「いいお天気だったら大山(おおやま)に登るよ。」と云われていたので仕方ありません。 日曜日は山登りになってしまいました。
ロマンスカーで箱根に向かう右手に聳える単独峰で山頂に雲のかかることの多い大山ですが、江戸時代から山岳宗教で有名な山です。世田谷区には大山道と云われる街道が残っており、この街道を使い大山参りに出かけていたようです。 車窓から見える高い山に突然登ることになるとは思いもしませんでした。登り終えて満足です。が、また行くとなると口ごもります。 (苦笑)
さて、小田急線・伊勢原駅からバス、ケーブルカーを乗り継いで到着した大山阿夫利神社・下社は海抜700mです。 山頂は1251m、まだまだ高い山なので高尾山のようにへらへらした態度では行き着けないようです。 登り始めた20分は、もう止めようと何度も思いましたが、ここでへこたれたら一生笑われるのでグーッと我慢しました。頂上は28丁目だそうで下社の一丁目から16丁目までは地獄の特訓気味で殆ど思考能力は停止していました。 従って写真もありません。歳だなぁーと思わされる現象の一つですね。(汗)
で、靄気の中に富士山の姿を見た頃から何とか回復してきました。溜まっていた不摂生が汗で流れ去ったのでしょう。
余談ですが、CCD面に汚れがあるのをこの写真で見つけました。カメラをチェックするとクリーニング機能をなぜか止めていました。電池節約のためだったのかなぁー? 本日クリーニングとonとoff時に作動するようにしてみたところ、このシミは消えました。
何とかかんとか苦労して辿り着いた頂上でありますが、「頂上は大山銀座状態だ。」とすれ違った人の云っていた通りです。
お天気はご覧通り気持ちのいい青空でした、もう少し早い時間であれば光の具合から富士山がよく見えただろうにと口にしてはいけないレバタラを云ってしまいました。途中もそうですが、山頂は更に山ガールの多いこと、買ったばかりのガスバーナーを説明書片手に組み立てているのは微笑ましい限りです。 当方は残りのサンドイッチを囓っていました。きつくて食欲無し。(苦笑)
ここが奥の院、いろいろ社(やしろ)があると何処でお参るするのが、いいのかと迷いつつ手を合わせてきました。これが一番高いところにある本殿でした。
眼下は本厚木方面です。
下りは途中から登りと違う道に入ったのですが、このルートが皆さんの使う本道であったとは最後まで知りませんでした。登りに使った道より直線的なガレ場的ルート、段差が高くておりるのが大変でした。写真を撮る余裕も次第になくなります。下山し、ルートチェックするお粗末ぶりです。(汗)
どうやら遠回りで遅くなりそうだと思った見晴台コースが一番良かったかも知れません。誰にも聞かずに動いたのが間違いのもとでした。
この本道直滑降のおかげか今日は太ももとふくらはぎが張っています。階段を下りるのも大変です。明日は更に痛くなることでしょうね。家人は二本ストック、私はカメラのストック状一脚があったので大変助かりました。
折角登ったので下社近辺の紅葉のライトアップを見ながらケーブルカーに乗ることにしました。 小田急の大山キャンペーンに便乗したのですが、最終日の28日には山頂方面は紅葉は殆ど終盤で落ち葉に足を取られぬように気を使いました。
こんなことで予定よりも遙かに遅れて帰宅、グッタリなりましたが、それでも今朝はいつも通り起床し、仕事に走り回っていました。五階の建物を階段で上下したせいで足の痛さは倍増しています。 昨日の山登りでは15000歩、今日の仕事歩数は7000歩、この調子が続けばいいのですけど、明日はクラスメイトと宴会です。メタボ復活しないよう気をつけなければ。(苦笑)