からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
明るく楽しい趣味Blogが目標。
毎日ほっこりと。(^0^)

停電宣言とは?

2011年03月14日 20時12分04秒 | ニュース

東北の震災でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りいたします。

そして被災された方々が一日も早く元の生活に近づかれますように。

連日の報道を見入っていると次第に暗い気持ちになってしまうので暖かくなった今日は家人と歩いてきました。 家人は取りあえず銀行に立ち寄って災害義援金を振り込んでいました。私もいずれと考えています。テレビを眺めて嘆くよりもこちらがズーッとましと思います。

ところで、東京ではエリア別停電が突如宣言されたので企業も個人もそれに備え始めたのですが。本日は空振りです。特に通勤客が大迷惑を被ったようです。というのも突然停電を止めましたとの逆宣言、電気は来ているのに電車が止まるというみっともない状態でした。 東京電力の都合で右往左往させられたようです。鐵道会社のような重要な機関とユーザーが振り回されてしまった一日になりました。 近所の経堂駅が新宿への始発となった小田急線では通勤客が延々と行列をなして駅も大変だったようです。

停電するのであればライフライン・ユーザーとの密接な連携は必須でしょう。 止めなくてもいい列車を止めてしまい日本の活力or再生するためのエネルギーを削いでしまったようです。 思いばかりが先行して実がとれないやり方かなと思います。 このやり方で原発事故への取り組みを実行していないことを祈りますが、これが会社の体質ではなかろうかと考えさせられた停電宣言でした。被災者の数の増加とともに原発の後始末が気になる日でもあります。燃料棒の溶解、どうなるのだろう。

いずれにしろこの停電のやり方は、覚悟している関東の住民にちと失礼かなと思うとともにこれが四月末まで繰り返されると狼少年になってしまうようです。 宣言したことは腹を決めて実行し、その結果(効果)は明確に公開・報告することが重要です。 実施することに意義ありでないことを願います。 ただし、鐵道の電力は終日確保すべきではないかと思います。 東電の記者発表には言い訳的な謝罪の言葉が多すぎて何を言おうとしているのかよく分からない場面もありました。政府発表と重ね合わせると何か隠蔽しているのかと邪推したくなりますが、都心に人を集めたくないのか?如何?

こんな具合に、テレビをじーっと見過ぎてしまうと変なストレスが溜まります。

歩いてみて車の多いこと。ですが、ガソリンスタンドの売り切れ休業も目立ちます。そしてコンビニのカップ麺は本日は完売で、電気店では懐中電灯、電池完売、もちろん携帯コンロとガスもありません。何だか異様な雰囲気でした。老父はのんびりしたものでモノがないことも知らない風だったのでお菓子と手持ちのカップ麺を差し入れておきました。本日は一万七千歩歩きました。花粉がひどいようでしたが、放射能の塵よりもましです。(苦笑)

あ、我が家は神戸の震災のあとに大規模(笑)に備蓄し、すっかり忘れていたので昨日子供達と見直して一部入れ替えました。期限切れが多かったのですが、食べてみると問題なしだったので次のモノを買ってから差し替えることにします。当時は非常持ち出しリュックを大人用三個、子供用二個作っておりましたが、すっかり忘れていました。年一回はチェックしなければいけませんね。災害は忘れた頃にやってくるという格言の通りです。 当時は普通の懐中電灯だったのでこれをLEDライトに入れ替えるつもりで買い物散歩をしたのですが、やはり売り切れ。 それに世田谷区は停電第4グループなので午後は休業と追い出される店もありました。

停電がなかったのでなーんだと拍子抜けです。そこまで関係者が覚悟していたのだから訓練の意味でも実施すれば良かったのにと思います。そして突然電気を切らないようにして貰いたいものですが、そういうことにはならないでしょうね。

