からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
明るく楽しい趣味Blogが目標。
毎日ほっこりと。(^0^)

レンズの話・ズミタール

2012年08月18日 22時26分24秒 | からくり情報

 午前中の豪雨で涼しくなると思ったらかえって暑くなったような気がします。本日は来客があって久し振りの美味しい午餐でありました。

という次第でブログネタは特になく、またしても手持ちデータをひっくり返して書くことにしました。昨日はカメラのことでしたので次はレンズ。(^0^) クラシックカメラに接して偶然遭遇したレンズらしいレンズがSummitar(ズミタール)5cm/f2でした。(リンク拝借) ライカで有名なものはSummicron(ズミクロン)ですが、その影に隠れて?いる銘レンズがSummitarです。これに出会ったことは幸運でした。 最初の印象はポジフィルムの色乗りが鮮やかだなぁーと思った記憶があります。

Dscn3565

そしてSummitar のElmar 5cm/f3.5よりも精密機械らしい構造には感動しました。フィルターが特殊な漏斗型をしており、装着するとレンズ名など全く分からなくなるのは謎です。 このレンズが世の中に出現した時はカメラ界は騒然としたことでしょう。恐らくZeissの明るいレンズに対抗してLeitzから出されたものと思います。このレンズに次いで産まれたSummicron と云う傑作が更に不動の立場を築いたのです。

ものの本に依れば、このレンズは1939年から1955年までに約17万本が製造されたようです。価格もそう高くない手ごろなレンズでした。多分今でもそうかも知れません。レンズ構成は4群7枚のガウスタイプです。手持ちのレンズは六角形の国際目盛りの絞り(現在と同じ)で表面は青くコーティングされているので戦後製です。番号見れば分かるのですけど。そう言えば接写アダプターと板状になるフードも何処かにあるはずです。

Dscn3569

 

RICOH GXR+MOUNT A12 ではまだ試し撮り程度しか使っていませんが、これからが楽しみです。特に沈胴レンズが気楽に扱えるようになったのが一番です。マイクロフォーサーズではそのようなわけに行かずつい遠慮していました。

Summitarを付けてGXRで撮った幾つかの事例を掲載しておきます。 既にここにアップしたものがあるのはご容赦ください。開放中心で撮ってどうなるかを見ていたので結果は鮮鋭さが足りないように感じます。f4に絞ると違った印象になるのでこれから絞っての変化は見ようと思います。

R0010217(Summitar 5cm/f2 f2)

数日前に多分最後の収穫をした今年大変世話になった胡瓜です。既にだいぶくたびれてしまいましたけど6月始めは瑞々しい状態でした。

R0010218 (Summitar 5cm/f2 f4)

私の唯一苦手な食材パクチーの花です。近づくとあの香りが・・・ 遠巻きにして眺めていました。このハーブもすっかり枯れてしまいました。

R0010213 (Summitar 5cm/f2 f2)

これも再掲かも知れません。開放で撮ってみました。気持ちフレアがあるようです。

この様にレンズと写りを整理していけばいいのですが、写真DBに諸元を書くのが精一杯です。僅かですがブログに感想を書いて記憶の栞にしておこうと思っています。 それにしてもいい写真が撮れません。これを繰り返していくのだろうなぁー(^0^;)


好きなカメラ?

2012年08月17日 09時16分41秒 | からくり情報

来客に備えての掃除、その延長で自分の部屋を掃除して色々考えることも・・・(^0^;)

 このところ手持ちのレンズをデジカメに取り付けて写真を撮ってみるというちょっと邪道な遊びが続いています。特に RICOH GXRとMOUNT A12が来て以来その傾向が顕著です。 その反面肝心のアナログカメラから離れているようでちょっと恐縮しています。

Dscn0858 この状況では確かにカメラが可哀想ですので今回は本体に敬意を表して雑談です。このライカM3は 友人の店・銀座のツークシュピッツェに展示してあったお宝、我が家の格違いはタッパウェアの中で寝たままになっています。そろそろ使い時のようですね。(^0^;)

