ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

NY株、ハイテク株高リードで値上り、一方、ウうライナ要望のレオパルド2戦車供与にドイツ「ダンマリ」。日本では国会審議始まる。経済を良くすることが最重要事項。賃上げに知恵を絞って欲しい

2023-01-24 11:09:06 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「米FRBの利上げ減速見込みによるハイテク株高がリードして23日、NY市場でナスダック株は2%値上り、ダウも250ドル超上昇した。」と23日、WSJ紙電子版が伝えた。23日、ブルームバーグ電子版は「マイクロソフトはオープンAIに100億ドル投資すると23日発表した。恩恵を受ける半導体メーカーのエネビネア株が年初来23%値上りした。マイクロソフトはアルファベット、アマゾンとの競合激化で先般従業員10%削減を発表している。無駄なコストは減らす。その一方で将来性ある分野には積極的に投資する。」と伝えた。

23日、NY市場でダウは33,629ドル、254ドル、0.76%高、S&P500は4,019と47ポイント、1.19%高、ナスダックは11,364と 223ポイント、2.01%高で取引を終えた。個別銘柄ではエネビネアが191.93ドル、7.59%高とでナスダック高をリードした。恐怖指数VIXは
19.81と0.20%低下、米10年債利回りは3.525%都1.17%上昇した。NY外為市場では1ドル=130.66円、0.92%高、1ユーロ=142.03円、0.93%高、1英ポンド=161.74円 、0.76%高で取引された。NY原油(WTI)はバレル81.61ドル、0.04%安、北海ブレント、同88.08ドル、0.51%高で取引された。NY金はオンス1,932.50ドル、0.23%高で取引された。ビットコインは2万1,972ドル、1;17%高で取引された。

24日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でドイツZDFは「①ポーランド政府はウクライナにレオパルド2戦車を14台供与したいと公式発表した。輸出国ドイツの許可が必要であるがポーランドは「構はない」の立場である。一方、ウクライナアはドイツに300台のレオパルド2の供給を要請している。14台では対応できない。ドイツ政府への国際的圧力は高まっているが全く反応していない。23日開かれたEU外相会議でドイツは完全に孤立している。②ドイツ国内のコロナ感染者数が1年前の1日当たり2,438人が現在670人まで減った。規制緩和実施の声が大きくなってきているが、専門家はまだコロナパンデミックは終わっていないと発言している。」と伝えた。フランスF2は「年金受給開始年齢2年延長に反対デモが23日から再開される。」と伝えた。カタール、アルジャジーラは「EUはイラン革命防衛隊に対する制裁強化を発表した。イランは猛反発している。」と伝えた。

シンガポールCNAは「今年の春節で新たな現象としてお年玉が紙袋からデジタルお年玉へ移行している。」と伝えた。韓国KBSは「①韓国全土に寒波が襲来した。25日がピークと見られる。ソウルで-13℃、プサンでも-12℃を記録した。②コロナ感染者数が減少傾向にある。マスク義務化を緩和する。③世界的な景気悪化で古紙相場が昨年比50%以上値下がりしている。」と伝えた。香港TVBは「23日の新型コロナ感染者数が一日279人と大幅に減った。春節明けから規制緩和の方向である。専門家は変異株存在で収束していない。」と見ている」と伝えた。国それぞれの動きが見られる。問題は日本である。150日間の国会審議が始った。①子育て支援、②国防費のGDP比2%達成、③コロナ対策④賃上げなどが上がっている。経済を良くすることが最優先事項である。賃上げ実現に智恵を絞って欲しい。(了)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NY株、米FRBの利上げ減速織り込みハイテク株高リードで値上がり、一方、「ドイツレオパルド2戦車のウクライナ供与見送り、ショルツ独首相「ロシアとの戦争エスカレート懸念」と英BBC

2023-01-21 09:52:56 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「グーグル傘下のアルファべットが1.2万人(世界20万人の6%%)の一時解雇を19日、発表した。インフレと世界景気減速に対応した。マイクロソフト、アマゾン、メタが既に発表した人員削減の一連の流れである。」と20日、FT(フィナンシアルアイムズ)電子版が伝えた。20日、ブルームバーグ電子版は「①米フィラデルフィア連銀総裁は次回2月のFOMCで0.25%利上げを再度支持した。ウオーラーFRB理事が0.25%利上げへ減速を支持した。市場は2月FOMCでの0.25%利上げを織り込み株価が反発した。米FRBは3月20日開催の次々回FOMCに向けて協議に入った。②米グーグルが傘下のアルファベットで1.2万人のレイオフを発表した。アルファべット株は5.34%値上がりした。グーグルはデジタル広告の減速、クラウドコンピューターでアマゾン、マイクロソフトに大きく水を開けられている。③米10年国債が売られ利回りが上昇した。ダボス会議の20日のパネルディスカッションで黒田日銀総裁は「(日本のインフレ率4.0%上昇を念頭に)輸入インフレによる一時的な上昇で2月には低下する。今は緩和政策を変更する状況にない。」と語った。」と伝えた。

20日、NY市場でダウは33,375ドル、330ドル、1.00%高、S&P500は73ポイント、1.89%高、ナスダックは11,140と288ポイント、2.66%高で取引を終えた。恐怖指数VIXは19.85と3.27%低下、米10年債利回りは3.481と2.40%上昇した。NY外為市場では1ドル=129.55円、0.89% 高、1ユーロ=140.66円、1.14%高、1英ポンド=160.67円,1.14% 高で取引された。NY原油(WTI)はバレル81.80ドル、1.14%高、北海ブレント、同87.69
ドル、1.78%高で取引された。NY金はオンス1,927.90ドル、0.21%高、ビットコインは 
2万2,316ドル、5.90%高で取引された。

21日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「独戦車レオパルド2のウクライナへの供与が不発に終わった。英国はチャレンジジャー2戦車14台供与する。ドイツは何故レオパルド2戦車供与に慎重なのか。ロシアとの戦争のエスカレートを警戒している。ウクライナは旧式のロシア製戦車を使っている。ゼレンスキー大統領はドイツに300両の戦車を求めた。レオパルド2は欧州全土で2,000台配備されている。ウクライナ東部の地上戦を次の段階に進めるには高性能の戦車が欠かせない。」と伝えた。ドイツZDFは「ビストリウス独防相は「レオパルド2のウクライナへの供与は決めていない。」と語った。ウクライナはロシアがウクライナ侵攻の4日後にドイツにレオパルド2供与を求めていた。ドイツ国防相は今戦車の数を数えていると答えた。いかにバカげた答えか。ショルツ首相は戦争のエスカレートを恐れているからだ。」と伝えた。フランス2は「マクロン仏大統領は2030年度までの7年間の国防予算4,000億ユーロ(56兆円)を発表した。一方、ウクライナはドイツにレオパルド2戦車300台をドイツに要求している。ドイツはゼロ回答のままだ。」と伝えた。日本はどうか。公式統計では戦車を670台保有している。世界で19位と出ていた。28年前の阪神淡路大震災が神戸でも忘却の彼方である。78年前の戦争を体感していない政治家が国を動かす国では家でも学校でも戦車って何?と聞かれても答えられまい。(了)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

総務省は20日、12月の全国消費者物価指数が前月比4.0%上昇と発表した、一方、日本の一人当たり国民所得はOECD38国中で23位、[どうする日本]が問われている(学校で教えてくれない経済学)

2023-01-20 13:10:50 | 経済学
「米景気減速と米企業業績の先行き不透明でNY株は続落した。米FRBトップはインフレ減速は認識している。」と19日、WSJ電子版は伝えた。「①ブレーナードFRB副議長は講演先で「目標2%のインフレ率達成には時間がかかる。利上げ軌道を続ける。」と語ったが「5%超」利上げには触れなかった。1月31日、2月1日のFOMCで0.25%利上げが見込まれる。②ゴールドマンサックスは「中国の2023年、GDPは23年1~3月を3.0%から2.5%へ引き下げ、4~6期は6.8%増と見ている。年間では23年を4.8%増から5.1%増へ2024年では4.9%増を5.0%増へ引き上げた。」と伝えた。一方、20日、ロイター電は「総務省は1月の全国消費者物価指数は4.0%増加した。食料が資材高と円安で増加、エネルギーも円安で増加した。」と発表した。」と伝えた。

19日、NY市場ではダウが33,044ドル、252ドル、0.76%安、S&P500は3,898と30ポイント、0.76%安、ナスダックは10,852と104ポイント、0.96%安で取引を終えた。個別銘柄ではホームデポが310.88ドル、3.96%安、1銘柄でダウを84ポイント押し下げた。恐怖指数VIXは20.52と0.88%上昇、米10年債利回りは3.401と0.05%上昇。NY外為市場では1ドル=128.52円、1ユーロ=139.28円、1英ポンド=159.29円で取引された。NY原油『WTI)はバレル81.02ドル、0.52%高、北海ブレントは86.38ドル、1.65%高で取引された。NY金はオンス1,933.40ドル、0.49%高と買われた。ビットコインは2万1,057ドルと0.08%安、ほぼ横ばいで取引を終えた。

20日、朝放送の英BBCは「①看護師ストがと拡大している。救急車の手配が付かず友だちの車で病院に医届けてもらい助かったと語る様子を伝えた。②ウクライナ軍は東部バスムトで抵抗している。英国はチャレンジャー2の供給を決めた。ドイツはレオパルド2戦車の供給を決めていない。」と伝えた。フランス2は「年金支給開始年齢の2年延長反対でもが120万人に拡大した。」と伝えた。スペインTVEは「サンチエス首相とマクロン仏大統領と18日会談、2国間でエネルギー含めて包括協定曜印、両国関係の連携強化を確認した。サンチエス首相は「EUを空洞化させてはならない。」と語った。」と伝えた。ドイツZDFは「ピストリアス国防相が19日就任した。ドイツを訪れたオースチン米国防長官と非公式会談を行った。ドイツから高性能戦車レオパルド2のウクライナ供給を協議したと見られる。ショルツ首相はまだ決めていない。」と伝えた。ロシアテレビは「18日、ラブロフ露外相はベラルーシのルカシエンコ大統領と会談したあと「EU、NATOは目を覚ますべきだ」と欧米のウクライナへの戦車供給の動きを批判した。」と伝えた。

シンガポールCNAは「インドネシア政府はドイツのBASFとフランス企業連合とEVバッテリー用ニッケル6万7,000トン、コバルト7,000トン2026年目標での開発協定に調印した。」と伝えた。日々世界を様々な情報が氾濫している。日本の一人当たり国民所得はOECD38国中23位だということに目覚めて欲しい。どうする日本が問われている。(了)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

米小売り減など米経済減速データ受けNYダウ600ドル超下げる、一方、独首相、独製戦車レオパルドのウクライナ供与にゼロ回答、ウクライナ、キエフでヘリコプター墜落、内相、地上の子供含め14人死亡

2023-01-19 12:17:34 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「12月米小売り高が前月比1.1%減(予想:0.9%減、11月:0.1%減)、12月米PPI(生産者物価指数)が同0.5%減(予想:0.1%減、11月:0.2%減)、12月米設備稼働率が同78.8%(予想:79.5%、11月:79.4%)と米経済統計が悪化した。米景気減速懸念から18日、NY株は3主要指数共に下落した。②マイクロソフトが売り上げ6年来最低、全雇用の5%の10万人削減とその対策費として12億ドル準備したと18日、発表した。③パーティー用商品老舗のパーティシティが18日、破産申請した。パーティ文化を象徴する企業の経営破綻は利上げとインフレで米経済が勢いを失いつつある証拠の一つである。」と18日、ブルームバーグ電子版が伝えた。

ブルームバーグ電子版は「①ベイジュブック(米地区連銀報告書)は2023年に入り米物価上昇ペースは一段と低下すると予測した。②セントルイス連銀のブラード総裁は「あと少しで景気抑制と呼びうる領域に入る。今はまだその域に達していないと18日、発言した。」と伝えた。18日、ロイター電子版は「IEA(米エネルギー機関)は18日、「中国のコロナ規制解禁で中国経済の再開により2023年の世界の石油需要は年後半から回復に転じ過去最高に達する。」と述べた。」と伝えた。18日、FT(フィナンシアルタイムズ)電子版は「中国経済再開で石油需要が増加する。一部のアナリストはバレル100ドル原油の再来を予測した。②ウクライナ、キエフ近郊の幼稚園近くにヘリコプターが18日、墜落した。14人の死亡が確認された。同機に乗っていたウクライナ内相、他の内務省高官2名と幼稚園児含む3人の子供が死亡した。事故なのかその他あらゆる方面から墜落原因を調べている。」と伝えた。

18日、NY市場でダウは33,296ドル、613ドル、1.81%安、S&P500は3,928と62ポイント、1.56%安、ナスダックは10,957と138ポイント、1.24%安で取引を終えた。個別銘柄ではマクドナルドが266.04ドル、2.94%安、1銘柄でダウを53ポイント押し下げた。恐怖指数VIXは20.34と5.06%上昇、米10年債利回りは3.373%と4.57%低下した。NY外為市場では1ドル=128.80円、1ユーロ=139.01円、1英ポンド=159.00 円で取引された。NY原油(WTI)はバレル79.14ドル、北海ブレント、同84.60ドルと9営業日振りに小幅反落した。NY金はオンス1,906.30 ドルと横ばい。ビットコインは2万736ドルへ1.87% 反落した。「暗号資産販売のジェネシスが18日、破産申請した」とロイター電が伝えた。

19日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でドイツZDFは「ダボス会議出席のショルツ独首相は独製戦車レオパルドのウクライナ供与を聞かれたがゼロ回答だった。ドイツ国内ではロシアを刺激しNATO対ロシアの全面戦争を回避したい意向となぜウクライナを支援しないのかと世論は二分している。」と伝えた。英BBCは「看護士組合が待遇改善を求めてストライキに入った。緊急手術以外は対応していない病院が増加した。」と伝えた。フランスF2は「年金取得開始2年先延ばし法案に反対デモで交通機関が麻痺状態」と伝えた。情報氾濫する中でどうする日本が日々試されている。健康第一で乗り切りたい。(了)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NYダウはゴールドマン株下落で値下り、ナスダックはテスラ反発がリードで小幅高、NY原油、中国コロナ規制緩和で8営業日続伸、中国の人口が61年振りに減少に転じた、

2023-01-18 11:02:47 | 経済学
ウクライナは戦車待ち(学校で教えてくれない経済学)


「NY市場で17日、米大手銀行の10~12月決算が予想を下回り株下落でダウは下げた。②中国国家統計局は17日、中国の2022年人口が14億1,175万人、前年比85万減と61年振りに減少に転じた。中国の人口動態の変化は中期的に中国の構造変化をたらすだろう。一方、中国政府は2022年のGDPは前年比3%。コロナ感染者の隔離政策を撤廃により2023年のGDPは回復する見通しと発表した。」と17日、WSJ紙電子版が伝えた。17日、ブルームバーグ電子版は「①ゴールドマンサックスの10~12月、収入減で業績が予測に未達で株価が大幅値下がりした。②原油相場が中国のゼロコロナ政策撤廃で原油需要回復期待から8営業日続伸、バレル80ドル台まで戻した。」と伝えた。17日、NYタイムズ電子版は「中国人口が61年振りに減少に転じた。中国の今後の動きに注目したい。」と伝えた。

17日、NYダウは33,910ドル、381ドル、1.14%安、S&P500は3,990と8ポイント、0.20%安、ナスダックは11,095と15ポイント、0.14%高で取引を終えた。個別銘柄ではゴールドマンサックスが349.92ドル、6.41%安、1銘柄でダウを158ポイント押し下げた。一方、ナスダックではテスラが131.49ドル、7.43%高とナスダック高をリードした。1月の中国でのコロナ規制緩和で販売台数増加と米国での値下げ効果が出たとロイター電子版が伝えた。

恐怖指数VIXは19.36と0.67%低下、米10年債利回りは3.549と1.09%上昇した。NY外為市場では1ドル=128.16円、0.22%高、1ユーロ=138.29円、0.01%安、英ポンド=157.49円、0.67%高で取引された。NY原油(WTI)はバレル81.19ドル、1.34%高、北海ブレントは同86.54ドル、2.45%高で取引された。17日発表のOPEC月報で「2023年の中国の石油需要がゼロコロナ政策撤廃と財政政策発動により日量223万バレル、前年比2.2%増加する。世界景気は減速するが中国需要回復で世界の石油需要は日量222バレル、2.2%増加する」とレポートしたとロイター電は伝えた。NY金はオンス1,911.00ドル、0.56%安、一方、ビットコインは1万1,322ドルへ0.70%高で取引された。

18日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「①英国が2035年からガソリン車廃止計画に暗雲。英国のEVバッテリ―企業が中国系企業1社になったからだ。②英国のインフレ率が2ケタに対して賃金が伸びない。75万人規模のストライキが予定されている。③ウクライナ軍は東部戦線で旧式の戦車のためロシアの攻勢に対応できない。英国からのチャレンジャー2供与が無ければ膠着状態のままだとウクライナ兵は語った。」と伝えた。シンガポールCNAは「①ベトナムの国家主席が汚職事件で辞職した。任期途中での辞職は異例。②中国の人口が1961年以降はじめて減少した。結婚の価値観の変化が背景にある。16~59歳の1人口の比率が10年前は70%が62%に減った。出生率の低下と高齢化が急激に進み、中国も日本、韓国と同じ道を歩むことになった。」と伝えた。日本では経団連が17日「ベアを前向きに検討する」と発表した。どうする経営者。懐が寒いと元気が出ない。(了)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第9回日展 日本画会場風景(スケッチ&コメント)

2023-01-16 11:26:42 | スケッチ

画・江嵜 健一郎


第9回日展が1月20日まで京都市京セラ美術館で開かれている。猪熊佳子先生が会場に出られる日の11日(水)を12日(木)と勘違いしたため行けず、わざわざ郵送いただいた招待券で15日(土)訪問、日本画(110点)、洋画(64点)、彫刻(57点)などの会場を堪能した。

日本画会場入るなり特徴ある猪熊佳子先生の絵だとすぐに分かった。タイトルは「木霊~銀の雫」、「無鑑査」と出ていた。

右隣に並んでいた特選2点、左2点の作品を入れて会場の様子をスケッチした。

帰宅後調べた「日展資料」に「作者の言葉」として以下あった。「取材地は屋久島。白谷雲水峡の苔の森。水分をたっぷり含んだ苔は生命の源です。あらゆる種の緑色が木漏れ日にかすかに輝いていた。」とあった。

苔の形や色が微妙に違う様子が丹念に描き込まれており、強く印象に残った。絵に描かれた小鹿の目と目が合ってしまう。見ていて温もり感じた。絵を見てほっとする。それが猪熊佳子画伯の人気の秘密かもしれない。

「日展資料」に隣2点の「特選」の理由として「白い時代」(画:大西健太)には「画面の上方に子供を配した動きのある構成と独自の感性を豊かに描いた。」とあった。

隣に並んだ「生生」(画:今村市良)の絵には「作者の命を見つめる眼差しと生きる姿勢が丹念に描き込れている。おぼろげな筆致がやわらかく強くじわりと生を問いかける。」と出ていた。

説明を聞いても、素人の分際では、分かりにくい。出点数の多さには圧倒されたが他の日本画にも分かりにくい絵が多かった。洋画の会場では人物画を多く見られたので楽しかった。花の絵は日本画も洋画も少なかった。

第9回「日展」は神戸にも巡回予定と会場の掲示板に出ていた。(了)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NY株、米インフレ増加率低下で2月米FOMCで0.25%利上げに向けてティー・アップとWSJ電子版、一方、意味不明の発言を繰り返す日銀をしり目にNY外為市場で一時、1ドル=127.46円

2023-01-14 12:32:32 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「12月の米インフレ増加率低下のデータを受けて、2月の米FOMCで0.25%利上げへ上げ幅減速に向けて米FRBはティーアップ(tee up)に入った。同日発表のミシガン大消費者マインド調査でガソリン相場の下落で消費者心理の改善が示された。米失業保険申請件数が3週続けて低下した。失業率が低位で推移していることも消費者心理を支えている。14日、NY株は続伸した。」と14日、WSJ紙電子版が伝えた。

14日、ブルームバーグ電子版は「12月の米CPI(消費者物価指数)が6.5%増と6か月連続で増加率が低下した。米FRBは利上げ減速を探る展開に入った。18日(水)に米PPI(生産者物価指数)と米地区連銀景況を伝えるベージュブックが発表となる。1月16~20日にダボス会議が開かれる。一方、Ⅰ7,18日に日銀の政策決定会合が開かれる。14日、NY外為市場で日銀がよりタカ派的に向かうとの思惑から一時、1ドル=127.46円までドル安・円高が進んだ。16日(月)はキング牧師休日でNY市場は休場となる。」と伝えた。

14日、NYタイムズ電子版トップに「バイデン米大統領、岸田首相と会談、日本との安全保障協力を一層進めることで合意した。」と伝えた。14日、ロイター電子版は「①中国国家移民管理局長官は14日、1月8日~12日期間、一日平均で49万人が国内外へ旅行した』と発表した。②ロシア国防相は14日、ウクライナ東部のソレダをロシア軍が完全掌握した。」と発表した。)と伝えた。

14日、NY市場でダウは34,302ドル、112ドル、0.33%高、S&P500は3,999と15ポイント、1.40%高、ナスダックは11,079と78ポイント、0.71%高で取引を終えた。個別銘柄ではゴールドマンサックスが374.00ドル、1.10%高、ダウを26押し上げ、モルガンチェ―ス、143.01ドル、2,52%高、ダウを23押し上げた。恐怖指数VIXは18.35と2.55%低下、米10年債券利回りは3.498%と1.48%上昇した。一時、3.418%まで低下した。NY外為市場で1ドル=127.87円、1ユーロ=138.50円 、1英ポンド=156.44円 で取引された。NY原油(WTI)はバレル80.07ドル、北海ブレントは85.44ドルで取引された。NY金はオンス1,923.00ドル、1.27%高と続伸した。利回り低下で金利のつかない金相場に見直し買いが継続している。中国が1月8日にコロナ規制を緩和したと銅相場も値上りに転じた。ビットコインは1万9,852.30ドルと5.33%高で取引された。

15日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でフランス2は「中国でコロナによる死者が30万を超えたとの情報もあるが実態は不透明である。ワクチン接種率は低い。集団免疫達成を待っているとの観測もある。火葬場での滞在時間は30分が現在は10分に短縮されたとコロナ死亡者の家族は話す。」と伝え隠し撮りの映像を流していた。いつものことだが問題は日本である。失礼を顧みず言えば日銀の黒田総裁は意味不明の発言を繰り返しておられる。ここ数日の外為市場での動きは、どうする日銀が今正に問われている証であろう。(了) 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

米12月インフレ率6.5%増、6月連続で伸び率低下、市場は年内利上げ停止観測、一方、米FRBは5%超利上げ継続でチキン戦争とWSJ紙、ロシアとベラルーシとの軍事演習警戒とアルジャジーラ

2023-01-13 13:24:23 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「バイデン米大統領のデラウエアの自宅で新に機密文書が発見された。バイデン氏に痛手となる。」と12日、WP(ワシントンポスト紙)電子版トップで伝えた。12日、WSJ紙電子版で「①法務省はバイデン機密文書本格捜査にハー特別検察官を任命した。②12月の米インフレ率が6.5%増、6か月連続で伸び率が低下した。エネルギー・食品除くコア指数は5.7%増だった。ガス価格の値下がりがCPI指数を押し下げた。FRBと市場との間でチキン戦争(Chikenhalk)を展開している。」と伝えた。12日、ブルームバーグ電子版は「12月のCPI(個人消費支出)が6.5%増と市場予測とどんぴしゃりだった。米FRBは当惑している。米FRBは5%超まで利上げ継続のスタンスを変えていない。一方、市場は1月31日、2月1日の次回米FOMCで0.25%幅利下げを予測、さらに次々回の3月会合で利上げ見送りの可能性を示唆している。一部は年後半の早い時期に利下げに転じると見ている。」と伝えた。12日、FT(フィナンシアルタイムズ)電子版は「①12月、米インフレ率が6月連続で伸び率が低下、ここ1年で最低の6.5%増だった。同日発表の先週末まで1週間の米失業保険申請件数がここ3か月で最低を記録した。米労働需給タイト継続を裏付けた。②ゴールドマンサックスがコスト削減目的で3,000人規模の大幅人員整理を発表した。」と伝えた。

13日、ロイター電子版は「新発10年物国債が売られ利回りが0.53%と日銀が設定した0.5%上限を超えた。日銀は1月17日、18日に政策決定会合を予定している。市場は日銀が上限なしで債券を買う「日銀オペ」を早ければ7月にも中止するとの観測も出て来た。13日、東京外為市場で一時、1ドル=128円台までドル安・円高が進んだ。」と伝えた。

12日、NY市場でダウは34,189ドル、216ドル、0.64%高、S&P500は3,983と13ポイント、0.34%高、ナスダックは11,001と69ポイント、0.64%高で取引を終えた。個別銘柄ではボーイングが214.32ドルと3.02%高、1銘柄でダウを41ポイント押し上げた。恐怖指数VIXは18.83へ10.72%低下した。米10年物債券利回りは3.458%まで低下した。NY外為市場では1ドル=129.03円で取引された。一時、1ドル=128.64円まであった。1ユーロ=140.10円、1英ポンド=157.60円で取引された。NY原油(WTI)はバレル78.37ドル、北海ブレント、同83.82ドルで取引された。NY金はオンス1,901.00ドルと1,900ドル台を回復した。ビットコインは1万8,723ドルで取引された。

13日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でドイツZDFは「ウクライナ東部、ロシア占拠地域とウクライナが奪還した地域の境界線での戦闘が激化している。ポーランドがウクライナにドイツがポーランドに供与した戦車を供給すると発表した。ドイツがポーランド大統領の要求に応じるのは時間の問題と見られる。」と伝えた。アルジャジーラは「新に露参謀総長就任のゲラシモフ氏がベラルーシとロシアとの演習に参加した。ロシアとロシア支配地域軍との演習の3週間後の昨2月24日にロシアはウクライナに侵攻した。」と伝えた。問題は常に日本がどうするかである。日本人の体質が改めて試される日々が続く。(了)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カサブランカの絵を色紙に描きました(スケッチ&コメント)

2023-01-12 20:59:52 | スケッチ

画・江嵜 健一郎


今年最初の日本画教室が1月7日(土)にスタートした。ただ、昨年一年かけて「カトレア」の絵を描いたあと今年の画題が決まらないまま、絵の具、膠、胡粉に筆などの道具と色紙を持参して教室に出かけた。

幸いにも教室の仲間のお一人が手持ちしておられたカサブランカの写真をお借りしてスケッチした。

教室は朝10時半から午後1時で終わる。その日の朝書き物をしていて20分近く遅刻した。時間内にとりあえずスケッチを一枚描き上げた。色紙に描きたいと、猪熊佳子先生に伝えると「主役は二枚の花。」ですと画用紙の裏に〇を2つぽん、ぽんと描かれた。そして「色紙一杯に2つの花を大きく描きなさい。」とアドバイスいただいた。

なにもかもつい描き込もうとしてしまう。よく見て、丁寧に描くことは大事なことだが「何を描きたいかがより大切だ。」と猪熊佳子先生からいつも指導される。

色紙は扇面と円面の二種類手持ちしていた。扇面より円面の方が納まりがいい感じがして花を主役にして自宅で仕上げた。

余談ながら昨年末から新年に入った分もいれて10枚ほど干支の色紙を描いた。いままで例になく多かった。
ただ漫然と絵を描くのとどなたに差し上げるかを頭に置いて描いた絵は確かに違う。

今年年女ですとお聞きした友だちのHさんに年末に描いてお送りした。あとでなんと神棚に供えていただいているとお聞きして感激した。ウサギさんも喜んでいるに違いないと思っている。

今年年男の方がお二人おられた。その内のお一人は当欄でもお馴染みの先年奥様をなくされた作家のSさんである。奥様のお仏壇にならべて飾っていただいているとお聞きした。

カサブランカに話を戻す。いつものようにヤフーのお世話になる。

カサブランカはユリの女王と呼ばれる。花ことばは「高貴」、「純粋」、「無垢」、「威厳」、「祝福」、「壮大な美しさ」、「雄大な愛」、「甘美」とあった。

白ユリを聖母マリアに捧げられたという神話がある。純潔のシンボルとされる。カサブランカは日本のユリを原種として改良された。

カサブランカは文字通り白い家。白と決まっている。色がつくと厳密にいえばカサブランカではないとあった。(了)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NY株、12日発表のインフレ指数CPIを見越して値上り、一方、ロシアのウクライナ攻撃激化、中国政府は、韓国、日本2国へ、トランジットビザ発給停止を追加発表(学校で教えてくれない経済学)

2023-01-12 12:13:48 | 経済学
「12日発表の米インフレ指数PI統計待ちの中、大方は米景気減速で時間給の伸び率低下、2月1日の米FOMCでは0.25%の利上げと読み、11日のNY株は値上がりした。NY外為市場ではユーロが対ドルで買われた。」と11日ロイター電子版が伝えた。一方、「中国政府は韓国と日本からの中国入国ビザ発給停止に加えて中国経由で第三国へ移行するトランジットビザ発給も併せ停止すると発表した。」と12日、朝放送のNHK/BS[ワールドニュース]で韓国KBSが伝えた。シンガポールCNAは「岸田首相はスナク英首相と11日会談した。日英で英国軍と自衛隊の訓練をし易くする「円滑化協定」に欧州として初めての協定に署名した。日本と英国の関係は1613年に遡る。日英関係は新たな段階を迎えることになる。」と伝えた。ドイツZDFは「プーチン露大統領は3月前就任した総司令官を解任、新たにゲラシモフ参謀長を指名した。ロシアはウクライナ東部、基点都市ソレダール攻撃を激化している。ドイツは地上戦用に不可欠な戦車のウクライナ供与を既に決めている。」と伝えた。

11日、NY市場でダウは33,973ドル、268ドル、0.80%高、S&P500葉3,969と50ポイント、1.28%高、ナスダックは10,931と189ポイント、1.76%高で取引を終えた。恐怖指数VIXは21.09と2.48%上昇、米0年債利回りは3.543%へ2.10%低下した。NY外為市場では1ドル=132.23円、1ユーロ=142.33円、1英ポンド=160;73円と対主要通貨で円が買われた。NY原油(WTI)はバレル77.66ドル、北海ブレントは同82.96ドルで取引された。NY金はオンス1,880.30ドル、ビットコインは1万7,573ドルで取引された。

12日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でその他の放送は以下の通り。英BBCは「救急車労働組合が待遇改善、救急隊員増加支援を英政府に求めてストライキを実施している。組合側は重症患者への救急車出動は行っていなりと発表した。」と伝えた。フランス2は「①年金支給開始年齢を64歳へ2歳遅らせることを政府は発表した。現行制度のままだと赤字が増えると政府は説明した。昨年末からフランスは暖冬で電気消費量が減り、フランスの電気輸出量が前年比8%増加した。電気料金値上げで節約が進んだことも影響した。」と伝えた。スペインTVEは「①看護師、医療関係者による季節手当支給要求ストにより病院で診察に数時間待たされる状況が続いている。②前大統領ボルソナロ支持派による襲撃事件関連容疑者300人が逮捕された。」と伝えた。中国CCTVは「中国は1月8日から海外渡航関係国は安全を保証と世界経済に貢献していると国務院は発表した。国内ではコロナ感染者への対応を徹底している。特に高齢者への配慮が欠かせない。デパート,公園、市場など人が多く集まる場所には特別ガイダンスリストを配布し対応している。」と伝えた。「朝令暮改」という言葉がある。原典は「漢書」にある。中国は昨12月初めまでゼロコロ政策だった。2023年1月8日から出入国規制解除に切替えた。中国は韓国と日本2国にのみビザ制度を強化した。欧米諸国への揺さぶりが狙いとみられる。「どうする日本」がまた試される。(了)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする