町の中心地に鎮座する高千穂神社は、今から約1800年前に創設されたと伝え
られる、高千穂八十八社の総社である。
大鳥居を潜り石段を上がると境内にご神木の夫婦杉が聳えている。
ここでは神楽の始まりとされる、笹ふり神楽の奉納が毎年旧暦の12月に行われて
いると言う。
この日、JA直営のレストランで早めの夕食を終え、夜7時前に神社に来て見ると、
既に神楽の開演を待つ観光客が、日没後の寒さに震えながら何人か待っていた。
この地に伝わる神楽を、シーズン以外でも楽しめるよう観光客向けにしたものが、
「高千穂神楽」であり、ここ高千穂神社の境内にある神楽殿では、毎夜8時から1時
間、33番の神楽の中から代表的な4番が公開されている。
夜7時になると神楽鑑賞の受付が開始されるが、そのころになると、神楽殿の前
には10人余りの観光客が待ち構えていた。
畳が何畳敷けるのか、思った以上に広い空間である。正面に舞台が設えてあった。
「出来るだけ前に詰めて座って下さい」との声に送られ、「そんなに客が集まるの?」
と内心で訝りながら中に入り、舞台の前に席を占める。
その舞台の四方に「内注連」(うちぢめ 紙で出来た注連縄のようなもの)が回ら
され、さらにその内側にはやはり紙で作られた「雲」と呼ばれる天蓋が吊り下げられ
ている。天井は青く塗られ、日月が描かれているように見受けられた。
正面の神棚のようなものが天岩戸を表しているようだ。
右手が囃子方の席で、一抱えも有りそうな大きな太鼓や子太鼓が置かれている。(続)
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られる、高千穂八十八社の総社である。
大鳥居を潜り石段を上がると境内にご神木の夫婦杉が聳えている。
ここでは神楽の始まりとされる、笹ふり神楽の奉納が毎年旧暦の12月に行われて
いると言う。
この日、JA直営のレストランで早めの夕食を終え、夜7時前に神社に来て見ると、
既に神楽の開演を待つ観光客が、日没後の寒さに震えながら何人か待っていた。
この地に伝わる神楽を、シーズン以外でも楽しめるよう観光客向けにしたものが、
「高千穂神楽」であり、ここ高千穂神社の境内にある神楽殿では、毎夜8時から1時
間、33番の神楽の中から代表的な4番が公開されている。
夜7時になると神楽鑑賞の受付が開始されるが、そのころになると、神楽殿の前
には10人余りの観光客が待ち構えていた。
畳が何畳敷けるのか、思った以上に広い空間である。正面に舞台が設えてあった。
「出来るだけ前に詰めて座って下さい」との声に送られ、「そんなに客が集まるの?」
と内心で訝りながら中に入り、舞台の前に席を占める。
その舞台の四方に「内注連」(うちぢめ 紙で出来た注連縄のようなもの)が回ら
され、さらにその内側にはやはり紙で作られた「雲」と呼ばれる天蓋が吊り下げられ
ている。天井は青く塗られ、日月が描かれているように見受けられた。
正面の神棚のようなものが天岩戸を表しているようだ。
右手が囃子方の席で、一抱えも有りそうな大きな太鼓や子太鼓が置かれている。(続)
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