人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

心の奥から沸き上がって来るもの

2022-03-10 09:56:44 | 
あなたは自分が信じたままを、感じたままを生きていますか?
本当に心の奥から沸き上がって来るものを感じて...
あるいは、そう感じるものがあったとしても、それを押し殺し、覆い隠してしまったりしてはいないでしょうか?
あなた以外の人の、周りの、世の中の、"いいや、それは違うi、あなたは間違っているi、みんな違うと言っているよi、どうしてみんなと同じ正しい方に向かないの?、それじゃあダメなんだよi、悪い人間になるよi、死んだら地獄へ行っても知らないよi、さあ、そんなことはヤメて、心を入れ替えなさいi"、という声に従わされて...
実際にそう感じているのはあなたなのに...
あなたは、あなたの人生を生きているのに...
私が昔、ある宗教に入っていた頃、少なからずそんな思いにさせられました。
"私は神を信じたい、神が本当はどういうものかを知りたい、感じられるものなら感じてみたい...それはもしかして、この心の奥から沸き上がって来るようなものと同じものなのだろうか?"
しかし、その現実では、ある種の同調圧力が支配しており、私が自由に感じることは引っ込められ、その信者らが信じている神に従うように仕向けられていたのでした。
私はその神にまるで使役されていたようだったのです。
これは、その宗教を、かく在るように信じられている社会、世の中に置き換えても同じことでしょう。
しかし、私はどうしても、この心の奥から沸き上がって来るものを包み隠し、否定し去ることは出来なかったのですi
だから、その宗教から離れることも出来たのです。
私はずっと、私自身が感じている神に祈り、問い続けていました。
"どうか、神よi、あなたの真実を示して下さいi、それが私が感じている真実と違うのでしたら、どうか、あなたの声でそれをはっきり示して下さいi、私が実際に感じてもいない神でなく、あなたの真実なら私はどこまでも従いますi"、と...
それこそは、心の奥に息づいているものに他ならないものでしょう。
ある時、その私の神から声なき声でこのように告げられました...
"私はここに居る...
私以外は何ものも居ない...
お前に指図するものも居ない...
お前は何を感じているか?
しかと感じるがいいi
自由に...何ものもお前を妨げるものはない...
感じたままをお前は生きている
それでいい...それでいいんだi..."
自由。...自由ということがどういう意味かは知っていましたが、こんなにもそれを強烈に感じたことはありませんでした。
逆説的にも、その時思考する、為そうとする力を奪われ、不自由な状態になっていたのですが...
私の神は何ら私を使役するものではなかったのです。
使役、支配されるような神を信じているのなら、これほど不幸なことはありません。
自由に、感じたままを生きることほど幸福なことは無いのだから...
それはあなたの、私の神が望んでいることなのだから...
それで、たとえ、死んで地獄に落ちたとしても本望ではないか?i
心の奥に感じているものを、表のなんや、かんやの思いでどうこう出来るものじゃありません。
それは自ずと沸き上がって来るものなのだから...
私にはある人生の節目で、そのことをはっきり示されたことはあるけれど...
ずーっと前から感じていたことです。心の奥で...。

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