思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

安倍首相の決意表明。「日本を取り戻す」ためのわが闘争。

2013-11-08 | 社会批評

 わたし安倍晋三は、

よき日本人を育てる教育改革に取り組んでいます。

 

 日本男児は、

靖国神社と伊勢神宮への参拝を欠かさず、

自衛隊を改めた国防軍の活動に貢献し、

皇室を尊重し、天皇陛下を敬い、

国を愛し、国に尽くすことが大切です。
 

 わが党の標語【日本を取り戻す】というのは、そのような教育改革を基礎とします。

明治の誇り高い日本と日本人を「取り戻す」には、いま再び、「富国強兵」政策が実行に移されなくてはなりません。必要なのは、強い経済と強い軍隊です。

 わたしが尊敬する思想家で友人である八木秀次氏を政府の教育改革委員にしたのは、彼が、「明治憲法」を高く評価し(『明治憲法の思想』・PHP新書)、皇室と天皇陛下のもとにあるわが国体を尊重し、「裸の個人」という架空の存在を基準とする欧米のつくった人権思想に異議を唱え(『反人権宣言』ちくま新書)、「日本人は日本の常識に戻るべき」と強く主張しているからです。

  欧米の「社会契約論」(人民主権の徹底)は、天皇陛下を中心としてまとまるわが日本国の国柄とは矛盾するので、現憲法は全面的に改定する必要があるのです。
自民党の憲法草案から「個人」という言葉をすべて削除し、憲法前文に「わが国は天皇を頂く国家である」としたのは、敗戦によって失われたわが国の国体を回復するためです。

 日本人は、何よりも先に「日本人である」という自覚と誇りを持たねばならず、そのためには、明治からの古きよき伝統に添う人材の育成が不可欠です。教育を抜本的に変えることは最重要な政策なのです。

 今回の「特定秘密保護法案」の制定は、スパイ活動のみならず、日本の国体に従わない悪しき市民主義者たちの活動を合法的に制限し、取り締まるためにも必須の法案です。そのために、36もの「その他」という文言を入れました。政府や警察の判断でどのようにも使える、というのがこの法案の優れた点です。

  


  以上は、安倍首相が書いた文章ではなく、私が安倍首相の心になって書いたものです。

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 面白い! (トント)2013-11-09 21:43:18

初コメです。
面白かったので思わず投稿しました。

日々政権与党の人たちの発言や政策を見ているとどうも違和感がありました。
どうにもこうにも変な感じがするのです。
さらに言うなら、方針や発言の真意が読めないのです。

が、なんかこのブログを読んで妙に納得してしまいました。
この考え方、口には出しませんが、心の中で思っていることは確実でしょう。
たぶん安倍総理以外にも。

恥ずかしながら、たった今気付いたところです。

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ありがとうございます。 (タケセン=武田康弘)

2013-11-11 09:44:57
戦後、国連が起草し各国が承認した「世界人権宣言」(ルーズベルト夫人が苦労してつくった)を欧米中心主義として否定する思想家が、安倍首相の尊敬する友人で、政府の教育改革を担う八木秀次という高崎経済大学の教授です。
彼は天皇主義者ですので、現政府関係者のお里が知れます。恐ろしい世の中になったものです。明治憲法への郷愁。

トントさん、よいコメントありがとうございました。

 

 

 

 

コメント (2)
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