人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

みんなつながっている

2014-11-01 16:44:49 | 詩的文章
全てをあなたにお任せします

あなたの示されるどんなものも受け入れます

こうして僕は生ける現存に全てを委ねて、人生の裏側へと導かれた

何か透明なバリアーのようなものを与えられ、僕をガードしてくれた

これが無いと僕はどこかへ吹っ飛ばされて、二度と戻ってこれないような気がした

すっかり頭も体も持っていかれてしまったが、このガードを通して伝わるものがあった

僕の中身は完全に入れ替わってしまったのか、

今までの僕は傍らへと追いやられ、とんでもないものに主体が移っていった

すると…突然信じられないような地殻変動が起こり、辺り全部が持ち上がった

とてつもない上昇気流、あるいは火山噴火…

瞬く間に竜巻のような巨大な柱が天と地をつなぎ合わせた

まるで天地創造を見ているかのように

いや、これは僕自身の天地事始めなのか

失われた記憶の蘇りと共に、僕自身に新天新地が開示されたのか

この天の御柱は初めも終わりも無いのだ

次第にその柱から無数の枝が葡萄状をなして無辺に広がりを見せた

その一つ一つの葡萄はまた無数の枝をのばしていた

全てはつながっているのだ…

全ての永遠なる命、全ての有機的結合

無量寿光,無辺光

僕はこの縦の無限のつながりと横の無限のつながりの交点にいるらしい

そしてこのバリアーの中はどうやら僕だけの至聖所らしい

何人もここへ立ち入ることは出来ない

僕の過去、現在、未来の全ての人生がここに刻印されている

誰も僕自身の代わりは出来ないのだ

僕があなたの代わりになれないように…

物みなはそれぞれの窓から無量寿、無辺の光を映し出す

多様にして一なるものの調和体

世界は困難に満ち、人生は過酷かも知れない

だが全てうまくいっている

みんなあの命の源につながっているから…





















コメント
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