まだまだ時間はたっぷりあると思っていたが...
"明日があるさ"、と毎日思い続けているうち...ついに来てしまったi
もう、今日しかないi
今日出来なかったら、どうなる?
死んじゃうのか? 世界が終わってしまうのか?
その最後の日に、こんなことで一日中追われなきゃならないなんて...
もう、死にたいよi
バカバカしい...もう、ヤメた、ヤメたi...
忘れもしない、中3の夏休みの最後の日のことです。
溜まっていた宿題をやりかけてはすぐ手につかない状態で、一日中そんなことばかり考えていて、結局いくつかあった宿題をほとんどクリアすることが出来ず、諦めて寝ることにしたのでした。もう夜が開けて、外が明るくなり始めていました。
"担任の先生からは、たんまり怒られるなあ...クラスの連中からはヤイの、ヤイの言われるなあ...しかし、そんなこた、死んじゃったり、世界が滅亡することに比べたら全くどおってこたないi"
この諦めた時の、あの頭の中に絡まっていたものが解かれ、何かが突き抜けていった感じを今でも覚えています。
"何で折角の夏休みなのに、こんな宿題だか宿業を背負い込まされなきゃならないのか?"...そういうの、他にも沢山あるでしょ?
やらなきゃならないこと、やらされること...
"出来なかったら、やらなかったらどうなるってんだよおi"...別にどおってことなかったりして?
実際に...そんな私は寝不足でふらふらしてはいましたが、何となくサバサバした気持ちで教室に入り...宿題の話に当然なって、先生は怒りを通り越して、呆れてしまったのか、さほど激しく叱責はされなかったのです。別にどおってことなかったのです。
ただ、"他の課題はいいから自由研究だけは、何が何でもやるようにi"、と厳しく言い渡されたのでした。
私は先生がそう言われる道理、というか自由研究の意味を初めて理解出来た感じがして、その2学期の初日1日かけて苦にするどころか、(好きな東京の河川のことをノートに図を交えて好きなこと書いただけでしたが)、割りと楽しく遂行出来たのでした。
何しろ自由研究なのですからね。夏休みはこうでなきゃいけないi
こういうことならもっと熱心に着手すべきだったなあ、と後悔もしました。
ともあれ、夏休み最後の日、諦めたことから、やりたくないこと、自ずとやりたくなること、こういうことが他人の眼を意識する(そうなると、どおってこたないことが生死に関わる一大事にも思えてくる)でなしに、自分自身のこととして知らされたのでした。
諦めるとは、自ずと考えることから離れるということです。諦めることで開かれることもあるのです。
もう最後、後がない、と追い込まれてしまうので、諦められるのです。といっても、8月31日だろうと9月1日だろうと、同じように日が上り、朝が開けるんだから、全くどおってことありません...。
"明日があるさ"、と毎日思い続けているうち...ついに来てしまったi
もう、今日しかないi
今日出来なかったら、どうなる?
死んじゃうのか? 世界が終わってしまうのか?
その最後の日に、こんなことで一日中追われなきゃならないなんて...
もう、死にたいよi
バカバカしい...もう、ヤメた、ヤメたi...
忘れもしない、中3の夏休みの最後の日のことです。
溜まっていた宿題をやりかけてはすぐ手につかない状態で、一日中そんなことばかり考えていて、結局いくつかあった宿題をほとんどクリアすることが出来ず、諦めて寝ることにしたのでした。もう夜が開けて、外が明るくなり始めていました。
"担任の先生からは、たんまり怒られるなあ...クラスの連中からはヤイの、ヤイの言われるなあ...しかし、そんなこた、死んじゃったり、世界が滅亡することに比べたら全くどおってこたないi"
この諦めた時の、あの頭の中に絡まっていたものが解かれ、何かが突き抜けていった感じを今でも覚えています。
"何で折角の夏休みなのに、こんな宿題だか宿業を背負い込まされなきゃならないのか?"...そういうの、他にも沢山あるでしょ?
やらなきゃならないこと、やらされること...
"出来なかったら、やらなかったらどうなるってんだよおi"...別にどおってことなかったりして?
実際に...そんな私は寝不足でふらふらしてはいましたが、何となくサバサバした気持ちで教室に入り...宿題の話に当然なって、先生は怒りを通り越して、呆れてしまったのか、さほど激しく叱責はされなかったのです。別にどおってことなかったのです。
ただ、"他の課題はいいから自由研究だけは、何が何でもやるようにi"、と厳しく言い渡されたのでした。
私は先生がそう言われる道理、というか自由研究の意味を初めて理解出来た感じがして、その2学期の初日1日かけて苦にするどころか、(好きな東京の河川のことをノートに図を交えて好きなこと書いただけでしたが)、割りと楽しく遂行出来たのでした。
何しろ自由研究なのですからね。夏休みはこうでなきゃいけないi
こういうことならもっと熱心に着手すべきだったなあ、と後悔もしました。
ともあれ、夏休み最後の日、諦めたことから、やりたくないこと、自ずとやりたくなること、こういうことが他人の眼を意識する(そうなると、どおってこたないことが生死に関わる一大事にも思えてくる)でなしに、自分自身のこととして知らされたのでした。
諦めるとは、自ずと考えることから離れるということです。諦めることで開かれることもあるのです。
もう最後、後がない、と追い込まれてしまうので、諦められるのです。といっても、8月31日だろうと9月1日だろうと、同じように日が上り、朝が開けるんだから、全くどおってことありません...。