水の国・日本にふさわしい「民主共和党」
わたしは、小学生(文京区立誠之小学校)の時に、ふつうに「正しい」ことが言われない自分の国はなんか変だな、と思い、先生に頼んで「政治クラブ」をつくってもらいましたが、それから50数年が経った一昨年に、ついに政党を立ち上げました(笑)。2017年の秋にフェイス・ブックで【バーチャル政党・水の国=日本にふさわしい「民主共和党」】をつくったのです。一円の費用もかからず、労力も時間もかからないので、できました。1年数カ月たち党員?は250名を超えましたが、超ミニです。参加者は、自由にいろいろ投稿しています。出入り自由ですし、利害損得がないので、活発に議論が行われますし、党首?であるわたしへの異論・反論も出て、活気ある楽しい場です。
以下は、そのコピーです。
民主政を前に進める共和政、瑞々しい「水の国=日本」にふさわしい人間に優しく平等な国へ~~~~~
まず、首相のほかに【大統領】(日本の顔=元首で政治権力は持たない・ただし、首相の国会解散を拒否する権利をもつ)を選ぶ。
ふさわしいのは学問・芸術に通じた品格の高い人ー例えば石橋湛山(哲学者・経済学者・ジャーナリストで55代総理大臣。美濃部亮吉(豊かな学識をもち東京都知事を務めた品格のある人)。※高野岩三郎(戦前に東大教授を辞して大原社会問題研究所所長・戦後に改組されたNHKの初代会長。庶民派にして高潔)。大原孫三郎(中国電力やクラレの創始者で白樺派の同伴者ー心優しい博識の実業家)のような人。
国旗は「日の丸」が候補。国歌は「さくら」(日本古謡)が候補。国花もさくらなので、ピッタリと思う。共に国民の自由な議論で決まります。
元号は個人で自由に。役所と公共機関では、世界歴(西暦)を使用する(今の元号の義務付けは不合理で間違いが生じやすいので。例えば、パブロ・ピカソ1881年~1973年、棟方志功 明治36年~昭和50年ではとても困ります)。
天皇家は、ほんとうの住まいである京都御所に。江戸城は、江戸公園として国民みなに開放。
天皇は、国事行為は行わず、文化的行為と国際交流を行い、基本的人権が保障される(いま天皇がしている国事行為は大統領が行う)。
簡単ですが、骨子です。この線で市民憲法案も出さねば、です。
なにはともあれ、、オープンに共和制の意味や意義について語られる状況を生みだすことは、とてもよいこと、大事なことです。大きなタブーがあることは、ひどく不健康ですからね。
細かな話はともかく、みなが、明治維新政府によってつくらた水戸学に基づく「明治天皇制=国体思想=靖国思想=国家神道」の国家カルト的な精神風土から解放されて自由になることは、何より大切な「はじめの一歩」と思っています。
集団同調でもなければドライな強権でもなく、水の国=日本にふさわしいしなやかで自由な共和政治って、いいでしょ~~~
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ここには記載しませんでしたが、日本の初代大統領としては、優しさと強さを併せ持つ人、明晰で品位の高い人、国際感覚に優れた人が適していますので、わたしは、官邸の圧力で降板させられるまではNHKの顔だった国谷裕子(くにや ひろこ)さんを推します。
大切なのは、古代と近代では「国の形」が根本的に異なることの自覚です。民主政治の国では、主権者はわたしでありあなたです。市民精神をもつ国民によって現実政治はつくられるのであり、古代のような「祭政一致」ではありません。宗教や儀式と現実政治は次元を異にするものであり、混同させれば、大元から民主制(政)は崩れて神聖政治になってしまいます。天皇家の私事である宗教儀礼を税金で行い、政治と絡めてはいけません。次期天皇となる浩宮(ひろのみや)さんの弟、礼宮(あやのみや)さんの言う通りです。それでは、明仁さんも忌み嫌う明治維新がつくった国体思想(戦前の思想)に戻ってしまいます。
武田康弘