現代の生ける偉人=中村医師は、アフガニスタンで「神」のように尊敬されています。
愚かな日本政府の人々よ、自民党や右派の政治家たちよ、心して聞きなさい!
彼は、誰よりも何よりも、アフガニスタンの大勢の命を救うことで、同時に日本と日本人に貢献しているのです。
日本政府からは1円の援助も受けず、その奇跡のような大事業を為し続けています。
戦前の「日本主義」にとらわれた人々よ、いい加減に目を覚ましたらどうですか!
深い感動なくして中村医師の言葉を読むことはできないはずです。
武田康弘(元参議院行政監視委員会調査室客員調査員 国会職員に哲学と憲法の哲学的土台を講義)
http://www.magazine9.jp/interv/tetsu/tetsu.php
(太字・色字は、武田による)
中村
それでも、いまでもほかの国に比べたら、日本への感情はとても親しいものです。この感情を大事にしなければならないと思うんです。湾岸戦争のときに、「日本は血も汗も流さずお金だけばら撒いて、しかも国際社会から何の感謝もされなかった。それが、トラウマになっている」なんて、自民党の議員さんたちはよく言うようですけど、なんでそんなことがトラウマになるんですか。「お金の使い方が間違っていた」と言うのならいいのですが、「もっと血と汗を流せ」という方向へ行って、とうとうイラクへは自衛隊まで派遣してしまった。僕は、これはとても大きな転回点だったと思っています。
これまでは、海外に軍事力を派遣しない、ということが日本の最大の国際貢献だったはずなのに、とうとうそれを破ってしまったんです。これは、戦争協力ですよね。そんなお金があるんだったら、福祉だの農業復興だの何だの、ほかに使い道はいくらでもあるというのに。
ほんとうにそうですね。お金をどのように使うか、国際貢献とか国際援助とかいうのなら、最初に中村さんがおっしゃったように、まず「生存」のために使うべきですよね。
日本は、軍事力を用いない分野での貢献や援助を果たすべきなんです。現地で活動していると、力の虚しさ、というのがほんとうに身に沁みます。銃で押さえ込めば、銃で反撃されます。当たり前のことです。でも、ようやく流れ始めた用水路を、誰が破壊しますか。緑色に復活した農地に、誰が爆弾を撃ち込みたいと思いますか。それを造ったのが日本人だと分かれば、少し失われた親日感情はすぐに戻ってきます。それが、ほんとうの外交じゃないかと、僕は確信しているんですが。
9条は、僕らの活動を支えてくれる
リアルで大きな力
そう言えば、雑誌『SIGHT』(07年1月)のインタビューで、「9条がリアルで大きな力だったという現実。これはもっと知られるべきなんじゃないか」とおっしゃっていましたね。
そうなんですよ。ほんとうにそうなんです。僕は憲法9条なんて、特に意識したことはなかった。でもね、向こうに行って、9条がバックボーンとして僕らの活動を支えていてくれる、これが我々を守ってきてくれたんだな、という実感がありますよ。体で感じた想いですよ。
その体で実感した9条を手放すことには、どうしても納得できない。
具体的に、リアルに、何よりも物理的に、僕らを守ってくれているものを、なんで手放す必要があるんでしょうか。危険だと言われる地域で活動していると、その9条のありがたさをつくづく感じるんです。日本は、その9条にのっとった行動をしてきた。だから、アフガンでも中東でも、いまでも親近感を持たれている。これを外交の基礎にするべきだと、僕は強く思います。
お話を伺って、中村さんたちの活動は、それこそ「ノーベル平和賞」に十分に値するものじゃないかと、とても強く感じました。これからも、ほんとうにお体や健康にお気をつけて、素晴らしい活動をお続けください。
本日は、長時間、ほんとうにありがとうございました。はい、こちらこそありがとうございました。第2期用水路建設に向けて、もっと日焼けしてきます(笑)。
最も解りやすく、子供にも解る憲法。
負の連鎖を止める事が出来るのは、被爆国である日本だけかも知れません!!
武器を造る事も、身を守る道具にする事も、最も野蛮な事だと思います。
真の平和、平等、
石油とダイヤモンドが採れるところに平和は来ない!!なんて、言葉を打ち壊す時が来たのではないでしょうか!?
今起こっている蛮行に対して、何もせず行動を起こさないでいいのでしょうか?
医療貢献も勿論大切なのは承知ですが、その原因と成っているテロ集団へのアクションこそ
大切だと思います。
9条によって中村氏はじめペシャワール会が政府や反政府組織から守られているというのであれば、なぜ伊藤氏は殺害されたのですか?
テロ集団へのアクションが大切と言う意味は?
テロをする人々が少なるなるようなアクションのことならその通りですが、
軍事的な行動と言う意味なら、結果が悪化することはアメリカなどの行為が実証済みです。
なお、いまの世界情勢では「親米者」へのテロがなくなることはありえませんから、日本は出来るだけ巻き込まれないようにすることが必要です。わざわざ標的となるような言動は厳禁です。徳も得もありません。
名無しさん、
この悲劇の原因は、2003年から2008年までイラクへの自衛隊派兵を行ったことによるイスラム圏の人々の心の大きな変化にあることは、中村さんも高遠さんも語っている通りです。このblogの高遠さんの記事もお読みください。
ただ 憲法9条があるから危険地域でも他の欧米系活動家より安全に活動出来たというのは 極論すぎでは無いでしょうか? 確かに憲法9条が安全を担保している要因の一端を担っていたかも知れませんが アフガンの人たちに信頼された一番の理由は中村医師が宗教観や政治観などに左右されず純粋に人道支援活動を長年続けたからだと思います。
ただ 残念なのは 憲法9条を過信し過ぎだと感じる様な発言をたまに見かける事 またそれを自民や安倍総理批判の道具として利用されている事かな
湾岸戦争の資金提供や自衛隊の海外派遣で危険度が増したと言われるが それでも数十年間活動出来ているのは何故? 世界情勢は年々変化しているのに日本だけが憲法9条神話を称えるだで本当に安全なのでしょうか? 自民や安倍総理批判もいいけど 民主政権時 南スーダンへの自衛隊PKO派遣決めた事も批判しないと ただのアンチ自民ブログにしかならないでしょ
しかし、ただの、ではありません(笑)
「気宇壮大なブログ」で、世界を変えます。
アンチ自民は、当然の前提に過ぎず、〈新しい文化=生き方〉を生み出す思想と実践と共にあるblogです。
普通のおじさん、内から湧き上がるエロースの生をぜひ共に。何歳からでも遅いということはありません。