人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

愛の代償

2017-09-12 16:14:24 | 
僕は自分が好きなもの、欲しいものは大概のものは手に入れてきた
自分が何に惹かれるということがハッキリあって、他のものは眼中に無いからだろう
自分が惹かれるもの、好きなもの...それはもう徹底している
妥協など許されないi
人が、世の中が、煽るようなものにおもねる訳にゃいかないi
だけど...君のことは ...
好きで好きでたまらないのに ...何故?
思いが募り、焦がれるほど、君は遠ざかって行く
僕は一体、影を追い求めているのか
頭の中のストーリーばかりを思い描いているだけなのか
君はモノじゃないから手に入れようというのが間違っているのか
いいや...僕の方が君を遠ざけていたんだ
遠ざけることばかりしてきた
イロイロと目移りがしてしょうがない
毎日毎日、毎瞬毎瞬、違う顔
妥協に次ぐ妥協
ああ ...なんという情念の浪費
つくづくイヤになる、このサガ...
もう、男にゃ生まれたくない
でも...男じゃなけりゃ君を好きになれない
こんなこととても言えた義理じゃないけれど...
ずっと一番好きだったのは、君のことだった...ホントだよ...

何と愛想のつきる話なんだろう...
この代償は...実らぬ愛...
30代で"もう、愛だの恋だのって年じゃない"と言ってる者も居たが、
僕は年甲斐もなく、今もときめいてしまう
何と愛想のつきる話なんだろう...
どんなに僕がそれを踏みにじってきたとしても、
初めの愛を裏切ってきたとしても、
僕はいつも愛を求めてきた
一番惹かれるものは、一番弱いもの、苦しいものの中にある
そこは、常に希求と幻滅とに引き裂かされていた
最愛のものは手に入らないのかもしれない
最愛のものは、自分がそこに落ちるしかないのだろう
僕はそのために生まれてきたのだろうか
それに預かるには、別のものと引き換えなければならなかったのだろうか ...
愛の代償...

コメント
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