簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
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遍路道と四国のみち(四国遍路)

2013-05-22 | Weblog
 四国を巡る遍路道は、NPOなどの団体や、地元の自治体、ボランティアなどによって、
歩き遍路のために標識やシールなどの誘導表示がかなり細やかに設置されている。



 主要なところには案内の立て看板も建てられていて、道中これらをこまめにチェック
しながら進めば何とかなるものである。



 また遍路道は古い道でも土均しや土入れ、草刈りや樹木の伐採など、良く手入れ
され、一目見て”道”と解る体裁を整えているところが圧倒的に多い。



 従って、初めての巡拝でもこれらの標識や案内板に従い、現地の”道”の状況を見極
めながら歩めばほとんど迷う心配もない。



 また国土交通省や環境省などでも、「四国のみち」と称し、ほぼ遍路道と同じような
ルートに、立派な看板や石標を立てている。



 しかし、こちらは歩き遍路のルートと完全に一致しているわけではなさそうなので、
歩くときにはそれなりの注意もいるようだ。



 歩き遍路にとって間違えやすいのは、普通の道路に設置されている道路標識だ。
一般的には、札所の寺名や進むべき方向とそこに至る距離が書かれているが、歩き
の場合これに従うととんでもない失敗をする事も有る。
 

 
 なぜならこれらの標識は、車の通行可能な道路、また車の駐車場に至る経路など、
主に車の進路を案内しているからだ。



 嘗て35番・清滝寺に向かう折、道端の遍路シールを見落とし、道路標識に従って
歩を進め、何も気づかずかなり進んだところで近所の住民に、「自動車道だから遠く
なる」と教えられ、引き返したことが有った。

このように、これらに従うととんでもなく遠回りをしてしまう事も有るようだ。
(写真は本文とは無関係)(続)



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