九日法要が16日営まれた。遺族らは「私たちをずっと記憶してください」と横断幕を張り当局がいまだに責任者を明らかにしないと抗議した。②朝鮮中央通信は15日、北西部のトン・チャンリミサイル実験場で固体燃料エンジンの実験に成功したと伝えた。従来の液体燃料と比べコストが半減できることと移動その他が大幅に改善される。」と伝えた。香港TVBは「香港TVBは「16日、香港の新規感染者数は1万5,756人へわずかに減少した。」と伝えた。16日、WSJ紙電子版でKeith Zhi記者は「中国は成長モードに政策を回帰させ、2023年の目標を5%に置いた。国家発展改革員会」トップの何立峰氏は「コロナ規制を緩和する。不動産業者を支援する。企業家の信頼感の醸成を推進すると明言している。」と伝えた。中国がゼロコロナからウイズコロナへ舵を切った。中国では発熱外来が急増している。下熱剤不足には薬品企業が全力で対応していると上海衛視が伝えた。問題は日本がどう行動するかだ。情報を発信しても一部の方を除き全く反応がない。日本という国が余りにも恵まれ過ぎた弊害として他を慮る気持ちが育たなかったのかもしれない。(了)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「カトレア」10号の絵が神戸市高齢者美術作品展で銅賞いただいました(スケッチ&コメント)

2022-12-17 12:26:59 | スケッチ


日本画部門で「銅賞」を受賞


第57回神戸市高齢者美術作品展(12月16日~19日)に出品した10号の「カトレア」が日本画部門で「銅賞」をいただいた。正直ほっとしている。すべて日本画家、猪熊佳子先生のお陰である。

当会に森田りえ子先生のご指導ではじめて出品した菊二輪がいきなり努力賞を頂いたのは20年前のことだった。数年後、猪熊佳子先生のご指導で描いた「のうぜんかつら」の絵で金賞を頂いた。その後、景色、車内風景などいろいろ自分なりにトライしたが、なぜか、10年以上落選が続いていた。

今年は一度是非描いてみたいと思っていたカトレアの花を画材に選んだ。寅年でもあり、正直気合を入れ直した。バックに猪熊佳子先生のアドバイスもあり金箔を選んだ。絵にインパクトが出た。猪熊佳子先生に「いい絵に仕上がりりました」と言っていただき、大いに勇気をもらった。

何事もそうだが、引き際が大事であることは常に念頭に入れている。みすぼらしい絵など見せられると、たまったものではないからだ。自分自身に気合を入れる。元気でいる間は、絵を描いていきたい。

当会は神戸市、神戸市老人クラブ連合会、神戸市福祉振興会が主催で神戸市社会福祉協議会などが後援している。

日本画、洋画、陶芸,書、写真5部門に分かれている。神戸市在住の60歳以上であれば事務局の規格内であれば参加費なしで誰でも応募できる。

今年は日本画、29点、洋画、105点、陶芸、8点、書、11点、写真、47点が展示されていた。展示件数では日本画が20年前は50点近くあった。漸減を続け今年は29点まで減った。全体の数は減ったが、結構力作が多かった。

日本画で金賞の方は80歳、男性、彼岸花を穏やかなタッチでまとめておられた。銀賞は30号の牡丹の絵で94歳の男性の方だった。絵かあみれば年齢を全く感じさせない。伸び伸びとしたタッチが印象に残った。銅賞はの滝の絵で84歳の男性と同じく84歳の筆者と2名だった。努力賞には白樺を描いた90歳の女性と網敷天満宮を描いた81歳の男性だった。

洋画は50点前後からここへきて急に増えている。今年は105点と会場の半分を洋画が占めた。写真は今年、47点と年々増えてきている。書と陶芸は10点前後で増えも減りもしない状態がずっと続いている。

日本画部門29人を年齢別、男女別にみると70歳代が10人(男性:4、女性:6)80歳代が16人(男性:7、女性、9)、90歳代(男性:2,女性:1)だった。今年始めて60歳代がゼロになった。高齢者作品展の為、一概に言えないが、60歳がゼロになったのは気になる。日本画は面倒くさい。コストもかかる。なにかにつけて手間暇かけることを嫌う昨今の風潮を反映しているのかもしれない。

洋画105人を年齢男女別にみると60歳代12(男:8、女:4)、70歳代61(男:44、女:17),80歳代32(男:20、女:12)、90歳代はゼロだった。印象として力作が多かった。人物画が少ない日本画と比べ洋画は人物画が多かった。

地区別では日本画では,須磨:5、東灘4、灘4,北:4、西;4などとほぼ均衡している。洋画では、須磨10、東灘5,灘:6,北:20,西:21などと北区と西区が圧倒的に多い。

会場で年齢などをメモしながら出品作品をじっくり鑑賞出来た。会場が今年初めて兵庫県民会館に変わった。ゆったりとしたスペースで照明も明るく好印象を受けた。午後遅く訪れたせいもあり、訪れる人も稀で、静かに鑑賞しておられた。(了)





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月米小売り高、予想外に減少でNYダウ一時、900ドル以上値下がり、一方、中国国内でコロナ感染拡大続く。WHOはゼロコロナ反対デモ以前から感染拡大は見られたと発表とシンガポールCNA

2022-12-16 14:12:51 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「11月の米小売り高が11か月ぶりに減少の前月比0.6%減(10月:1.3%増)(予想:0.2%減)、コア指数(ガソリン、自動車除く)が0.2%減(予想:0.1%増)と米商務省が15日、発表した。自動車、家具、建材など9項目で減少した。飲食店は0.9%増と4か月連続で増加、消費者の支出がサービス部門へシフトしている。米小売り高の減少を受けて、15日のNY株式市場でダウは一時前日比900ドル以上値下がりした。一方、ECB(欧州中央銀行)は15日、政策金利を0.5%引き上げ、年2.5%へ、英中央銀行は0.5%利上げ、年3.5%に決定したと発表した。14日には米FRBが0.5%利上げ、年4.5%と発表している。パウエルFRB議長についでラガルドECB総裁も「インフレ率2%の利上げ終了目標に近づいていない。」として追加利上げを示唆した。エコノミストは「米小売りの弱さは2023年も続く。」と見ている。」と15日、ブルームバーグ電子版が伝えた。

15日、NY市場でダウは33,202ドル、764ドル、2.25%安、S&P500は3,894と99ポイント、2.49%安、ナスダックは10,810と360ポイント、3.23%安で取引を終えた。恐怖指数VIXは22.83と7.99%上昇した。米10年債利回りは3.452と1.46%低下した。NY外為市場では1ドル=137.79円、1.72%高、1ユーロ=146.44円、1.25%高、1英ポンド=167.82円、0.26%安で取引された。NY原油(WTI)はバレル76.38ドル、1.16%安、北海ブレントは81.53ドル、1.44%安で取引された。NY金はオンス1,787.20ドル、1.73%安、ビットコインは1万7,394ドルと2.25%安で取引された。

16日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でシンガポールCNAは「①中国国内で新型コロナウイルス感染者数が急拡大している。当局は感染予防から治療重点化に向けて発熱外来への設備を大幅に増大すると発表した。WHO(世界保健機関)は、ゼロコロナ政策反対のデモはゼロコロナ撤廃に向けた転換を助長したことは事実だが、中国国内でのコロナ感染拡大はデモ以前から既に進行していた。」との見解を明らかにした。中国政府は正式には発表していない。②英国で高インフレが収まらない。英国各地で賃上げデモが多発している。③南太平洋諸島のひとつフィジー(Fiji)を巡り中国と米豪など西側との覇権争いが過熱化している。」と伝えた。香港TVBは「新型コロナ感染者数が1万7,110人と最高を記録した。」と伝えた。

ドイツZDFは「15日、ドイツ連邦議会でガス、電気代の上限設定で合意した。年初に実施される。②EU委員会副議長に新たに汚職疑惑が明らかになった。副議長は罷免された。③ロシアによるウクライナへの電力設備に対する手中攻撃で1,000万人以上のウクライナ市民が電気、水のない生活を強いられている。米国による迎撃用ミサイル,パトリオットのウクライナ供与発言に「あらゆる手段を講じて対応する」とロシア大統領報道官は語った。」と伝えた。日本と特に欧米人との比較で特徴的な事を一つ上げろと言われれば、彼我のスピード感の違いではなかろうか。個人差もあろうが反応がないことでは共通している。(了)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

米利上げが2023年も継続とパウエルFRB議長発言のあとNY株下げに転じる、一方、中国のゼロコロナからウイズコロナへの急激な転換で医療現場混乱、

2022-12-15 13:13:39 | 経済学
市民も怖がって北京市内gゴーストタウンとシンガポールCNA (学校で教えてくれない経済学)


「米FRBは13~14日のFOMCの会合でFFレート(政策金利)を0.5%上げ年4.25~4.50%とした。2023年も利上げ継続する。パウエルFRB議長は、会合のあとの記者会見で、来年末に5.1%までの引き上げを示唆した。パウエル議長発言の後、NY市場の3株価指数が共に値下がりした。」と14日、WSJ紙電子版は伝えた。14日、ブルームバーグ電子版は「中国政府がゼロコロナ政策から規制緩和へ切り換えたあとコロナ感染者数が拡大、医療現場のみならず生産現場においても混乱が出はじめた。」と伝えた。14日、NYタイムズ電子版は「①ウクライナによるロシア本土へのドローン攻撃のあとロシア国内の防衛体制が強化されていることが衛星写真で確認された。②英国各地で急激なインフレを受けて賃上げ要求のストライキが多発している。1970年代、ストライキが多発したが、当時、保守党のサッチャー首相は労働党を非難した。今、労働党がスナク保守党を非難している。」と伝えた。