カメラの代名詞ともいえるライカでありますが、手持ちの本体を撮った写真は意外に少ないようです。たまたまパソコンに入っていたのはこのバルナック II 型でした。一般的にはD2型と呼ばれています。 私の一番好きなカメラがこの個体に限らずバルナックなのでいつの何か複数台集まりました。この辺りの経緯について10年ほど前にHomepageにまとめています

Dscn0636 

その黒塗りD2は、自分で修理するのが面倒になって結局ハヤタカメララボにオーバーホールをお願いし、外見は昭和10年製ですが、中味は新品同様になっています。付けたレンズのズマールも山崎光学で新同品に蘇りました。

R0010716 GXRにズマールを付けて撮ったものです。D2ではないのですが、80年前のレンズが切り取りました。手前の木の葉にピントを合わせ開放で撮っています。

GXRのおかげでこれまで出番の少なかったレンズの利用頻度が上がり手にしてよかったと思います。特に絞りの使い方で大きく変化するレンズはアナログカメラでは避けていたのですが、デジタルであれば写りを確認しつつ使っていけるので重宝しています。沈胴レンズや後玉の大きい広角レンズも普段使い出来るようになり写すのが楽しくなっています。

まあ、この暑さが撮影歩きの大敵ですけど。

ところで、以前は大抵バルナックカメラを鞄に入れて持ち歩いていたのですが、最近はデジカメばかりになりました。ちと反省。 バルナック・ライカ復活にチャレンジしようと思った昨日の部屋掃除でした。

さて本日も何だかドタバタの予感です。


ボンヤリ過ぎた一日

2012年08月16日 19時38分51秒 | クラシックカメラ

前日のブログ記事がなぜか編集困難なファイルになり中途半端なままにしてしまいました。タイトルも入れないままで放置。無理にネタ掘りをした報いでありましょう。真相は、あっと気が付いて終了しないタイミングで再登録したりしていましたのでそのせいかもしれません。今日も一時二重登録が出てしまいました。急がば回れ。(^0^;)

今日も何という暑さでしょう。結局、そんなことから片付けに専念しほぼ自宅で過ごしてしまいました。が、家の中も暑くてボーッとしてしまいちっとも先に進みません。何だかかえって散らかしたみたいです。(^0^;)

混乱してしまったのはレンズの整理です。正統なレンズはいいのですが、アダプターを前提にしたものが、色々あってすっかり迷い現物合わせをやったので時間は経つばかり、困ったものです。初めての人にはお勧め出来ないレンズ遊びです。

R0010836_2

(RICOH GXR+MOUNT A12+Hexanon 50mm/f2.4 開放)

そういえば、昨日久し振りにふらりと寄った近所の骨董店RECOR で涼しそうだったので試し撮りしました。 このレンズはいつもこんな撮り方、そのうち正統な撮り方をしなければ。(^0^;)

本日は暑さのせいか取り留めもない書き出しですが、掃除中なのでこんな具合になってしまいました。

土曜日の来客の備えて始まった今日の掃除ですが、私は全く能率が上がりません。家人がテキパキやってくれたのでホッと一息付けました。

と云うことで一日が過ぎた本日です。非効率きわまりない一日になりました。(^0^)

 世相は日本の誠意を裏切ることばかり起きています。分かってはいたのですが、そろそろお子様的発想の國とは一線を画した方がいいかなと思う最近です。製鐵システム作成で血の出る思いをした人を知っていますが、その恩恵について大国と小国の先方はすっかり口を拭っています。 儒教の國、とんでもありません。その思想はとっくに絶えてしまい近視眼的な利己主義オンパレードの世界になってしまっているようです。 個人はいざ知らず組織となると恩を仇で返すというのは実際にあるのだと最近のことどもでよく分かりました。これが大陸的な発想なのかも知れません。 甘っちょろい政権与党にもそろそろ退席願わないととんでもない状況をもたらしてしまうだろうと危惧しています。が、小生は退役した隠居の身分なんです。(^0^;)

見直し時にふと浮かんだ感想です。


2012-08-15 22:43:31

2012年08月15日 22時43分31秒 | インポート

終戦記念日、毎年暑い日と思います。騒然としている靖國の社だったと思いますが、先の戦で亡くなられた方々へ心を込めて鎮魂の気持ちをお送りいたします。

さて、立秋も過ぎ八月も半ばになりました。色々あって結構長い期間「からくり」というかその極致のライブスチームから遠ざかっています。8月の運転会もそろそろですが、諸般の事情で手ぶら参加になりそうです。これで4ヶ月動かしていないのでは???

