思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

レンブラント「夜警」 フェルメール「牛乳を注ぐ女」 オランダ絵画にみる民主主義の勝利

2014-10-23 | 学芸

 



レンブラント 「夜警」

2014年10月17日「東京新聞」夕刊

 

下は、フェルメールの「牛乳を注ぐ女」

フェルメールの静謐で純粋な美。
静かで強い。実に美しい絵画の主題は、ふつうであることが「偉大」な女性たち。王でも貴族でも宗教者でもない。
われわれが目がけるべき民主的な社会を象徴していると言えるでしょう。

対象も描き方も大きく異なる二人の画家、レンブラントとフェルメールは、共にオランダ人で、かつ同時代人。民主制を象徴する見事な美の世界!


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1 コメント

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一方・・・ (清水幸太郎)
2014-10-28 23:29:02
オランダの残念なところは人種差別主義が色濃く残るところでしょうか。かつてインドネシアを搾取し苛烈を極める植民地政策を行っていたところ、日本軍によって解放されたことを恨みに思い日本人捕虜に対して報復ともとれるヒドイ仕打ちをした。また日本が敗戦した途端、インドネシアを再び植民地化しようと目論みましたが日本が育てたインドネシア民兵達は残った日本兵たちと共にこれを退けた。未だにインドネシアと日本に対してインドネシアにおけるオランダ資産を賠償しろと言ってくるのはいかがなものかと思う。(日本は韓国に対して資産を放棄しただけでなく経済協力金まで支払っているのとは対照的)。進歩的なところもあるだけに実に残念です。
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