昨晩は赤堤のKさん宅の屋上パーティに参加し大変楽しい時間を過ごすことが出来ました。Kさん、ありがとうございました。かごの屋落語会の主演者 三遊亭時松さんも参加していたので初対面ながらゆっくり話せました。なかなかの好青年です。
ところで今日は用を終えても雨模様。出かけることを諦めて汽車ぽっぽを作ることにしました。えーとどこまでだったかなと云うところから始まり、「そうだ、ボイラーの漏れを修理して外ボイラーにボイラー本体を組み込んだところだった。」と独り言。いよいよボイラーを主台枠に取り付けます。
仮組みしたボイラーを車体に載せてみました。後方は1/30のC622ですが、1/32のWestern Maryland SHAYは既にその大きさを上回っています。運転室を付けると更に大きくなります。
ボイラー装着は前後4本のネジなので比較的簡単です。面倒なのは給排気管の取り付け及びエンジンとの接続です。課題は接続ナット内のシーリングです。最近はOリングが多いのですが此の時代はテフロンテープのようです。それ以前はグラファイトヤーンでした。 反則技ですが、Climax補修用として保管しているものがありましたのでこれを使うことにしました。併せてネジをチェックしたところ前作者は至る所でネジ長を間違っていました。分解時に外したものはこの工程に関しては全部見直しました。危ない危ない。
給気管も装着しました。銅管むき出しの部分には保温?のために太目のたこ糸を巻いておきました。此処は隠れる部分です。
上は排気管、煙突直下の排気ノズルにつながっています。下は過熱器に続く給気管です。
取り付け順序がトリッキーでしたがエンジンを付けてしまいました。涼しかったことが幸いして作業が進みます。
あーでもないこーでもないと装着方法を考えつつ、エンジン取り付け穴を決めて締め付け、その後接続ナットを締めます。これで多分大丈夫でしょう。まあ、洩れたらやり直すだけです。 此処まで来るともう一歩進めてエンジンを回してみたくなりました。
バラックキット的ですが、潤滑油タンクを取り付けてマシン油を入れました。まだ薄いものです。
加減弁を開くと見事にエンジンは回り始めました。加減弁の開閉角度で回転数が変化します。逆転機を中立位置に少しずつ戻しても同様です。ボイラーからの配管系を通ってエンジンが回ったのでパワー供給系統は出来上がりました。給油が不十分なので短時間の回転に留めました。
ここまで進めるつもりはなかったのでエアテストの写真は撮りませんでした。(ペコリ)
再度時間を取って慣らし運転をするつもりです。 これで完成に一歩近づいたと云えそうです。ただし、この機関車の難関はガス燃焼系の安定化だと予想しています。