と云うことで久し振りにがらっと宗旨替えしてライブスチームにシフトしてみます。が、新しい写真が無いので掘り起こしてみました。 1番ゲージメインの横浜・原模型模型博物館の様子はしばらくウォッチしていませんが、恐らく待ち時間大でありましょう。かの博物館で注目すべきはこの仏蘭西の蒸気機関車です。

Dscn8729_2

<shapetype id="_x0000_t75" stroked="f" filled="f" path="m@4@5l@4@11@9@11@9@5xe" o:preferrelative="t" o:spt="75" coordsize="21600,21600"></shapetype><stroke joinstyle="miter"></stroke><formulas></formulas><f eqn="if lineDrawn pixelLineWidth 0"></f><f eqn="sum @0 1 0"></f><f eqn="sum 0 0 @1"></f><f eqn="prod @2 1 2"></f><f eqn="prod @3 21600 pixelWidth"></f><f eqn="prod @3 21600 pixelHeight"></f><f eqn="sum @0 0 1"></f><f eqn="prod @6 1 2"></f><f eqn="prod @7 21600 pixelWidth"></f><f eqn="sum @8 21600 0"></f><f eqn="prod @7 21600 pixelHeight"></f><f eqn="sum @10 21600 0"></f><path o:connecttype="rect" gradientshapeok="t" o:extrusionok="f"></path><lock aspectratio="t" v:ext="edit"></lock><shape id="図_x0020_8" type="#_x0000_t75" o:button="t" href="http://smatu.blogzine.jp/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2012/08/15/dscn8732.jpg" alt="説明: Dscn8732" o:spid="_x0000_i1032" style="WIDTH: 270pt; HEIGHT: 202.5pt; VISIBILITY: visible; mso-wrap-style: square"></shape><fill o:detectmouseclick="t"></fill><imagedata o:title="Dscn8732" src="file:///C:UsersSadayaAppDataLocalTempmsohtmlclip11clip_image001.jpg"></imagedata>

世界最高効率のSNCF 241Pです。アスターがいずれ世に出すと気合いが入っていますが、果たして予定通り姿を現すのでしょうか?

<shape id="図_x0020_7" type="#_x0000_t75" o:button="t" href="http://smatu.blogzine.jp/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2012/08/15/dscn0338.jpg" alt="説明: Dscn0338" o:spid="_x0000_i1031" style="WIDTH: 270pt; HEIGHT: 202.5pt; VISIBILITY: visible; mso-wrap-style: square"></shape><fill o:detectmouseclick="t"></fill><imagedata o:title="Dscn0338" src="file:///C:UsersSadayaAppDataLocalTempmsohtmlclip11clip_image002.jpg"></imagedata>ちなみにロコ型ボイラーを有し、石炭も焚けるという241Pは確か外側に高圧シリンダー、内側に低圧シリンダーをもっています。つまり高圧シリンダーで利用した蒸気を低圧シリンダーに送り更に利用するというエコな?蒸気機関車です。とは言え起動時に凝結水が多量に発生するなど色々な課題があります。実機がこんな具合ですから模型は更に大変で、運転に苦労している風景にはよく遭遇します。模型の241Pは試作段階で色々あったようですが、ボイラー圧力を一般のライブよりも上げて凝結水の課題もクリアしたようです。

とは言えコンパウンド蒸機という複式蒸気機関車はアスターでも数少なく、実は私も最近までよく知りませんでした。(^0^;)

Dc071268

<shape id="図_x0020_6" type="#_x0000_t75" o:button="t" href="http://smatu.blogzine.jp/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2012/08/15/dc071269.jpg" alt="説明: Dc071269" o:spid="_x0000_i1030" style="WIDTH: 270pt; HEIGHT: 202.5pt; VISIBILITY: visible; mso-wrap-style: square"></shape><fill o:detectmouseclick="t"></fill><imagedata o:title="Dc071269" src="file:///C:UsersSadayaAppDataLocalTempmsohtmlclip11clip_image003.jpg"></imagedata>

