国道を離れ、金山橋を渡り川沿いの道を進む。
前からやって来た自転車のご婦人が、尋ねもしないのにわざわざ自転車を降りて、親切に
道案内をしてくれる。
言われた通り、20分ほど歩いて臥龍山荘を望む梁瀬橋を渡り、大洲の中心部へと入り込む。
右手に大洲神社を見て、更に先に進むと古い町並みやおはなはん通りに出た。
昭和41年にNHKで放送されたテレビドラマ“おはなはん”のロケ地として使われた、江戸や
明治の屋並みが残るところで、随分と前に一度訪ねた事が有る。
その頃はまだ“おはなはん”ブームが継続していたのか、土産物屋さんにも活気が有り、
通りも大そうな人出で賑わっていたが、この日は平日のせいか、殆ど観光客らしい姿も無く、
ひっそりとしていた。
肱川橋を渡る。
広々とした河川敷の中ほどを肱川がゆったりと流れ、見上げると左手の小高い山の上に
宇和島城が誇らしげに建っている。
反対側に目を転じると、川岸に何艘もの鵜飼い見物の屋形舟が休んでいるのが見える。
国道を外れ、とのまち商店街の通りを駅に向かう。
今日が最終日、大洲の町に入ったら、ここまで歩いて来た自分へのご褒美に、美味しい
うなぎを絶対に食べるのだと決めていたから、昼食はラーメンが良いと言う相棒とはここで
別行動。
何処と言う当てが有った訳ではないが、駅に近いうなぎ屋さんの暖簾を潜り、少し奮発し
“うなぎ定食”で一人無事の完歩を祝う。(続)
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前からやって来た自転車のご婦人が、尋ねもしないのにわざわざ自転車を降りて、親切に
道案内をしてくれる。
言われた通り、20分ほど歩いて臥龍山荘を望む梁瀬橋を渡り、大洲の中心部へと入り込む。
右手に大洲神社を見て、更に先に進むと古い町並みやおはなはん通りに出た。
昭和41年にNHKで放送されたテレビドラマ“おはなはん”のロケ地として使われた、江戸や
明治の屋並みが残るところで、随分と前に一度訪ねた事が有る。
その頃はまだ“おはなはん”ブームが継続していたのか、土産物屋さんにも活気が有り、
通りも大そうな人出で賑わっていたが、この日は平日のせいか、殆ど観光客らしい姿も無く、
ひっそりとしていた。
肱川橋を渡る。
広々とした河川敷の中ほどを肱川がゆったりと流れ、見上げると左手の小高い山の上に
宇和島城が誇らしげに建っている。
反対側に目を転じると、川岸に何艘もの鵜飼い見物の屋形舟が休んでいるのが見える。
国道を外れ、とのまち商店街の通りを駅に向かう。
今日が最終日、大洲の町に入ったら、ここまで歩いて来た自分へのご褒美に、美味しい
うなぎを絶対に食べるのだと決めていたから、昼食はラーメンが良いと言う相棒とはここで
別行動。
何処と言う当てが有った訳ではないが、駅に近いうなぎ屋さんの暖簾を潜り、少し奮発し
“うなぎ定食”で一人無事の完歩を祝う。(続)
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