山で、のほほんと花を見て、白山の景色をおかずに昼食を摂った。その後、時間があったのでケータイを確認すると、圏外になっていた。タブレットを見たら、娘からのラインが入っていた。わたしのケータイはガラケイだが、タブレットを持っているのでスマホに替えずに、そちらでラインをしている。ケータイはつながらないのに、ラインはつながるのは何故だろう。どちらも、ドコモなのだが。
さて、それより娘からの緊急の要件を見て驚いた。「小学校へナイフを持った男が向かっているので、子ども達を緊急に体育館へ集合させたので、本日は保護者引き渡しとなることのお願い」で、あった。富山の発砲男の事件以来、人騒がせなことが相次ぐ。
なんとか3時から4時の間に迎えに行けそうなので、娘に返事をした。西山から下りて1時間半で我が家に着いて、そこから小学校へは車で5分で行ける。
次々とグランドに車が入っていく。在校生約600人ということは600台の車がグランドに集まる訳だ。順番に子供を乗せて帰るので少しずつ流れて行く。
それにしても、長蛇の列である。働くお母さん方は早退をしてきたという方もいる。
グランドから体育館に向かっての列につき、体育館の入り口でクラスと名前を言って受付をし、マイクで呼ばれる。同時に保護者は別の入り口に移動し生徒を迎える。
kouとkenは「ばあば・・ありがと」と、言い「ずっと車見とったんや・・おれ兄弟ってしか呼ばれんだ」kouは「〇年〇組・・〇〇君・・兄弟がいます」と、呼ばれたのであった。子供たちはなかなか呼ばれない友達を心配し、かと言って一緒に連れ帰るわけにもいかない。車の中でしきりに「ナイフ男なんか嘘やろ」と、言っていたが、どちらにしろ、パトカーと警官の見守る中、先生方も大変ご苦労なことで、愉快犯にも重い処罰が必要と思う。
夜は、弓道の稽古があって、そこへ知り合いがドイツの若者を体験させてほしいと言って連れてきたので、これまた片言の英語で説明し、朝から晩までフル回転だった。