その代表格が 1991年発売のSNCF 232U1 です。なかなか運転風景に遭遇することはありませんが、吉祥寺北裏鐵道での運転風景です。

Dc071258


足慣らし18切符

2012年08月14日 11時14分30秒 | からくり情報

 今年は何かと気持ちが慌ただしくて足慣らしだけで終わりそうな18切符です。日曜日に気分転換のために関東平野の山裾をグルリと回った阿房な旅です。何処までかが目的も無くうろついた本格的な阿房、ある場所からは帰宅するという目的があるので邪道な旅?(^0^)

朝の用事を終えて出たのが10時過ぎ、この手の旅にしてはちと遅いので珍しくルートをイメージして出発した次第。 新宿-高崎-小山-友部-土浦-北千住。 途中でバリエーションを入れてルートを逸れる可能性も考えておきましたが、暑いのと眠いのとでこの通りの道行きになってしまいました。以下月並みな日記にお付き合いください。

新宿からの下り電車の混み具合で気が付いたのは、明日から旧盆だったのです。高崎までの長丁場は贅沢に休日割引グリーンとしたものの通路まで一杯。赤羽で上野発に乗り換えるかと立ち続けたのですが、運良く赤羽で目の前の席が空きました。座った途端に眠気が襲い、気が付くと熊谷を出るところ、すっかり休養したのでこれ以降は頭脳明晰?です。(^0^) 

高崎駅は交通の要所、したがってこの駅に来ると色々煩悩が起きます。 横川方面、水上方面、富岡方面、八王子方面そして足利両毛線方面という人生の五つの岐路に直面します。

が、悩んでも仕方ないので街に出て腹ごしらえです。あちこちに霧の噴き出す町はさすがに酷暑の地域ですね。 この辺では当たり前のソースカツ丼を求め、決めたルートを辿ることにしました。要は帰宅時間を気にしての決定です。

Dscn0012

(P310)

伊勢崎、桐生と進むにつれて最初はガラガラだった両毛線も意外に混んできました。足利駅で減るかと思えば更に高校生風の子供達で混み、ピークになった佐野駅でドーッと下車。太鼓が鳴り響いていたので何かのお祭りでありましょう。

乗り換えのある駅毎では別の線に行きたい衝動に駆られますが、グッと我慢。今日は真っ当な人生を歩むと決めて家を出たのです。(^0^;) わたらせ渓谷鐵道、東武葛生線そして栃木散策と浅草行き特急、宇都宮にワープして烏山線など誘惑は色々あります。

鐵道線路を知れば知るほど乗り換えルートが目に浮かび心に迷いが湧いてきます。 まるで人生そのものです。無知であれば心穏やかだったものが、中途半端な知識のせいでどうでもいいことに悩みます。 まるで最近の我が国民そのもの。(^0^;) 辛ければ我慢し、嬉しくても腹に収めることが出来なくなりました。忘れかけた、いや消えてしまった臥薪嘗胆と云う言葉を政府の口から語りかけて欲しい欲しいものです。ポピュリズム政治はいい加減にして欲しいと思います。 国内外の出来事を考えつつボンヤリと窓外を見ているとこんな気持ちが湧いてくるのも鐵道の旅の効用です。

そして東北本線小山駅です。 水戸線・友部行きはやがて入線といういいタイミング。トイレに近い車両に座り終点まで行くことにします。途中にも常総線・取手行きや真岡鐵道という誘惑がありますが、一切の煩悩を断ちきりました。

R0010818

(RICOH GXR+MOUNT A12 + Hexanon 50mm/f2.4 f4)

 そして友部駅、ここからは東京方面自宅へと向かうので目的のある列車旅。やってきた常磐線・上野行きでは照りつける太陽とは反対側の席を確保し景色を撮る体制を整えました。(^0^;) 上り列車は案の定空いており、故郷へ向かう人の流れをはからずも認識しました。

 これは石岡辺りで見た龍の図。

Dscn0015 (P310)

私らしからぬ写真ですがパンタグラフと傘のシルエットにあれっと思いシャッターを切りました。

R0010831 (Hexanon 50mm/f2.4 f4)

