東北四日間のまつり追跡の旅に参加しました。全部見るためのハードスケジュールで最初にして最後のツワー参加になりそうです。まつりの場所近くの宿でいいのに取れないのか遠隔地の温泉?宿らしきものにしてあるので毎晩の移動が大変でした。慣れない深夜の行動、ウーン。
それはともかく折角のまつりなので写真を楽しもうと RICOH GXR + MOUNT A12とともにレンズ4本を携行しました。一番使ったのは Helia 15mm/f4.5 、広角に手が伸びます。Nikkor 5cm/f1.4 もそこそこの活躍。Summar 5cm/f2 はちょっとだけ使い、9cm/f4エルマーはお休みしました。ねぶたはNikkorとHeliarで撮りました。 Nikkor一デジと14mm程度を持っていきたかったのですが、真夏のハードスケジュールに重たい機材はパスしました。
金剛力士の破邪というねぶたが昼間見るといいなと思ったのですが、意外にも別の作品が優勝したようです。
(Nikkor 5cm/f1.4 f4)
Nikkorの写りをもう一枚追加しました。気持ち、色がくすむような感じがしますが、立体感が出ているような気がします。現代デジカメに付けておいても違和感なくなりました。最近の常用レンズです。
同じ金剛力士をHeliarで撮ったものが下です。35mm版では21mmレンズと思って良さそうです。上下のレンズの時代差は50年余。ボディとは60余年の差。こんなことを考えながら撮るのも楽しいものです。
(Heliar 15mm/f4.5 f5.6)
今更ながら気が付いたのはねぶたの作品は後方もあるのです。立体的なデザインをまとめ上げなければ優秀とは云えず、更に夜間照明でもまた違ったものになっていました。
で、同じものはRICOHで撮っておらずにNikon P300での写真になりました。右へ左と動き回り回転する屋台なので特定の撮影場所を確保していなければ好みの写真は撮りづらいことが分かりました。
(Nikon P300 f2.0)
そうそう、ラッセ、ラッセと走り回るハネトの皆さんの動きも激しくてアベイラブルライトでの撮影はご覧の通りです。
観客と警護の人以外は動いていますが、比較的静かなタイミングだったと思います。非力なストロボは全く使いませんでした。(^0^)
これが優勝作品だったと思いますが、運良くこちらを向いてくれました。が、コンデジでの撮影となりました。
広角レンズでやっと捉えたのがこれです。ねぶたを引く人の姿をかろうじて写しています。無理な撮影とは思いつつ撮ったもので、そろそろバスに戻ろうと浮き足立った頃です。
バスの移動時間を気にしていずれのお祭りも観客としては尻切れ蜻蛉でした。じっくり数日間見るのが一番のようですね。
(Heliar 15mm/f4.5 f4.5)
Heliaの場合は、ライカに装着すると距離計非連動レンズですが、RICOHではすべてピントチェックが出来ます。このレンズの被写体深度の深さを目視確認して成る程と納得しています。
潜望鏡カメラ・ペリフレックス用レンズもこの恩恵にあずかっています。
ねぶた撮影の結果のご紹介です。
旅の続きにいるようで何だかまだ頭がボォーッとしています。(^0^;)