信濃大町は、北アルプスの登山や大町温泉郷、葛温泉など、観光地の
拠点駅らしく、その駅前には良く整備されたロータリーが広がっている。
ここは立山黒部アルペンルートの長野県側の入口でもあり、シーズン
には賑わうという。タクシー乗り場、バス乗り場が有り、大町温泉郷や
扇沢等に向かう路線バスが出ている。
外国の訪問客も多いのか、外国語で書かれた看板も目にする事が出来る。
その駅前の、駅を出て右手直ぐの処に、「アルプスロマン館」という
施設がある。黒部おやきを売る「おやき工房」を併設したお土産屋で、
駅のキオスクが撤退後、後を引き継いだ民間の商業施設である。
駅待合室も兼ねていて、列車の発着情報等のアナウンスが流れている。
列車の待ち合わせ、時間潰しには丁度良い場所だ。
信州のお土産が揃い、お茶や試食のサービスもある。
観光パンフレットが置かれ、地元に伝わる民話を元に作った粘土細工の
ジオラマが幾つも展示されているので時間潰しにはもってこいだ。
併設の、「おやき工房」では大町黒豚を使った黒豚ドックが評判らしく、
観光客らしい若い女性も買い求めていた。
駅ナカの待合室には、駅ソバの「そば処 カタクリの花」がまだ営業
を続けていて、町歩きで冷え切った身体には、温かいソバはありがたい。
カウンターでの立ち食いが基本だが、目の前には椅子もあるので、座って
頂けるのも嬉しい。
駅ソバらしく、殆どのメニューが、ワンコイン以下で食べられる。
殆どのメニューがゆで時間1分と迅速に提供されるのだそうだ。
しかし、時間があればゆで時間3分、そば粉6割の生ソバを使用している
「特上」がお勧めだ。(続)
にほんブログ村
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます