一気に春が来たというか櫻が来てしまいました。花見スケジュールを入れてじっくり櫻見物をと思っていたのにこれでは行き当たりばったりの花見になってしまいそうです。要は行こうと思っていた場所の櫻は終わってたまたま行き会った場所の眺めを楽しんでお終いでしょう。
この季節になると仕事は一段落してもやることが俄然増えてしまいます。それが農作業、本日は耕しておいた菜園へ小松菜、カラシナ、大きめの二十日大根を蒔いておきました。栽培の易しいものばかりで収穫後は胡瓜とトマト苗にシフトする予定です。
手が汚れる前に久々古典レンズで菜園周りを写しました。 RICOH GXR MOUNT A12 を使用しています。クリックすれば拡大します。
(Summicron 90mm/f2 f4)
巨大な90mmレンズです。重いので歳とともに持ち出さなくなり自宅用になってしまいました。バルサムにポツリ難ありで安く購入して15年、全く拡がりません。他の90mmとは一味違う写りですが、とにかく重くて・・・(^0^;)
家人が植え替えたばかりの植栽を撮りました。
今日は頑張って重量級レンズを付けてみました。
(追記)
ご覧のような巨大な姿になります。同じ90mmでも Elmar f4 タイプはスリムで可愛いのですけどね。しかしながら開放値によって結果が違うのは興味深いのです。その使い分けは未だに身についていません。(^0^;)
(Summicron 90mm/f2 f4)
左側の黒い場所にはジャガ芋を植えました。昨年からの新種 ピルカ、 皮が赤い紅あかり、 希少種インカの目覚め を植えておきました。
(Summicron 90mm/f2 f4)
これはいわゆる雑草種の花ニラ、いい感じなので放置しています。
(Summicron 90mm/f2 f4)
空を見上げると植木鉢のままにするつもりだった枝下櫻が根を下ろしてしまい10年、今年も咲き始めました。遅咲きなので近所の櫻が散ったあと楽しめます。
(Summicron 90mm/f2 f4)
さて、からくり関係として太陽光充電のランタンを買ってきました。普通のランプとしても使えますが、紫外線を出すという紫色LEDで虫を呼び、内部に巻いた細い針金に触れると電撃でやっつけるとか。ホントかなと思いつつ設置しました。
夜間見ると明るさは半減しますが、神秘的な紫色で効きそうな予感です。(^0^)
(DRSummicron 5cm/f2 f4 近接)
こちらは50mmレンズで撮りました。近かったので90mmの画像より大きく見えます。
この時代のレンズは近接1mが限界ですが45cmまで近接できるのが優れものです。しかも光学的仕掛けと距離計カムの機構でこれを実現しています。ライカの黄金時代の製品です。その仕掛けには脱帽です。こちらもずっしりと重いレンズです。
(追記)
これがDR Summicron です。DRとは Dual Range : 通常と近接の二つの測定範囲を持つという意味です。
中央の突起が接写眼鏡に押されると近接モードで距離計環が回ります。デジカメでは眼鏡が不要ですけどね。リジッドと呼ばれる固定鏡胴の5cmもありますが、最短45cmと云いつつも近接が使えるのでこちらを使うことが多くなりました。 Nikon P310の2ー3cm接写には敵いませんけどね。(^0^;)
そういえば、Nikkor 5cmは f1.4 も f2 も近接できるので常用していましたが、このレンズが来てから出番がちょっと減ってしまいました。 近距離撮影の出来るレンズは使い道が広いですね。
これらのレンズをデジカメで使えるようになろうとは予想だにしていませんでした。Nikonの近接は目測レンズでピタリとピントを合わせられるのはデジタルならではです。
距離計カメラでは近接撮影のための仕掛けを付けるのは結構大変なんです。
こんなことをやりながら農作業を終えました。