からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
明るく楽しい趣味Blogが目標。
毎日ほっこりと。(^0^)

ロッドで力を伝える

2010年02月24日 21時46分57秒 | からくり情報

 早くも週半ば、何だか時間だけ過ぎていくという感のある今週です。暖かくなってきたのでソワソワするのですが、なかなか遠出が出来ません。 いい感じのお天気だったので近場のジムで汗を流して来たのですが、運動のせいと言うより此処にあるお風呂でのんびりしてきたからでしょう。とは云え少々サボっていたのでリバウンド、そしてちょっとの運動でグッタリです。(汗)

気が付けば庭木の芽が膨らみ遅咲きの梅の花がチラホラ咲いてきたようで、春間近です。ところが産卵の蛙がまだ現れないのはちと気になります。一雨来るとドーッと来襲しそうです。

明日は朝から打ち合わせと来客を予定しています。今週と来週は飛石のお仕事モードです。それに飛びこみの用事も幾つかありそうです。

その一方で趣味生活は、気温が上がってくると工場の環境もよくなり遊びの虫がムズムズしてきます。 ヤフオクで手に入れたロッド式電機が到着したものの、試運転のみに終わった本日です。 非対称系のこの電機、写真はいずれ載せましょう。

 (と言うことで到着仕立ての電機を追記しました。)

Dc022511 前後の従輪の数が違いますし、パンタグラフの位置も片側に寄っているのも興味深いものがあります。実物は車体内の主電動機につながるクランクからのロッドで下部クランクを回転し、更に横方向の主連棒を介して動輪を動かしています。(追記終わり)

 そういえばロッドを持っている電機やディーゼル機に反応してしまうのは、汽車ぽっぽ好きから来ることのようです。ライブスチームお仲間のH先生から調査を命ぜられた銀座伏魔殿のOゲージ米国DLもロッド式でしたが、既に売却済みで残念でした。 一般的にはハリボテのロッド式機関車模型をその複雑な内部構造を同じように再現したものが登場すると大騒ぎになりそうです。 その昔は全軸駆動するための構造を作るのが技術的に困難だったので電気機関車本体に大型電動機を乗せてロッドで全軸に伝えていたのです。 碓氷峠のアプト式電機にもあったと思います。

Dc111217  有煙化を図っている我がNゲージレイアウトにも何故かロッド式電機が数台おります。 これは有名なスイス国鉄クロコダイルです。主電動機の力がロッド経由で動輪に伝わりますが、力強い姿はこけ脅しではなくて当時はこの方式が力を出すための精一杯の姿だったのです。実物は強力な電気機関車です。急カーブの山岳線を走るように連節式になっているのも特徴です。

The axle drive shaft on the Gotthard rail engine is powered by four 3,640 hp electric motors, nested in two mobile transmission units.

なんて書いたものがありました。

ロッドがグルグルと回る様は蒸気機関車を見ているような気がします。我ながら必死に働いている感のあるロッドを持つ蒸気機関車が更に好きなのですね。(苦笑)

変わり種の電機が来たせいなのかこのような話に脱線してしまいました。運動したせいか眠くて眠くて・・・・・