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★さちゅりこん――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

【告知】「第一次戦後派文学」を読む―埴谷雄高「死霊」篇【ホラー】

2013-12-09 10:31:21 | 文学
http://www.kagawa-u.ac.jp/lifelong/lecture/2013/koki.pdf


「「第一次戦後派文学」を読む―埴谷雄高「死霊」篇」
12/24(火)~ 2/ 4(火)10:00~12:00
場所:香川大学生涯学習研究センター

……「死霊」を読みます……ウシシシシ


絨毯を敷いて、そこに小さい紫檀の机を据え

2013-12-09 10:24:08 | 文学


そこで廊下から西洋風の戸口を通って書斎へはいると、そこは板の間で、もとは西洋風の家具が置いてあったのかもしれぬが、漱石は椅子とか卓子とか書き物机とかのような西洋家具を置かず、中央よりやや西寄りのところに絨毯を敷いて、そこに小さい紫檀の机を据え、すわって仕事をしていたらしい。

――和辻哲郎「漱石の人物」