これまで RICOH GXRでの撮影に機敏さを求める機会がなかったのですが、偶々ドーム屋根が目に入りシャッターを切ったところ走行中にもかかわらずこんな出来でカメラを見直しました。

R0010830

(Hexanon 50mm/f2.4 f4)

土浦駅近くの霞ヶ浦につながった川、一瞬でしたが、シャッタ-が切れて写せました。

R0010833 

(Hexanon 50mm/f2.4 f4)

Nikonの一デジのようにタイミングよく写せるので東京に入る前に撮りました。目立つシンボルタワーが出来ましたね。

北千住駅で千代田線乗り換えか、終点の上野駅から銀座線かと迷いましたが、初志貫徹し上野から地下鉄としました。 今回判明したどうでもいいことは小田急線に直通している千代田線に乗るならば乗り換え不便な北千住よりも松戸がいいことを併走していた千代田線を眺めていてよく分かりました。兎と亀の亀が千代田線です。これも人生の教訓でした。(^0^)

このように気ままに写真を撮りつつ気楽な帰宅の旅となりました。

平板な記録、失礼致しました。


竿灯の記憶

2012年08月13日 10時30分34秒 | ぶらり旅

 暑い日が戻ってグッタリ感の昨日でした。が、そうも云っておれず遅い午前に18切符に出かけたのですが、やっぱりくたびれました。早朝から「腹一杯遊ぶんだぁー。」と発車したらまた違うのかも知れませんけど。この記録はまたいずれ。(^0^;)

東北のまつりの記憶もそろそろ消えかかってきました。リセットがかかる前にもう一頑張りです。例によってアナログレンズでの撮影優先で書いてみましたが、さて如何に。

R0010743

(Heliar 15mm/f4.5 RICOH GXR+MOUNT A12)

走り回る動のねぶたの次は情緒の竿灯と思った秋田市の竿灯です。ゆらゆらと揺れる竿灯、号令に合わせて一斉に立ち上がった場面は壮観でした。

ドッコイショ、ドッコイショと云うかけ声も何か忘れていた記憶を蘇らせます。その場に一体感が生まれるのですね。

我が家の好みは、竿灯一番、ねぶたは二番でした。 ついでですが、山形市の花笠踊りは、ちと単調で三島市のノーエーまつりに相通じていました。 仙台市の七夕は商業ベースが強く出て不評です。東北産でもない牛タンに観光客がたかる図も嫌いです。といいつつ牛タンを食べてしまいました。(^0^;)

さて、竿灯でありますが、照明が暗くて演じ手の写真は上手く撮れませんでした。広角レンズのせいでもありますのでおさえとして多用したのはコンデジで Nikon P300が活躍してくれました。まずは準備の光景、車軸を流すような土砂降りがあり、テントに避難したもののずぶ濡れ、一時はどうなるかと思いましたが、雨の上がった横丁では無事準備が始まりました。

Dscn3988 (P300)

裏通りを回ると面白い光景にあったと思いますが、雨のせいで時間がなくなってしまいました。

Dscn4002

(P300)

観覧席をぐるっと取り囲むように立ち上がった竿灯は壮観でした。これらが一人の手や肩で持ち上がっているから驚きです。

そしてたまに竹竿が折れて提灯が崩れ落ちる光景も目にしました。

Dscn4013 (P300)

極限まで曲がった竹竿です。これが時折ボキリ、動画では撮ったのですが、さすがに静止画では無理です。(^0^;)

R0010748 (Heliar 15mm/f4.5 RICOH GXR+MOUNT A12)

バスに戻る途中での光景です。こちらは手動で写したものです。

暗い中、ストロボを使わずに懸命に頑張った記録です。(^0^)

R0010771 (Nikkor 5cm/f1.4 f4)

最後は更に24時間後は山形の花笠祭り、トラックの屋台で踊るミス山形だとか。何とか写して旅の記録は終了。

あ、七夕祭りがあった。

R0010790(Nikkor 5cm/f1.4 f4)