14日、NY市場でダウは33,966ドル、142ドル、0.42%安、S&P500は3,995と24ポイント、0.61%安、ナスダックは11,170と85ポイント、0.76%安で取引を終えた。恐怖指数VIXは21.14へ6.25%低下した。米10年債利回りは3.479へ0.68%低下した。NY外為市場では1ドル=135.33円、1ユーロ=144.46円、1英ポンド=168.05円で小幅の動きで取引された。NY原油(WTI)はバレル77.37ドル、0.08%安、北海ブレントは同82.80ドル、2.63%高で取引された。NY金はオンス1,819.20ドル、0.02%高、ビットコインは1万7,815ドル、0.20%高で取引された。

15日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でドイツZDFは「①中国で新規コロナ感染が急拡大している。特に80歳以上の高齢者の医療施設確保に支障が出て来た。発熱患者で診療施設に長蛇の列が出来ている。PCR検査を停止したことで感染者数の実数把握も難しくなっている。②ドイツ連邦政府はF35戦闘機購入中心に130億ユーロ(約1.9兆円)予算を確保したと国防相は語った。16年間何もしてこなかったとショルツ首相に非難が集中している。」と伝えた。フランス2は「①ロシアによる原発の至近距離弾を受けた住民は恐怖にかられている。特にロシア本土へのドローン攻撃のあとキーウ攻撃が加速化している。②中国のゼロコロナ政策からの転換から1週間経過した。突然の政策転換で市民の戸惑いは大きい。北京では感染を警戒して外出せずゴーストタウンの様相だ。マスク励行とワクチン接種以外打つ手はないのかとの声が市民から出ている。」と伝えた。シンガポールCNAは「中国政府はゼロコロナからウイズコロナへ舵を切った。発熱外来が殺到、一部病院では医療関係者も感染しているので診察に4時間待ちの状態になっている。北京では市民が警戒して家から外に出ない。客も来ないためレストランも開店休業状態だ。」と伝えた。いつものことだが問題は日本がどう行動するかである。鵜呑みにするという言葉がある。鵜が魚を丸呑みするところから来た。①食べ物をかまずに飲み込むこと。②物事の真意をよく理解せず受け入れることと国語辞典にある。国会での例えば岸田首相の答弁でそれは目撃出来る。一般でも幼児からスマホだけをつついて大きくなる人が増えると怖い気がする。(了)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

米11月CPIインフレ率7.1%増と予想以上に低下、NYダウ一時、700ドル高、あと、14日開催の米FOMC開催控えて様子見、小幅高まで反落、NY原油は3営業日続伸(学校で教えてくれない経済学)

2022-12-14 11:19:09 | 経済学
「11月の米消費者物価指数(CPI)が7.1%予想以上に下回ったことを受けて13日、NYダウは一時700ドル以上値上がりした。あと、12,14日開催の米FOMCの会合を見極めようとする動きが出て反落ほぼ100ドル高で取引を終えた。FRB内部では利上げ継続支持のタカ派と利上げ打ち止め支持のハト派で分かれている。」と13日、WSJ紙電子版は伝えた。13日、ブルームバーグ電子版は「①米FOMC会合を前にNY原油(WTI)はバレル75ドルへ3営業日続伸した。②14日、朝発表の日銀短観で製造業指数がプラス7(9月調査:プラス8)と4期連続悪化、非製造業プラス19(前回:プラス14)と3期連続改善した。」と伝えた。13日、FT(フィナンシアル)タイムズ)電子版は米研究機関が核融合エネルギー発電に向けて一歩踏み出したと発表した。②11月の米CPI (インフレ率)が予想外に対価、株価は上昇した。③FTX創設者のバンクマン・フリードが史上最大額の詐欺罪でハバママ警察に起訴された。④香港政府は一部、コロナ規制緩和措置として追跡アプリ制度を停止すると発表した。」と伝えた。

13日、NY株式市場でダウは34,108 ドル、103ドル、0.30%高、S&P500は4,019ポイント、0.73%高、ナスダック、11,256と113ポイント、1.01%高で取引を終えた。恐怖指数VIXは26.91と10.48%低下。米10年債利回りは3.538%と1.13%低下した。NY外為市場では1ドル=135.50円、1ユーロ=144.09円、1英ポンド=167.56円で取引された。NY原油『WTI)はバレル75.25ドル、2.84%高、北海ブレント、同80.41ドル、3.10%高で取引香港高で取引された。

