昨晩、書いた記事をアップしようとしたらブラウザがおかしくなって消えてしまいました。ショック。やる気も失せてそのまま寝てしまいました。
金曜日の夜参加した入社40周年記念同期会のことを書いたのですが、トホホホでした。懐かしい面々に会えて何よりでした。夜行バスで金沢に戻るという友人を現場実習仲間で新宿まで送り届けました。バス待ち時間がなかったのですぐ側の屋台の缶ビールで壮行会です。(笑)
ところで昨日は講義日でしたが、前夜の会合のせいなのか終わった途端グッタリしてしまいいつもなら寄り道する銀座の伏魔殿もパスして帰宅。おかげで珍しい光景に出くわしました。 おそらくブルーインパルスと思う6機編隊のT4戦闘機が近所の上空を通過、しかも短時間ですが、最後尾の飛行機が白い白煙を吐いていました。演技終了後の後始末といった感じです。
しかしながら、あっと思ってデジカメを取り出すまでが、5秒程度だったでしょうか、その間編隊は彼方に飛び去り絶好のシャッターチャンスを逃してしまいました。想定外の場面に会うと一瞬何をすべきかという空白の状態が出てしまうのは修行不足です。(汗)
画面ではよく見えなかったので適当に方角を決めたらご覧通りです。何とか残ったので記録できました。 このあとちゃんと数枚撮ったのですが離れすぎたのか編隊の形が水平一線になってしまいました。残念。
南へ飛んでいったので濱松を目指したのでしょうか?
で、脈絡もなく浮かんだのがこの昭和の御代になり作られた「新鉄道唱歌」です。 テンポがいいので好きな鉄道の歌の一つです。
帝都をあとに颯爽と 東海道は特急の 流線一路富士 櫻 燕の影もうららかに
この先新たに開通した丹那トンネルを通過し新東海道線を列車は進みます。この頃、御殿場線は主役の東海道線の座を降りたのです。
その先の歌詞に
その名も優し濱松の 松風ならぬ青空に 爆音高く飛び交うは わが陸軍の飛行隊
彼の地は古い昔から飛行機に縁のある土地だったのです。しかし飛行機からこの歌を連想するとは我ながらちとおかしい。(笑)
さて、本日はこれから庭職人です。残った松の剪定をやろうと思う青空の日曜日です。家にいるとなかなかフリーな時間がありません。気になる宿題もまた溜まり始めてしまいました。
(お昼に追記)
剪定をやっているさいちゅうに、またもや編隊を目撃しました。いまから40分ほど前です。今度は青い機体を確認できました。白煙を吐きながら北の方向へ飛んでいきました。今日は入間基地の航空祭だったような気がします。鋏をパチパチ鳴らしていたので写真を取り損ねました。またまた残念です。 でもこの目でしっかりと編隊飛行を眺められたので儲けたような気分です。(12:30)
以下鐵歌マニア以外の方はパスしてください。
ついででありますが、新鉄道唱歌の歌詞を索引させていただきました。当時の世相を表す言葉が随所にありますが、これも我が国の歴史であります。
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- 作詞:土岐善麿
- 作曲:堀内敬三
東海道1編
- 帝都をあとに颯爽と 東海道は特急の 流線一路富士さくら つばめの影もうららかに
- 横浜過ぎて野はみどり 松風ふくや鎌倉の 歴史の名残浪遠く 銀幕花のいろ競う
- 小田原ゆけば湯の箱根 天下の険もバス電車 越えゆく伊豆の海青く 温泉湧きて谿深し
- 科学のちから一念の 大地の闇を貫きて 丹那に入れば今ここに 時代は進むまっしぐら
- 霞の高嶺雪の富士 松原遙か静岡へ 石垣苺澤そえて 三国一よ世界一
東海道2編
- 新茶のかおりほのぼのと 甍も匂う静岡市 駿府の趾に家康の 栄華の夢を偲ぶかな
- 川波白き大井川 島田金谷の宿々に 今なお残る朝顔の 昔がたりも哀れなり
- その名も優し浜松の 松風ならぬ青空に 爆音高く飛び交うは わが陸軍の飛行隊
- 弁天島の真帆片帆 浜名湖過ぎて豊橋や 稲荷詣の客下りて 島影すずし蒲郡
- 日本照らす草薙の 御剣祀る御社 熱田の宮を拝めば 名古屋の駅ははや近し
伊勢路編
- 春風かおる菜花の 伊勢路の旅のうららかさ 桑名祭は鉦太鼓 石採神事の賑わしさ
- 万古の煙空高く 築港ひろき四日市 温泉玉如す湯の山は 渓間の紅葉桜狩
- 鈴鹿の峰を右に見て 伊勢は津で持つ安濃の津の 阿漕が浦は浦清み 暑さを洗う人の浪
- 朝日に匂う敷島の 日本精神を鈴屋に たずねて仰ぐ松阪や やがて宮川宇治山田
- 神の都の神路山 内外の宮を伏し拝み 二見の浦の夫婦岩 動がぬ御代を祈らばや
尾張・美濃・近江路編
- 黄金の鯱の真かがやく 天守そびゆる名古屋城 富の中京観巡りて 古え訪わん中村に
- 風折烏帽子腰蓑に かがり火におう鵜飼舟 長良の流いさぎよさ 岐阜市過ぐれば大垣市
- 東西両軍決戦の 名残を留むる関が原 伊吹の夏はハイキング 冬はスキーの人の山
- 彦根の城に登り立ち 望む湖国の遠霞 石山寺の月影に 式部をしのぶ源氏の間
- 琵琶湖の水に恵まれて 湖畔につづく工業市 大津を出でていざ行かむ 八景めぐり島めぐり
近畿編
- 逢坂山を越えたれば 醍醐山科紅葉して 平安京をみんなみへ 加茂の流れの白く行く
- 御代の初めの高御座 めぐりて立ちし百官の 威儀かたちどる山々は 盛りの秋の色深し
- 鳳凰堂のなおも立ち 源平の武者たたかいし 宇治を思えば神在ます 八幡の山に霧上る
- 大坂城の天守閣 光り輝く高き屋に 伸る力の限りなし 平和の都市を望むべし
- 淀川の橋風きよく 芦屋住吉六甲の 山に続きて今入るは 大楠公の神戸駅