何だか写真を入れる気の起きない気分が続いています。


発電所トラブルの疑問

2011年03月13日 10時20分21秒 | からくり情報

毎日余震が続き気になりますが、東北地域よりもましな東京です。

福島原発三号炉がまたしても冷却不良になりました。一号炉と同じプロセスであること気になります。同じことが起きるというのは設計上同じ問題を持っていると云うことでしょう。 煤煙のない環境の現代の生活を享受するのであれば原発は避けて通れないと思っています。原発は必要悪とは云いませんがあくまでも将来の理想的な発電システム(何だろう)への過程かなと考えています。 エネルギーを捨てて古き良き時代?に戻ろうとは思いませんし、既に戻れないのではと思っています。 CO2 25% 削減?何処へ行くのだろう。 原発可否について言及するつもりはありませんが、現状はそれありきでシステムの見直しをやって貰いたいものです。

マスコミ報道で知る範囲では、次のような推移でした。

・地震による停電のために一号炉の給水ポンプが停止し、冷却不良となったのでバックアップ発電機の起動を試みたもののディーゼルエンジンが動かなかった。

・電池に切り替えたがそのうち電池切れとなった。 外部電源車の到着を待ち冷却を始めたが発熱量が大きいせいか必要冷却水位を保てなくなり報道されている過程を辿った。

・最後の手段に海水を注入し原子炉全体を外部から冷ますことにした。もちろん廃炉でしょう。

こので腑に落ちないのことが幾つかあります。 「なぜエンジンを起動できなかったのか」、「外部電源車での冷却でなぜ冷却水位を保てなかったのか」、「最初からなぜ海水を入れなかったのか」などなど・・・・・  地震そのもので原発自体は破壊されていないのに停電と云うことが廃炉へと暴走してしまっているように見えます。 風が吹けば桶屋が儲かるという流れでありますが、システムトラブルとは大抵こんなものかなと思わされました。技術屋の立場で考えると地震で原子炉停止システムが正常に働いたことは評価できます。新幹線の脱線等も起きなかったのもその一つです。

素直に考えると、

まだディーゼル発電機をバックアップシステムに使っていたのかという驚きです。起動するのに圧縮空気が必須で数回起動を失敗すると動かせないレシプロからメンテナンス性もいいガスタービン式に変わっているのが最近の動向と思います。原発自体が古かったのでバックアップも古いままだったのでしょうか? 空気切れで起動できなかった?? 電話局はだいぶ前かガスタービン化を図ってきたと思います。

冷却水位低下とともに圧力が上がりすぎてそれに打ち勝つ注水能力をポンプが持っていなかったのでは? 蒸気機関車でもたまに起きます。安全弁が噴くという高圧力時にボイラーに水が入らなくなることがありますが、たいてい逆止弁の詰まりやピストンリングの洩れなどポンプの整備不良です。取水口にゴミが詰まったという話もありますが、写真を見ると海からは隔離されいるようなのでなかったのではないでしょうか? 地震前後の写真で見ても取水口の詰まりはなさそうです。あ、この写真を見ると絶句してしまいます。

海水を入れることは最後の手段で、多分廃炉になるでしょう。一説にはそろそろ設計寿命の原子炉だったのでいずれ廃棄されることになったと思うのですが、そうであればある段階で海水注入を決断すべきではないでしょうか。三号炉でも同じプロセスを辿っていますが、上記の疑問は解けないままです。 海水注入用ポンプを別に調達するのは万全のセキュリティ管理が出来ていなかったと云えそうです。

東京電力さん、私の疑問を解いてください。(苦笑) システム作りでは主題は大事にされますが、運用メンテナンスは意外に軽く見られてしまうようです。これでは画竜点睛を欠いていることになるのですけど。

追記:20:00

 三号炉も結局同じ状態になったようで大変気になります。細かな整備不良が引き起こした大トラブルのような気がしてなりません。トータルシステムとして見直す必要がありそうです。資金豊富な電力会社のノウハウに期待していましたが、ちと失望気味です。 でも、真相は如何に?(汗)


家の被害模様

2011年03月12日 18時21分09秒 | ニュース

地震被災の皆さま、お見舞い申し上げます。

M8.8とは信じがたいエネルギーです。神戸の大震災は神戸地域のピンポイントの直下型でしたが、今回は仙台地域という狭いものではなく東北全域にわたる広域地震なのでどのように救済していくか大変難しいように感じます。局地戦ではなく一気に広域戦になったという状況です。指揮官としての力量が問われます。

それはともかく、東北地方の被害とは比べるべくもありませんが、我が家も本日子細にチェックすると細かな被害があります。一番は老父の住む家の瓦が一部崩落しています。屋根の一番上、棟という半丸の抑えの瓦が三分の一ほど落ちています。地上まで落下せずに屋根に引っかかっています。道路に落ちることはありませんが危険には変わりありません。急な屋根なので私には手を付けられません。知り合いの工務店に連絡しました。家のそばからは見えないので気が付かないままでしたが、家に立ち寄った伜と近所の方から指摘されました。 工務店の話によると作業中の家で同じ被害が出ているとのこと、環八沿いにも幾つか瓦の剥落を見たとのことでした。 やはり古い家の重い瓦は地震には弱いようです。

家の中は幸いにも食器類の破損はありませんでした。台所の棚の開放防止装置は地震にうまく作動してくれました。 棚の上に無造作に置いた箱の落下が目立ちました。タンスや棚は、倒れ防止支柱を付けていたので無事でしたが、支柱を確認するといつの間にか緩くなっていた箇所があったので締め直しました。

私の工場?に保管していた機関車が3台落下、見た目の被害は微少でした。ホコリ除けの布とともに落ちたので救われたようです。ただ、Kingは修理のためむき出してにしていたのでテンダー後縁が曲がっています。いずれ板金作業が必要なようです。 その近くに置いていたプラモデル類は破壊されていました。定置型蒸気エンジンも落下し、蒸気取り出し口が外れていたので半田修理が必要です。 例の鐵道は地震の揺れでレイアウト全体が動いたせいで外周線の一部が壁に当たって浮き上がり、線路上の車両は全て脱線転覆しています。まさに地震災害直後の体をなしています。 やはりガレージという簡易な建物なので揺れが激しかったようです。揺れの向き次第と震度があと少し大きかったら建物自体が危なかったかも知れません。

東北の方には恐縮ですが、東京住民にとっては大震災のシミュレーション的地震と言えるそうです。 反省すべきことに多々気が付いたので何とかしておかなければと思います。公的機関のやるべきことは色々あると思うのですが、個人の家で考えるべきことは次のことだろうと感じました。各論で色んな方法が出てきそうです。

  ・火を出さない。

  ・食料、水、照明、情報通信の確保。

  ・家族の安否確認

理想的に云えば、ミニ発電機などでの電気確保井戸などでの水確保下水利用の簡易トイレなどを思いつきます。今日は子供達が家に来てくれたので心強かったですね。(笑) お礼にミニ菜園で小カブ、二十日大根、小松菜を採り入れて貰いました。

えーとこれだけだったかな?

それにしても原子炉の事故、メルトダウンになっていなければいいのですけど。想定以上の強度の地震が効いているようです。


東北大地震

2011年03月11日 16時00分48秒 | ニュース

東京での状況です。

所用で駅前まで出かける準備をしているときに横揺れが来ました。 TVを見ていなかったので緊急情報があったのかどうか分かりませんでしたが14時30分過ぎに突然揺れ始めました。すぐにTVの電源を入れ、揺れがひどくなったので庭に出るガラス戸を開け放って机の下に隠れました。気持ち悪いくらい揺れました。 震度5強?初めて経験する揺れです。 その後も続く余震のせいかゆらゆらしています。この数日の不調はこの予知か?そんなことはないですね。(汗)

ガスの安全装置が働き止まっていました。これは解除したけどいいのかな?

タンスや棚は止めていたので倒れませんでした。壊れた食器類はゼロ。棚の中に入れていた化粧品等がだいぶ落ちています。棚の上に置いていた箱類が落ちていました。

工場の棚に飾っていた汽車が幾つか転げ落ちていますが、未チェックです。此処はガレージだから弱い建物で気懸かりです。大被害ではありませんが、床に並べ直しておきました。

池の水は揺すられて濁っています。くみ置きの水が飛び出して周辺は水浸し。TVアンテナは大丈夫です。屋根瓦は落ちた形跡はありません。次の揺れの時に池を見たら洗面器を揺らしたときのように波立っています。震度4か?

東京も海岸線の地域が土地も弱いし津波が気になります。横浜などは揺れやすいので東京よりもひどいような気がします。

取りあえず周囲を一回りして地震に備えているところです。風邪気味で出かけなくて良かったと思いました。

被害が小さければいいですが、TVを見ている限りでは津波が広域で大変そうです。

余震が数分遅れで来ているのでいつもゆらゆらしている感覚です。

追記 17:50

携帯、固定電話はつながりにくくなったのですが、インターネットは普通通り利用できました。携帯メールは25分程度のタイムラグでした。やっと家族と連絡がついたところです。娘はいま徒歩で帰宅中、伜は会社で待機中のようです。 東京も海抜が低い地域は心配です。うちの近辺は35m程度と思いますが。それぞれのつれ合いも大丈夫でした。

停電がなかったのが、何よりです。 ガスは安全装置が働いて元栓部で切れていましたが、帰宅してガスが駄目になったと思う人もいるかも知れません。リセットすればOKです。老父が帰宅後、点火しないと云ってましたから再度ご報告。

追記:21:00

伜から渋谷に着いたとの連絡、渋谷からは徒歩で40分、多分自転車なのでもう少し早く帰宅できると思います。嫁さんは徒歩で帰宅中とか、注意して帰宅してね。 娘はウチに泊まることになりました。


こんな本また出ないかなぁー

2011年03月11日 12時01分57秒 | からくり情報

 どうやら風邪のようでグニャリとしている日です。色々重なった仕事の目処がついたのでがっくり来たのかも知れません。 と云うことで本日は小人閑居してこのブログを書いているところです。外出を控えて本棚を探っていたらこのような本が出てきたのでたまたま手にした一冊です。

Dscn9964 既に廃刊してしまった小学館の「ラピタ」です。1997年10月という14年前の本。 「あ、元気一杯だった頃のだ。」と思いつつめくっているとこのような記事がありました。

蜻蛉池ならぬタナゴ池、このような釣り堀があれば庭もまた楽しいと思った記憶がありました。同じ年の五月連休に蜻蛉池を作っていたのでこちらが早かったなどと思ったものです。(笑) 蜻蛉池も相当年季が入ったものだとあらためて感じます。

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 この雑誌は季刊時代から愛読書となり毎号楽しみになりましたが、ある時代から編集内容が新製品中心のモノマガジンになってしまい全く見る気が起きなくなりました。表紙が日暮修一さんのイラストから写真に変わり面白くなくなったように思います。 私らは忘れかけていた旧製品を追いかけていたのですけどね。

その後いつの間にか廃刊になったのは当然だと古い読者は思ったのではないでしょうか。 紙質や内容を豪華にしたり付録を付けても中味が悪ければ駄目になるのは当然のことです。最近の雑誌は付録路線をひた走りに走っているようですが、おそらくそのうちドボンかなと分厚い雑誌を手にとって首をかしげる最近です。

当時、ラピタをなぜ愛読したのか。

 おそらく懐かしさが半分、そこから派生する夢半分だったのかも知れません。夢は仕事を辞めて何をやるかという宮仕えの習性だったかも知れませんが、団塊世代のそのような気分を捉えて捨てがたい雑誌を送り出していた編集長の岩本敏さんは非凡な方だったと思います。 再びこのような雑誌が送り出されないかと期待しているのですが、なかなか難しい世の中になってきたようです。 イラスト表紙のラピタを会社を辞めたらゆっくり見ようと思い保管していますが、意外に見ないものですね。 現役の方々も端的只今で諸事に対応されることをお薦めします。(苦笑)

ラピタ的なHomepageを相変わらず続けていますが、ブログと併用しているので更新をサボりがちです。 本日は久し振りにアップデートしておきました。ネタは色々たまっているのですが、更新が追いつかない。これは仕事のせいではなく歳のせいであるとホントに思い始めました。(汗)

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数日前の夜汽車風景です。寒い部屋で撮っていたので風邪を引いたのかも知れませんが、おまけ写真です。


花粉症の気分転換に

2011年03月10日 09時52分55秒 | からくり情報

今朝も鼻づまりで頭がボーッとしています。花粉症のような風邪のような気分ですっきりしない朝です。午後打ち合わせがあるのでこれから部屋掃除ですけどちと辛いなぁー。(汗)

資源ゴミの日だったのでたまっていた雑誌をドンと出しておきました。この日は自転車で個人回収のためにうろつく小父さんが多くて困ります。区役所の回収車が来る間隙を縫ってめぼしい本を抜き取るので弱ります。見えないように紙袋に入れておくのですが、それでもひっくり返されることがあります。 今朝も回収小父さんが自転車を止めたので出て行くと逃げていきました。窃盗になることは知っているようですね。(苦笑) 

その足で菜園を見ると蕪がずいぶん大きくなっています。一冬越してそろそろ収穫出来るものが増えてきました。自前でやるのは予想外に大変ですが、収穫出来たときの感動は何回経験してもいいものです。花粉と戦いつつの畑仕事の季節が目の前です。

Dscn9947  さて、話題はがらりと変わり、集まりすぎた(笑)車両達を整理しようと思い動作確認中です。そのうちオークションにと思いながら走らせたり眺めたりしているとまた愛着が出てくるから不思議なものです。 以前紹介したと思うのですが、不調なものを中古品から救い出してオーバーホールした超小型ディーゼル作業車です。組立にコツがいるのでもうバラしたくない車です。これを売りに出した御仁は組み立てたものの通電ブラシをうまくセットできなかったようです。 分解図をきちんと付けているのが古い独逸製Nゲージのいいところですが、それにしても微少すぎです。ご覧の四枚のギアで前後車輪で連動しているのも凄いのですけど。

Dscn9948 西独アーノルド製です。前後にスノープローも付いています。 このような気に入った車両が出てくるとつい動かして楽しむので本来の目的を達成できません。 このDLも快走していました。ただどうしてもスケール速度を超えてしまうのが玉に瑕です。

ゴソゴソと商品になりそうなものを掘り起こし始めた最近です。うちの鐵道の基本は有煙車両中心なので電機をリストラするつもりですが、面白いものが多いのでつい手が止まってしまいます。

面白機関車をそのうちにと思うのですが、いつの間にか忘れてしまいます。

打ち合わせを終えたら、工場に籠もろうかと思っています。


春まだ遠し?

2011年03月09日 21時28分55秒 | 園芸

 すっかり忘れていた蜻蛉池日記ですが、そろそろ蛙が集まってきたのでチェックを始めました。火鉢池の中に三匹ほど蠢いていますが、産卵の気配はありません。月曜日のように雪が降ったり零下になったりと冬から抜け出せないのが分かるのか水の中でゴソゴソしているだけです。 今年の庭模様は例年と違い尾長の襲来?で小松菜や大根葉がつつかれ続けています。寒さが長く続くので食べ物がないのでしょうか? 第一次の木瓜の花は、蜜を吸われて花びらがあっという間に落とされています。まだつぼみがだいぶ残っているので第二次開花に期待しているのですけど、どうなりますやら。近くの電柱に尾長が四羽待機していました。(笑)