適当に選んでしまいました。こんな具合に人人人、とりあえず現地に足を運んだ証拠です。

と云うことで古いレンズ中心で撮った旅のメモはお仕舞いです。

鉄道ネタはほぼゼロですが、東北新幹線で新青森まで行ったこと、帰路は仙台から新幹線。十和田湖から秋田へ向かう途中奥羽本線を走る特急と遭遇したことぐらいでしょうか。八郎潟干拓エリアが想像以上に広大であることをバスの窓から感心して眺めてきました。


古典レンズで緑を撮る

2012年08月10日 17時08分33秒 | からくり情報

 東北の旅後、ボーッとしていますが、時間だけは通り過ぎます。オリンピックで惚けてしまったところを狙い撃ちにされたのか死にかけたガチョウが飛来、さてどう捌くのかお手並み拝見です。友人などは「お疲れの体を我が国土でお休みいただいて如何でしたか?」と余裕を持って対応すれば何ていっておりました。いずれにしろ子供染みた行動でありますが、虚言でも言い続ければホントになるのでここはキッパリが肝要かと存じ上げます。

さて、旅はまつり中心だったので折角の緑の東北を味わったのは僅かでねぶたのあと奥入瀬に泊まった翌朝でした。近くの川までの40分散歩でもなかなかいい気分でした。

R0010715 (Summar 5cm/f2 開放 RICOH GXR MOUNT A12)

ズマールを使ってみました。逆光の木洩れ日を開放で撮ってもかの壮大なフレアは出ません。 新宿の山崎光学さんで磨きと再コーティングを施してもらった個体は現代でも通用する写りになります。このレンズは昭和10年頃のものです。製造されて既に80年近い年月が経過しています。

山崎光学さんはこのズマールが大好きなご様子で、本来この写りを得るように設計されていたはずだけど材質やコーティング技術が伴わずに駄目レンズと云われるのが残念だと云う話をしておられました。もう十年前のことですけど。 柔らかな写りは現代でも十分通用すると思います。 お宝Summarの写りを以前の記事に載せていますが、これに施術をすればここの写りになるのですけど触ることは無理ですね。 私のレンズも3番違えばお宝になるところでしたが、これでいいのだ。(^0^)

R0010717 (Summar 5cm/f2 開放)

宿から奥入瀬川方面に作られた散歩道です。笹の葉が瑞々しくて食卓を飾ってくれそうな色合いでした。

R0010712

(Summar 5cm/f2 f4程度)

出会い橋という吊り橋まで散歩。

R0010721

(Summar 5cm/f2 f8.5程度)

強めに絞ってシャッター速度を遅くしてみました。これで1/125秒程度だったので更に絞ればよかったようです。

宿を出発する前に一回りした周辺です。遅く宿に着いたのでまだ体は寝ているような状態でした。

ところで、最終日の朝は、蔵王中腹で迎えました。お釜を見物し仙台に向かったのですが、お釜はガスの底で何も見えません。午前6時前はこの様に山に雲が残っている程度だったのに途中雨が降り出してちょっと残念でした。

R0010776(Nikkor 5cm/f1.4 f5.6)

R0010775(Nikkor 5cm/f1.4 f5.6)

上山温泉か山形方面を同じレンズで写したので追記しました。こんなお天気が一転して雨になったのです。

東北のお祭から離れて緑の風景を載せてみました。奥入瀬渓谷はバスで走り抜けるだけの行程だったのは非常に残念。バスから見る眺めですら絶景だったので一度は歩いてみたいと思わされました。バスから見た光景を入れましたが通路側の席だったのでこんなものです。

Dscn3964  (P300)

RICOH GXR にレンズを色々付けて撮り歩こうと思いつつ実現しないものだから。バスツワーに便乗しました。とりあえず古典レンズ中心に撮った山の風景は如何でしたでしょうか?


ねぶたとレンズ

2012年08月09日 12時02分57秒 | ぶらり旅

 東北四日間のまつり追跡の旅に参加しました。全部見るためのハードスケジュールで最初にして最後のツワー参加になりそうです。まつりの場所近くの宿でいいのに取れないのか遠隔地の温泉?宿らしきものにしてあるので毎晩の移動が大変でした。慣れない深夜の行動、ウーン。

それはともかく折角のまつりなので写真を楽しもうと RICOH GXR + MOUNT A12とともにレンズ4本を携行しました。一番使ったのは Helia 15mm/f4.5 、広角に手が伸びます。Nikkor 5cm/f1.4 もそこそこの活躍。Summar 5cm/f2 はちょっとだけ使い、9cm/f4エルマーはお休みしました。ねぶたはNikkorとHeliarで撮りました。 Nikkor一デジと14mm程度を持っていきたかったのですが、真夏のハードスケジュールに重たい機材はパスしました。

R0010658 (Nikkor 5cm/f1.4 f4)

金剛力士の破邪というねぶたが昼間見るといいなと思ったのですが、意外にも別の作品が優勝したようです。

 R0010654

(Nikkor 5cm/f1.4 f4)

Nikkorの写りをもう一枚追加しました。気持ち、色がくすむような感じがしますが、立体感が出ているような気がします。現代デジカメに付けておいても違和感なくなりました。最近の常用レンズです。

同じ金剛力士をHeliarで撮ったものが下です。35mm版では21mmレンズと思って良さそうです。上下のレンズの時代差は50年余。ボディとは60余年の差。こんなことを考えながら撮るのも楽しいものです。

R0010662

(Heliar 15mm/f4.5 f5.6) 

今更ながら気が付いたのはねぶたの作品は後方もあるのです。立体的なデザインをまとめ上げなければ優秀とは云えず、更に夜間照明でもまた違ったものになっていました。

で、同じものはRICOHで撮っておらずにNikon P300での写真になりました。右へ左と動き回り回転する屋台なので特定の撮影場所を確保していなければ好みの写真は撮りづらいことが分かりました。

Dscn3890

(Nikon P300 f2.0)

そうそう、ラッセ、ラッセと走り回るハネトの皆さんの動きも激しくてアベイラブルライトでの撮影はご覧の通りです。

R0010681 (Heliar 15mm/f4 f4.5)

観客と警護の人以外は動いていますが、比較的静かなタイミングだったと思います。非力なストロボは全く使いませんでした。(^0^)

これが優勝作品だったと思いますが、運良くこちらを向いてくれました。が、コンデジでの撮影となりました。

Dscn3885 (Nikon P300 f2.0)

広角レンズでやっと捉えたのがこれです。ねぶたを引く人の姿をかろうじて写しています。無理な撮影とは思いつつ撮ったもので、そろそろバスに戻ろうと浮き足立った頃です。

バスの移動時間を気にしていずれのお祭りも観客としては尻切れ蜻蛉でした。じっくり数日間見るのが一番のようですね。

R0010697

(Heliar 15mm/f4.5 f4.5)

Heliaの場合は、ライカに装着すると距離計非連動レンズですが、RICOHではすべてピントチェックが出来ます。このレンズの被写体深度の深さを目視確認して成る程と納得しています。

潜望鏡カメラ・ペリフレックス用レンズもこの恩恵にあずかっています。

ねぶた撮影の結果のご紹介です。

旅の続きにいるようで何だかまだ頭がボォーッとしています。(^0^;)


山の上

2012年08月08日 07時09分43秒 | インポート
山の上
山の上というか、今朝は蔵王の中腹で一息ついています。東北とは思えぬ暑さと詰め込まれた時間に追われた4日間でありましたが、本日は仙台に出て七夕を見て帰京予定。七夕まつりは準備期間中に慌ただしく見たことはありますが、本番は初めてです。 今回は初めてづくしでいい経験をしました。祭それぞれに感想がありますが、携帯からでは苦手です。またいずれかなぁー。(^-^;

涼しくなったようでホッとしている朝です。

写真のアップがうまくないようでご容赦ください。


旅の空

2012年08月07日 08時57分09秒 | ぶらり旅
日曜日からツワー客として東北の祭の梯子をしています。初めてのイベントばかりで楽しんでいますが、夜中心なので大変。毎晩弁当で凌いでいます。旅の中味はいずれまとめようと思いますが、記憶も薄れがち、どうなりますやら。

昨晩は秋田市の竿燈まつりでした。直前の土砂降りでどうなることやらと思いましたが、無事に楽しめました。

こんな具合で毎日お天気と相談しながらの行動です。今日は雫石から山形へ花笠まつりだったと思います。
携帯からのblogはこんなものです。(^-^;