14日、朝放送のNHK/BS[ワールドニュース]でドイツZDFは「EU議会で13日、ハンガリーがミニマム課税15%に同意、EUはハンガリーに財政支援が決まった。EUの法の理念が維持された。ハンガリー財政は破綻寸前の状態に置かれていた。」と伝えた。カタールアルジャジーラは「24の国と地域の会合で13日。10億ドルのウクライナ支援が合意された。ウクライナはロシアのエネルギー施設攻撃で闇と寒さに追い込まれている。」と伝えた。香港TVBは「12月14日から香港政府はアプリ提示義務を廃止すると発表した。本土との規制は継続される。」と伝えた。シンガポールCANは「米韓日3国は北の核の脅威に対抗してあらゆる措置を講じることを確認した。」と伝えた。(了)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

米CPI待ちも米FOMCで0.5%利上げと見て、NYダウ500ドル以上高、一方、中国コロナ規制緩和材料にバンカメ、原油相場反発と予測、規制緩和で北京などで感染者増加の兆しとFT伝える

2022-12-13 13:46:14 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「13日、CPIインフレ統計発表、14,15日、FOMC会合でのパウエル記者会見を控える中、米インフレ鈍化、12月FOMCは4回連続の0.75%から0.5%へ利上げ幅削減と読み、19日、NYダウは500ドル以上、S&P500、ナスダック共小幅値上がりした。米FRBメンバーの中では、2023年は段階的利下げの見方と利上げは十分でないとの見方で分かれている。」と伝えた。19日、ブルームバーグ電子版は「中国政府によるコロナ規制緩和で新たな感染拡大懸念が出ている。一方、中国のコロナ規制緩和がさらに進み、原油需要が拡大する結果、原油WTIはバレル90ドル、北海ブレントは同100ドル超えるとバンク・オブ・アメリカは予測を発表した。」と伝えた。

12日、NY市場でダウは34,005ドル、528ドル、1.58%高、S&P500は3,990と56ポイント、1.43%高、ナスダックは11,706と143と1.43%高で取引された。恐怖指数VIXは
25.00と9.51%上昇、米10年債利回りは3.617%と1.40%上昇した。外為市場では1ドル=137.49円、1ユーロ=144.90 円、1英ポンド=168.67円で取引された。NY原油(WTI)はバレル73.40ドル、北海ブレントで取引された。NY金はオンス1,792.60ドル、ビットコインは1万7,169ドルで取引された。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

[カトレア」の絵が完成しました(スケッチ&コメント)

2022-12-13 11:49:41 | スケッチ

カトレア


「カトレア」の絵が完成した。神戸市高齢者美術作品展(12月16日~19日開催)出展
用の作品である。13日(火)午後2時に会場の兵庫県民会館(078-321-2131)に搬入す
る。

高島屋友の会日本画教室にお世話になって20年強になる。「カトレア」の花を是非描
いてみたいと長年思いながら実現できていなかった。

日本画家、猪熊佳子先生のご指導のお陰でこのたび実現できた。猪熊先生のアドバイ
スもあり今回バックに初めて金箔に挑戦した。

小ぶりの折り紙サイズの金箔紙を特別のヘラで一枚一枚パネルに張る作業から始ま
る。接着剤には膠を多い目の水で薄めて使う。金箔紙は極薄であるため、わずかな息
づかいでも波打つ。文字通り息を殺しての作業となる。金箔張りだけで一日3時間の
「教室」3回分を消化した。

画材の「カトレア」の花は神戸三宮にあるなじみの花屋さんに特別注文した。まだ寒
いころの今年2月末に園芸農家から大輪二輪の鉢植えの花が届いたと電話があり駆け
つけた。

カトレアは特に寒さに弱い。部屋の温度を15℃以上にキープしなさいと花屋さんに注
意されていたが結果的に二度も枯らしてしまった。

そのため実物なしの作画となった。花が元気なうちに丹念に描いていた花のスケッチ
が助けてくれた。猪熊佳子先生から常々指導されているが、初めにしっかり描いてお
くと後が楽だという教えが今回特に生きた。

カトレアは晴れやかな雰囲気の花である。筆使いで花の良さを殺してしまう。色使い
はそれ以上に大事となる。絵具の選択でも猪熊佳子先生のアドバイスに助けられた。

ヤフーのブログで「カトレア」を検索した。中南米原産。アンデス山脈の100~1,500
mに自生している。洋らんの女王と呼ばれる。

「カトレア」の名は収集家で最初の栽培者で花を咲かせたWilliam
Cablleyに因んでつけられた。

「カトレア」の花ことばは「魔力」、「魅惑的」。色別に花言葉が違う。ピンクのカ
トレアの花ことばは「成熟した大人の魅力」と出ていた。

花を描いているといつも元気をもらえる。今回の「カトレア」は初物尽くしだった。
苦労も多かったが思い出深い作品になりそうだ。(了)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする