思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

コンパクトデジカメで撮った太陽ー黒点までよく写っている。

2013-11-19 | 趣味

 

夏にこどもたちと式根島キャンプ(第38回)に行ったとき、薄雲を通して沈みゆく太陽を撮りましたが、黒点までよく写っています。

超望遠付きのコンパクトデジカメ(キャノンSH50HSー実売価格3万数千円)は、従来の常識を破るもので面白い!月面クレーターもかなりの分解能で綺麗に写ります。

データは、35mm換算で1200mm f6.5 1/400秒 iso 80  7月31日 18時30分。

周辺のギザギザは、大気のゆらぎです。

 

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      武田 康弘 このおもちゃみたいなデジカメは、24mm広角から1200mmまで(フルサイズ換算)という滅茶苦茶なズームなのですが、あんまり安いので、今年はじめ面白半分に買ったのです。
       しかし、このカメラは常識破りの高画質(超望遠領域)で、デジタルズームの2400mmでもクリアーでした(驚)。
       もちろん、同じコンパクトでも、7月から愛用しているフルサイズのコンパクト(ソニーRXー1R)と同一画角(35mm準広角)で比べるわけにはいきませんーいくらなんでも25万円の単焦点フルサイズカメラとの比較は無理ですが、望遠領域では目を疑う描写で、色収差もないのにはただ呆れるばかりなり。親友で大型フィルムカメラ(4×5や8×10)の専門家も、このカメラでわたしの撮った月面を見て「仰天」していました。
       もちろん、木星のガリレオ衛星は一番内側を回る「イオ」まで難なく写りますし、わたしはまだ試みていませんが、土星の輪まで写るようです。
       デシタルカメラの急速な進歩で、従来の常識はすっかり変わってしまいました。わたしは、昔(30年以上前ですから大昔!)『天文ガイド』などの雑誌に月面や惑星面の写真を載せていましたが(口径21センチの反射望遠鏡による)、現在のアマチュア写真のレベルは、天文台の職員が青くなるほど凄いもので、今は彼らの技術に口あんぐりです。
       また、星野撮影も超高感度のおかげで30秒~1分ほどの露出で驚くほど写ります。星団や星雲まで固定で(電動の赤道儀で追尾しなくとも)写ってしまうのは、拍子抜け。
       昔はふつうの人にはまったく撮れなかった写真が、手軽に(こどもでも)撮れる時代になりました。なんとも。
       これからは、ますます、何を?どのように?撮るかという撮り手のセンスと思想が試されます(恐っ)。
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