人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

熱中症の手前の瞑想

2024-08-01 09:15:20 | 祈りと瞑想
ヒマな職場...
その朝は、心なしか涼しい風も吹き、空にも秋の雲が浮かんでいた...
だが...しばらくして、休憩して戻ってみたら、僅か数十分の間に気温は急上昇、いつの間にか空にはモクモクと夏の入道雲が立ち込めていたではないか!...
急に体が重くなってきた...
動くのがつらい...
何やら回りを見ていると、星のようなものが見えてきた...
ヤバイ!...こりゃ熱中症の一歩手前ではないか?
同僚が気をつかってくれて、勧められるままに椅子に座って休むことにした
何も考えられない...
勤務中なのに、このままでいていいのか、と思うもなにも、そのままでいることしかできなかった...
入道雲が流れてゆく...まだ雷雲となって、その下部が雨あしで黒く垂れ下がるまでには至っていない...そうなる気配は感じられたが!...
思考も何か頭から分離して流れてゆくのが感じられた
ああ...あの重く暗くのしかかるものから解放されたよう...
まだ、あの思いの向こうから放たれる精神的稲妻が閃くまでには至っていない...
神の手に捉えられて、すっかり思考、身体機能がマヒするまでには至っていない...
いや、そりゃ熱中症だろう!?
要するに、そんな風になる一歩手前なのだ!
み手に捉えられるか、熱中症になるか...その岐路に立たされているようだ
いずれにせよ、そうなったら緊急搬送間違いなしだろう!
いずれにせよ...意志想念から離れる、呼吸を調える、一定の座り方、姿勢を保つ...
そういう、自分の意志から為そうとすることは、すべて関わりが無くなっていた!
すべてが無為自然にそうなっていた!
幸せだなあ!
え?、勤務中?...そうだった!
その現実に引き戻されたからか、いつの間にか日常の状態に戻ってしまった!
惜しいような、良かったような...
思ったより仕事がヒマで良かったのは間違いない!
早く帰ることも出来た!
自宅近くの駅に着いた時、北の空には黒い雨あしを垂たしながら、巨大な雷雲が迫っていた!
帰宅してしばらくすると、どエライ雷とゲリラ豪雨!
秋のような穏やかな空を見ていたのはいつの日だったのだろうか?
何だか、ずっと瞑想している気分のような一日だった...





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