「君が代」は明治天皇に捧げられた歌で、天皇賛歌ですので、天皇家の人々は歌いません。また、現天皇の明仁さんは、東京都教育委員(当時)の将棋指し米長邦雄さんに対して、「強制にならないように」と釘を刺しました。
明治天皇賛歌は、そのまま天皇家の歌にしておけばよいものを、1999年に法律で国歌としてしまったために、日本国民の不幸の種になりました。「桜」か「故郷」を国歌にしておけば、このような不幸は起こらなかったのです。
それは、さておき、15年戦争のシンボルにまでなってしまった「君が代」(これは天皇家にとっても迷惑)に拒絶反応をもつ教職員の思想・信条を「条例」で縛るという愚行(「憲法」および「世界人権宣言」に反する行為)を防ぐために、良識人の一代表である堺屋太一さんにはぜひ頑張ってもらいたいと思います。大阪改革のための委員を引き受けられたのですから、よろしくお願いします。
わたしが橋下さんの教育思想を真正面から批判すると彼は頑なになるでしょうから、近くにいる堺屋太一さんが意見するのが最善だと思います。
武田康弘
大間違いですね。
天皇に捧げるなら、「大君の御代」としないと敬語表現として、不敬極まりない。
こういう勘違いを基準に批判しているから、おかしなことになります。
歌詞は、よく知られるように古今和歌集のものです。したがって不敬になどなりようがありません。これは、詠人知らずとなっていますが、実は、九州王朝の賛歌であることを古田武彦さんが突き止めました(糸島・博多湾岸には、細石(さざれいし)神社、コケムスメ
神、千代まちがあります)。
その歌詞に曲をつけて明治天皇に献上(公に演奏)したのが、1880年の11月3日の天皇誕生日でした。