人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

恩寵を顧みて

2020-11-23 09:26:18 | 詩的文章
恩寵...光...歓喜...
何でこんな僕に...
何もかもが不相応なものだった
まだ人生経験も浅かったのに...
"これは全く僕の手に負えるものじゃないi"
そして現世に戻った...
あれは幻想では無かったのか?
疑い...
あれはホンモノだという確証はどこにあるのか?
証明してくれる者はどこかに居るのか?
試み...
人間はひょっとして"石ころ"から始まって段々進化していかないと、
ああいうことにはならないのかもしれない...
それに至るにはどんな苦難、試みに会うのか計り知れない
それが人生というものなのかもしれない
僕には優待席など用意されていない
誰もが味わなければならない...
誰もが...
ひょっとして、あれは...
誰もが与ることが出来るものではなかったか?
どんな苦難の中にあっても...
どんなに疑おうとしても、拭い去ることは出来ない
その疑いから...僕は恩寵から外れていった...
しかし、どんなに思いは外れていても、離れていても、
引き戻される...どうあっても、こうあっても...
すべての思いを超えているから...
そして、僕は疑う思いから離れて...帰っていった...
こんなことには何の確証もない
誰も証明してくれない
ひょっとして、あれも、あの御方も幻想なのかもしれない
だったら...僕のことも、宇宙もすべては幻想
"本当のものがある"、というのが幻想
"疑いたかったら、疑うがいいi"
疑う僕より先に...
すべてを照らす太陽が眩しかったi
コメント
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