協会の先輩〇野女史の発案で、中秋の名月にちなみ、弓道の稽古の合間に抹茶を頂くという茶会をした。
会社の弓道部の先輩で、茶道の先生を呼んで、お点前をしていただき、弓道と茶道の共通点を語り、道と名のつくものの深さを思った。
弦音を聞きながらの一服は格別で、この茶会は来年もしたいと思った。狭い審判席にしつらえた座敷は、昔の利休の庵のようで、なかなか趣があり、工夫で茶をたしなむというのは、「へうげもの」の世界のようだ。
〇野先輩と、午後ふたりでセッティングし、風呂敷に月を浮かべてみたら、夜はちょうど夜空の月のような感じになった。実際、外の月も素晴らしい満月で、久々に月見を満喫する。
〇野先輩の手作りの団子と、すべてのセットの発案はすばらしい。しかし、室内弓道場の3階までを、ふたりで行ったり来たりして息切れしたが、みんなの喜ぶ顔が嬉しかった。
道場へ入ってきたみんなが、口々に「わぁー」とか、「へぇー」とか口にして、いつもの弓道場で老若男女は、仲良く遊べるというのも、弓のお蔭と思えた。