思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

アメリカに脅されて日本は中国敵視政策を進める。愚かで危険な属国政府を批判することは主権者の義務です。

2023-08-08 | 社会批評


(吉田松陰)

対中国ということで、アメリカ政府と軍の要請で、武器を2倍も購入する。沖縄をミサイル基地にして、防衛に努める!?


中国は、歴史的に日本を攻めていません。思想の国の中国にそのような思想がないからです。

逆に日本は、日清戦争を仕掛け、満州国をつくり、中国を支配を行ないました。明治維新を支えた水戸学に基づく吉田松陰思想は、「中国をはじめ、近隣諸国を植民地にすべき」との思想をもったからです。韓国併合も松陰思想により、天皇直属の直轄地としたのです。

長い歴史で中国は日本の最大の恩人でしたが、中国敵視政策は、恩を仇で返す最悪の思想で、許し難いものです。
尖閣諸島にしても、日本の領土ではないことは明白で、敗戦時日本海軍No2で、台湾州のトップも務めていた福田良三さんが明言しています。

わざわざ日本の方から状況を悪化させ、戦争にもっていこう=米軍の先兵となる戦争を準備しようという考えは、右翼も左翼も反対しなければなりません。

なぜ、日本政府はこれほどまでに愚かなのか、ほんとうに懲りない戦争屋が幅を利かす日本政府(=米国と米軍の支配下の勢力)は、最低の存在というほかなく、日本に住む人みなを奈落の底に突き落としかねません。有権者は、反対の声を上げ、反対する政党(数はととえも少ないですが)を応援する義務がある、わたしは強く思います。

中国敵視とは逆に、中国融和、中国と仲良くの政策に変えなければいけません。それが日本の徳と得をうむのです。簡明な話しです。


武田康弘(元参議員行政監視委員会調査室客員調査員・国会所属の官僚に、哲学と日本国憲法の哲学的土台を講義)



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