イスラム国へ行く直前、後藤健二さんは、大竹まことさんのインタビュー番組に出演しています。
そこでの22分30秒、後藤さんは、自身の体験談を交えて、明快に中東情勢を説明しています。
とくに後半10分間は聞き逃せない内容です。
最後の2分間で、安倍首相の発言次第で重大な変化が起きる、と示唆しています。
殺害された意味がわかると同時に、日本がテロ対象国になったのが、安倍首相の思想・政策・発言にあることが明瞭に分かります。
https://www.youtube.com/watch?v=voxwOoyt-NI
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「日本が、例えば安倍さんが、国連などでアメリカの空爆を支持するなどと言えば、日本も(欧米の)同盟国と思われて、今、日本人の方がたはいろんなところに旅行など行っていますけども、これから「テロ」や誘拐に気をつけなくちゃならなくなる。」(後藤健二)
必聴です。
武田康弘
ゴールデンラジオ:2014年9月24日放送にて、後藤健二氏の発言
(20分30秒より)
後藤健二:
たとえばここで日本が、アメリカの空爆を支持する。安倍さんがたとえばこれから国連でやる演説の中で、もうそこまで具体的に言ったりなんかしたら、もう日本も同じ同盟国と見られて、いろんなところに旅行に行っている日本の方々が、テロとか誘拐とか、そういうのに気をつけないといけない。それがひとつのバロメーターになると思いますね。
大竹まこと:
イスラム国の人は、他の国の人が軍事とか関係なく?
後藤健二:
そうですね。もうすでにアルジェリアで、「イスラム国の思想を支持する」と言って、一般のフランス人を捕まえているという事件が起きています。そういう思想の広がりというのがイスラム国のものすごい強みだと思いますね。それが日本に及んでこないということは誰も言えない、と思います。
当日、安倍首相は、エジプトのシシ大統領の前で、アメリカの空爆を支持した。
首相「空爆でイスラム国壊滅を」 エジプト大統領と会談 (2014/9/24)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDE24H0A_U4A920C1EAF000/
【ニューヨーク=永沢毅】安倍晋三首相は23日午後(日本時間24日朝)、エジプトのシシ大統領と会談し、米軍による過激派「イスラム国」掃討を目的としたシリア領内での空爆について「国際秩序全体の脅威であるイスラム国が弱体化し、壊滅につながることを期待する」と述べた。大統領は「国際的な努力は支持したい」と応じた。