きょうは、シベリウスの生誕150年。誕生日です。
シベリウスの独自の世界は、フィンランドの自然から霊感を得たといわれますが、実感します。
今年3月には、芸術劇場(池袋)でフィンランドの作曲家で指揮者のサロネン指揮・フィルハーモニー(英)の声を失うほど美しい演奏を聴きましたが、いま、CDでヤルヴィ指揮 エーテポリ交響楽団で「タピオラ」を聴き、深い感動でいっぱい。ドイツ音楽とは和声(色模様)もリズム(心身の律動)も異なり、実演でブラームスとベートヴェンの前後に二曲聴いたとき、わあ、世界が違う!と思いました。
大型装置でフルボリューム=音の洪水です。真空管アンプの低歪化回路(NF)を外して聴くと、まるで生演奏のような音です。とても満足。余計なことをせず「生のまま」がよいですね~~。暮れには、みなさまにお聞かせする会を設けます。
武田