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開花の遅い我が家の梅がやっと満開です。こちらにはなぜか尾長は集まりません。匂いが嫌いなのかも知れません。その代わりメジロのつがいがしょっちゅう来ています。こちらは上品に蜜を吸ってくれるので長く咲いています。

そして蜻蛉池では上のような様子です。昨年までの蛙の産卵記録はこうなっています。3月9日時点で蛙の集まり具合や気温を見ていると寒い今年はどうやら遅い産卵になりそうです。

Dscn9944

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2010年2月26日 蛙の登場
 どんよりとした空、夕方には雨が降り出しそうな空気です。お昼時の蜻蛉池に蛙が6匹?ぐらい登場しているようです。雨間近の匂いを嗅ぎつけて乾いた土にもかかわらず這い出してきたようです。 昨年、蛙が現れたのは2月15日頃でしたから10日遅れの登場です。
東京都世田谷地区での産卵日は2003年(平成15年)まではほぼ 3月3日頃に集中していたのですが、それ以降の年から変動が大きいようです。 暖冬と言わていますが産卵日を見る限りでは何とも言えないというところでしょうか。

   2004(平成16年) 2月25日
   2005年       3月16日
   2006年       2月26日
   2007年       2月20日
   2008年       3月16日
   2009年       3月19日
   2010年       3月1日

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ついでに庭の片隅を眺めると福寿草は盛りを過ぎて代わりに幾つかの花が咲き始めました。これ何と云ったか?

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艶やかな黄色のクロッカスも。

Dscn9931 まだ春の庭に変貌するにはしばらくかかりそうですが、昨秋植えたチュ-リップの芽が出そろいました。庭仕事を幾つか急がなければなりません。 が、仕事も色々入っているのですり抜けつつ、青春18切符も入れたいのですけど・・・・・・

そういえば今日も昼過ぎまで出かけなければならなかったので慌ただしく過ぎ去った感があります。花粉のせいか鼻づまりでボーッとしている最近です。或いは風邪か? こんな時には早く休むことにします。 何だか数日こんな具合です。


吉祥寺北裏鐵道3月運転会

2011年03月07日 11時29分37秒 | からくり情報

昨日の暖かさから一転して雪。既にうっすらと積もっています。午後急な打ち合わせで出かけなければなりません。寒そう。

昨日は暖かかったですね。吉祥寺北裏鐵道の運転会は大盛況でした。 当方は支度に手間取り、出かけた時間が遅くなってしまったので、現地到着時には六本の線路は全て運転中でした。 今回は GWR King George V のつもりだったのが、整備に手間取っているので先月に引き続き GWR Castle としました。

Dscn7852 この日は大型機を中心に各種機関車のオンパレード。春を待ちかねていた機関車が一気に登場したようです。

この機関車は、旧東海道線・御殿場線越えをしていた9850のスクラッチビルド模型です。大宮の交通博物館にあるカットされている有名な機関車です。 未完成のものをAさんが完成されたよし、中規模編成で快走していました。 私の到着時にはH田さんのペンシルバニア鐵道の大型電気機関車GG-1が長い編成を牽いて走っていました。 遅れて着いた私の立ち上がりが悪く午前中の写真はあまり撮れませんでした。パスした皆さん、すみません。そういえば PRR T1 のことが話題になっていたような・・・・?

Dscn9916  次に登場したのはY野さんの組み上げたUP鐵道チャレンジャーです。石炭炊きですが、初登場?。色々な部品を組み合わせて完成されたようです。

Dscn7857 蒸気上げが終わり走り始めたのですが、完全な状態へはあと一歩で調整中のようでした。久々石炭の匂いが運転会場に漂っていました。

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続いて現れたのが、C&O アレゲニーです。久々の登場ですが、多分釜を修理したあとの試運転だと思います。こちらは快走していました。

そんな中、午後の時間帯に Castleは 大きな排気音で40分程くるくる回っていました。ほぼ慣らし運転は終わったようです。巨大なマレーとは違って可愛い機関車です。ところがどうして、マレーと同じ四気筒を持っており、現役時代は160km/h で運用されていたのです。

Dscn7858  ところでこの日はぽかぽかした日でひなたぼっこに最適でしたが、どうやら花粉が飛び回っているようでくしゃみと鼻水が止まりません。 今朝起きると鼻が痛くてたまりませんでした。しばらく辛い季節が続きます。

そうそう、電子工作名人から微少なLEDの半田付け方法をレクチャーして貰いました。これで汽車ぽっぽの照明やレイアウトの電灯をどんどん増やせます。多謝。

大きいものから微少なものまで充実の運転会でありました。 夕方は家人の誕生会で子供達とお祝いです。あれこれ考えない充実した一日となりました。仕事もこうであればいいのですけどね。(苦笑)


9mmから45mmまで

2011年03月05日 22時39分34秒 | からくり情報

 整備工場を再開したからには頑張らなければいけないなと思ったものの本日は早い時間から仕事で外出し、戻ったのは16時過ぎでした。二駅手前で降りて歩いて帰ったのでその分時間はかかりましたが、久し振りに近所の町並みの見学です。 千歳船橋界隈が大変貌していたのには驚きました。たまには歩き通さなければいけないですね。

夕食までの時間を工場に潜り込みました。本日はLEDランプの作成としましたが、下手な腕なので何処までやれるのか自分でも半信半疑です。

Dscn9902 まだ下手ですが、前よりも良さそうです。このあと二つ作りましたが、慣れるに従って何とかなりそうです。それにしても細かいものの半田付けは老眼の目には辛いですね。天眼鏡越しが必要なようです。テレビのコマーシャルを思い出すのはこんな時ですね。

Dscn9900 車掌車の両側に付けてある信号灯です。これにLEDを入れることにしました。内部の固定方法、絶縁など決めることが残っていますけど何とかなりそうです。

LED加工はこれで終わりとしました。細かすぎる作業は結構疲れます。

が、疲れついでに45mm 1/32縮尺の世界から 9mmゲージ 1/160縮尺のレイアウトを眺めておりました。 この写真は、駅舎のなかった既存レイアウトに追加した駅舎です。 駅舎内に電灯を付けましたが、寂しい田舎駅を賑やかにするべく駅前に人を並べてみました。 街のシナリオを考えついていないので散漫な光景です。ただ人を並べるだけでは駄目であることがよく分かります。 私のもっとも不得意にする領域です。(苦笑)

Dscn9907 これらを納得の世界にまとめようと思いますが、眺める度にイメージが変わってしまいます。人を固定する、しないという単純なことすら決断できません。 最後はエイヤーですね。

オリジナルレイアウトのプラットフォームも寂しい状態だったので少しずつ人物を増やしてきました。最近は変化無しですが、それらしく並べたつもりです。 前後のプラットフォームの人物は20名、更に密集感を出さなければいけないのかなぁー?

Dscn9910 上のホームを右側に移動するとこのような具合です。どのような雰囲気にするのかを決めていないので閑散な状態です。 とは云え現実のローカル線では乗客が殆どいないと思いますが、せめて模型の世界では賑わいを作ろうと思っています。

このホームには電灯がありますが、周辺の駅は無灯火です。これから工事を予定しています。

Dscn9908 線路上に出ていた列車を動かしながら眺めているとあっという間に夕食時間です。 小さな世界ですが、本線には貨物列車一編成、外周線にはATCで二両の機関車、市街地を路面電車が自動的に行ったり来たりしていました、合計4組の列車が勝手に動くというミニチュアの世界ですが、遠出のぶらり旅ができない最近にうってつけの遊びです。 でも、現実逃避であることはよく分かっています。(汗)

さて、明日は北裏鐵道運転会というリアルな世界ですが、まだ持って行くものを決めていません。 発生トラブルを考えると Kingは手元で火を入れてからにします。 Castle か Spamcan になりそうです。 これも現実逃避だろうかなぁー?


整備工場再開?

2011年03月04日 21時03分51秒 | からくり情報

さて、寒い工場へ行ってきました。気温は8度、ちょっとは暖かくなっているようです。(苦笑)

明後日の北裏鐵道運転会に(まだ)持って行くつもりの GWR King のバーナー芯を交換しておこうと思ったのですが、その前にやることがありました。

Dscn9390 外側ピストンの上、歩み板に付けた細い帯がめくれ上がっています。最近は整備のたびに大きく剥がれてきたので修理が必要です。両面テープで接着してあるのですが、経年変化で浮き始めたようです。思い切って取り外した上で接着テープを清掃し、エポキシ系接着剤で貼り直しました。反対側は今のところ異常がないのでそのままにしておきました。 これで時間切れ。バーナー芯はそのままになりました。実は底部の装飾品を色々外さないととれなかったので止めました。このまま運転してみるか、と云うところです。

溜まっている作業に車掌車の電灯がありました。そのためにはミニ電灯を作らなければなりません。白熱灯を使えば簡単ですが、ライブスチームは電動汽車と違い、電気が来ていません。本物であれば発電機で起こした電気を使うのですが、供給源は電池なので消費量を考えてLED照明とします。 ボイラーの蒸気熱でペルチェ素子から電気を発生させてヘッドライトを点灯するという凄技使いの仲間がおりますが、私には無理なので簡単回路で解決します。

と云うことで懸案の半田付け作業をしてみました。結果は斜めに付けたり、半田玉が出来たりと最低作品ですが、記念にこのまま使うことにします。何となく要領が分かったのですが、しつこくやるとLEDを熱破壊しそうだったのでこれで終わりです。 治具を作り一発芸でやらなければいけないようです。ちなみにこのチップはきちんと光ることを確認しました。 このサイズであれば客車だけではなく機関車のヘッドライトにも使えそうです。

Dscn7840

 一昔前の大きなLEDは沢山持っているのですが、光量がないので物足りません。 勿体ないのでレイアウトにうまく組み込みたいのですが、意外に面倒です。

下の街にはまだ電気が来ていません。この小さなLEDであれば好きな場所に設置できそうです。地下配線でなく空中架電にしたいので考え中です。

Dscn7839 この駅前の光景はしばらく変わっていませんが、道路に散らかっていた電柱などは整理しました。 街などを眺めているとやっと手を付ける気が出てきました。ジオコレを即興で並べたままで出来上がった街なので変なところは見逃してください。住民もこれからです。

さて、お馴染みの光景でありますが、運転台を入れてみました。出発点となったオリジナルのレイアウトにはポイントが10基あります。このあと更に6基追加していますが、切り替え器はまだ固定していません。右隅に僅かに見えるのがターンテーブルの操作盤です。

Dscn7829

 下の光景は駅員官舎から森に変わった箇所です。昨年春にやっと木の間隠れの線路にすることが出来ましたが、その後進展していないので此処から再開です。もう少し植林し、池で遊ぶ風景を作り出します。

Dscn7833

寒さに負けてしばらくご無沙汰していた工場ですが、やっと作業の続きを思い出してきました。まだまだ色々ありますが、続きはこれからです。

 仕事をさっさと片付けてと思うのですが、簡単にはいかないのが仕事です。まあその合間にやるのが趣味でありますのでこの状態が当たり前のことですけど。(苦笑)

さて、明日は仕事が入ったのでお出かけになりました。 それを終えたら自由時間のつもりですが、さてうまく終わるのだろうか?