からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
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新着機関車の試運転

2010年01月30日 22時53分06秒 | からくり情報

 結婚式のために滞在していた義母が帰郷したので急にガランとして寂しくなってしまいました。それに仕事もあったので何となくブログから5日間遠ざかってしまいました。 早くも週末、そして月末。 明日は親類のお宅訪問で早起きです。

元旦以来慌ただしく日々が過ぎ去る気分であります。一月は行ってしまい、二月は逃げ、三月は去る と昔の人は成る程と思うことを云ったものです。

 家人と久しぶりに新宿まで買い物に行き、荷物運搬人の私だけ先に帰宅しました。ポンと空いた2時間、折角なので先日ひょんなことで到来した ライブスチームのJNR B20を動かしてみました。燃料はブタンガス、家庭用ガスボンベでOKです。運転要領を習得することにしました。

準備は簡単でボイラーに水を入れ、ガスタンクにガスを注入する。これで終わりです。 注水には50CCの注射器を用いて運転室底にある注水弁から入れました。 水位計があるので楽です。

煙室扉を開き長目のライターで着火し、燃え具合を見ながらガスノズルを調整しましたが、これが意外に難物で生ガスが銅管内に入ったのか度々消えてしまいます。 数回着火を繰り返すと銅管の温度が上がるとともに安定して燃えるようになって一安心です。 あとはご覧の通りです。 加減弁を僅かに開くだけでも大変安定して動きます。排気管を煙突内面に向けて曲げてあるので意外に蒸気が目立ちます。過熱管があると排煙が目立たない45mmライブスチームですが、この機関車は排気をノズルから一気に出さないことで蒸気を見えるようしてあり、なかなかいい感じです。 実は某所の売り場に隠すように置いてあった中古品を掘り起こしましたが、まさに掘り出し物?

Dc013013 1/24縮尺なのでGゲージ機関車ですが、そんなことも気にならないいい機関車だと思います。ただし、問題はガス消費量とボイラーの水容量が逆であることでした。 つまり、ボイラーの水が無くなってもガスは残っており燃え続けるという関係が分かったので運転時は空釜を焚かないように要注意です。 JR東日本のD51はこれをやってボイラーをおシャカにしてしまったのは記憶に新しい話です。ああはなりたくありませんね。(苦笑)

この機関車なら運転会に持参するのも楽ですね。でも、簡単すぎるので普段はストレス解消運転用として自宅専用になりそうです。

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運転室には必要なものは最小限備えています。中央が加減弁、右の円筒がガスタンク、その手前は圧力計、左側に水位計のガラス管が見えます。そして一番左の板が逆転弁です。現在前進位置に入っています。

運転を終えて庭の片隅をふと見ると消えてしまったかと思っていた福寿草が芽を出しています。もうすぐ春ですね。そろそろ畑や庭の手入れを考える季節が近づいてきました。冬ごもりが終わるとネタが増えてきます。

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