簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

マンガステーション(JR乗り潰しの旅)

2011-02-04 | Weblog
 「マンガッタンライナー」は、仙石線を走る石ノ森章太郎のマンガキャラクターが描かれた列車だ。
この列車は、土日には、快速列車として石巻まで運行され、終点まで行くと、「乗車記念証明書」が
プレゼントされるらしい。
生憎、今日は東塩釜止まりなのでやり過ごし、次の石巻行きを待つ。

 マンガステーション「石巻駅」には、石ノ森ワールドが広がっている。
壁や階段には巨大アートが描かれ、構内にはキャラクターのコインロッカーや、サイボーグの
ステンドグラス等々がある。



 駅前のからくり時計は、毎正時になるとマンガのキャラクターが出現する。
正に、「萬画の国・いしのまき」の玄関口に相応しい。



 水産商工都市として栄えた町も近年は衰退、活気を失いかけていることから、平成11年、
「マンガを生かしたまちづくり」を合言葉に、マンガやマンガの豊かな発想を生かした交流を
行いながら新たなまちづくりを目指しているらしい。
近年では、これを目当てに、観光客も増えていると言う。



 駅前大通りを200m程行った石巻街道の角に、サイボーグのモニュメントが立っている。
そこを左に曲がると、マンガロードが始まる。
仮面ライダー、サイボーグ、ロボコンなど、石ノ森キャラクターが商店街のいたるところに点在し、
見る者を楽しませてくれる。



 そして、その行きつく先で旧北上川に突き当たり、その中瀬に「石ノ森萬画館」は有る。
残念ながら、まだ時間が早く開館していないので入る事が出来ない。(続)



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常磐線(JR乗り潰しの旅)

2011-02-02 | Weblog
 いわきからは、常磐線で仙台に向かうが、ここから先は意外に便利が悪く成る。
直行する列車も無くは無いが、本数は極めて少ない。
多くの列車は、途中の原の町で乗り換えとなる。



 15時21分にいわきを発つ。
草野、四ツ倉と二つほど駅をやり過ごすと、車窓には太平洋が近づいてくる。
この辺りの海岸線には、発電所が多く立地しているので、その煙突や、首都圏に電気を送る、夥しい送電線を
車窓間近に見る事が出来る。
が、太平洋岸を走っている割には、余り海が見通せないのが、なんだか物足りなく残念だ。





 原の町には1時間半足らずで到着する。
夏には有名な「相馬野馬追い」が開かれる。
ニュースでしか見た事が無いので、一度見てみたいと思うのだが、なかなか夢は叶いそうも無い。

 10分程度の接続で、仙台行きに乗り換えると、1時間半ほどで、終着駅に到着する。
仙台の駅前は、イルミネーションが眩く煌めいていた。



 駅中の食堂で、名物「牛たん」の夕食を楽しみ、土産物屋さんで“伝統こけし”を眺めたりして過ごし、
その後ここから、仙石線で石巻に向かう。

 仙台駅から500mほど離れたところに、平成12年に新しい駅が出来た。
「あおば通り」駅、ここが仙石線の起点駅となる。
仙石線は、終点の石巻まで50.2Kmを31駅で結ぶ。
日本三景の一つ、松島海岸の間近を走る、風光明美な路線である。

 地下ホームで列車を待っていると、賑やかにラッピングされた「マンガッタンライナー」が入ってきた。(続)





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