人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

喜びも悲しみも

2020-10-01 11:48:59 | 雑感
カラッとした秋晴れの、とある東京下町のはずれで...

"ああ、気持ちいいなあ...こういう日はいいツキも回ってくるものなんだ...
日向はまだ暑い...空気が乾燥してるせいか、急にノドが乾いてきた...自動販売機はっ?、と...無いi
何で?...ここは大東京やぞi、それ以外の地方都市たあ、訳がちゃうんやぞi、三分歩かないうちに自販機が、ってのが当たり前とちゃうんか?
て、何で関西弁やねん?...怒ってるからやi(大阪人なんか三分おきに怒ってるぞi)...しかし、全然見当たらんではないかi おまけにこの歩道ときたら、中途半端に工事ほったらかしにして、ボコボコじゃんi 歩くだけで疲れるわ...と、五分以上歩いて、やっとめっけた自販機i
し、しっかし...万冊しか無いではないかi あ"ーっ、何で今日に限って金持ちなんだよ、くそっi ノド乾いた、疲れた...さらに五分歩いて...あったi コンビニが...これでどうにか今日のツキは持ちそう...と、ペットボトルのコーヒー飲みながら凸凹道を戻ってたら...段差につまづいて、コーヒーがおじゃんに...あ"ー、全く今日は何て日だ、やってられるかi...
おい、そこのお前、何笑ってんだよi 、人の不幸がそんなに面白いか?こっちの悲劇は、そっちの喜劇って訳か...くそっi..."

ひゃははは...だって面白いじゃありませんか、人のことってーのは...特に、普段は何でも"意識を向けたら、ぱっと幸福が降りてくる..."みたいなこと言っている、この男の実態を見てたら笑わずに居られるかってんですよi(ほとんど実話i)
ホントに喜劇と悲劇ってのは隣り合わせのものだと思いますね。
喜びの中に悲しみがあり、逆も又...それが人生ってものなのでしょう。
"いつも楽しく、明るく、ポジティブ..."、というものにも、今日も明日も悲しいことがずっと続く、何てことにはリアリティなど何も感じません。
それにしても、気分が滅入って居る時などには、正直悲劇的なドラマってのは"重たい"です。
やっぱり、ドラマはコメディタッチじゃないと...エ?...という訳で、暇をみては懐かしのドラマを観ています。
しっかし...懐かしいというだけで楽しくなる反面、悲しくもなりますね。もう、あの日は戻らない...劇中の俳優さんの多くも故人になってしまった...と、過去を懐かしんでいるのは現在の私。...この現在も未来には懐かしの日々に...
この世に悲しみしかなければ、それは多分苦しみしか無いでしょう。
でも、悲しみはいつも苦しいものとは限りません。時に幸福と共にあるもの...ブルーな幸福を知らないというのは不幸なことです。
それは"明るい幸福"よりも深いもの...
それは又、ごく自然な我々の心性を知らないということでもあるでしょう。(ホントは皆知っている?)
そこで苦しみ、不幸は和らげられ、幸福へと化されてゆくのです。
それはきっと心のずっと奥に息づく、失われざる愛から来るのでしょう。(これが"じんじん"と来るものなんだ!)
人生には喜びも悲しみもあるけれど、それはいつも変わらない愛に根付いているのでしょう...。




コメント
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