思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

首相の親友の加計さんに獣医学部を新設させる。そのために暗躍した人物を文科省の大臣とする。安倍一族の国家の私物化に拍手を送りましょう。写真付き

2019-09-15 | 社会批評

 どんどん安倍体制が強固となり、共産圏に似てきたわが日本ですが、マスコミの安倍忖度の凄さには、唖然呆然で、ああ、なんと人のいい(気弱な)人たちなのだろう、と思ってしまいます(「これほど異様な民主政国家は見たことがない」ニューヨークタイムス東京支局長)。

 いや、マスコミに誘導されているとはいえ、日本人全体がひ弱なのですね。権力には従順で、韓国や中国を悪者にして溜飲を下げる=ストレス解消をするのが精一杯のおじさんたち、否、若者たちも(呆)



 中年世代が、自ら進んで「安倍万歳!国家万歳!」というネトウヨと呼ばれる存在になり下がっているのには、呆れ返ります。真正右翼の方(明治維新が破壊してしまった日本ほんらいの伝統を重んじる方)、ガツンと言ってやってください。
 大阪の「日本会議」代表で、安倍首相万歳=教育勅語万歳(天皇教)だった篭池夫妻も、今は、その思想と行為の間違いを反省し懺悔して、新たな道を歩みだしています。夫人がFBを始め、いろいろと書いています。みなさんもいい加減に目覚めなければ恥ずかしいです。

 それにしても、首相の親友(首相と近親者ー祖父は共に岸信介との情報もあるが確証はない)の加計孝太郎さんに獣医学部を新設させるために、文科省を抑えるために特区を新設してまで頑張った安倍首相、その影武者=萩生田光一(元加計学園大学の客員教授)をなんと文部科学大臣にするとは!!さすがに権力万全の安倍晋三、すばらしい快挙で、天晴れ! 保守政治家を名のる立憲民主の枝野さんはなめられっぱなしです。警戒しているは、ただ一人、山本太郎でしょう。世論調査でれいわは、国民も公明も共産も抜いて第3党です。発足半年足らず、2名の参議院議員しかいない政党なりたてのれいわの支持率は驚異ですが、官邸には脅威と映ります。NHKも忖度してテレビ出演させない方向で動いているようですが、もしそうなれば、日本も共産圏のようです。


以下は、今朝の東京新聞です。前文科省トップ(事務次官)の前川喜平さんが書いています。


 

5年半前2014年4月7日の加計学園親睦会(高輪で行われた「花見の会」)の写真です。



この2014年の集合写真は、いかに安倍家と加計家が親しい間柄か(首相と加計幸太郎さんの祖父は岸信介との情報もありますが確認できません)をよく見せてくれます。また、政権と加計学園の距離の近さも分かります。

安倍首相の母の洋子さん、夫人の昭恵さん、首相の実弟=岸信夫 夫人の香子さん、
加計幸太郎の母と、夫人の泰代さん、夫人の母の浜田マキ子さん、
首相の親友で、当時の文部科学省大臣の下村博文夫人の今日子さん、役者が揃い踏みです。
ーー安倍昭恵さんと下村今日子さんは、ともに加計学園で働いていましたーー

安倍首相は「獣医学部新設で、加計さんが名乗りを上げているとは知らなかったー知ったのは平成29年1月のこと」と国会で話していましたが、
それを信じられる人はいないでしょう。ちなみに平成29年は2017年です。


自信満々、強気の安倍首相は、それゆれに墓穴を掘ることになるのでは? いろいろ
証拠がありすぎです。国家の私物化を平然と行う総理大臣とは恐れ入りますが、森友の時も、公費で夫人に秘書を5名(常設は2名で官僚)もつけて、夫人は私人と閣議決定したのですから、もう言葉もありません。私人である夫人に公費で秘書(省庁から派遣)をつけたのでは、公金横領になりますが、知らん顔でした。デタラメ内閣です。




武田康弘(元参議院行政監視委員会調査室・客員調査員)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
«  縁を自覚しない人生は、平板... | トップ | 第九の歌詞の意味(ベートー... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

社会批評」カテゴリの最新記事