まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

時間がない!!

2018-07-07 | 暮らし

何だかいいなあと思うことがある。それぞれが自己主張しているわけではないのに、それぞれが、特別に見えてそれが周りの景色を引き立てている。

実家で見つけた景色。時々ぼおぉっとしていたいと思うことがある。

息もつかずに次から次へと何かに追われるように過ごしている毎日。こんな風にせわしないと早死にするんだそうだ。ゾウの時間とネズミの時間というのがある。わたしは独楽鼠だ。同じところで忙しそうにぐるぐる回る。やらなくてもいいことを、ついつい引き受けたり、無理をしたりする。

今日も、仕事の後、大急ぎで買い物をして、夕飯を作り、それを食べずに町内の方の通夜に行って、帰るとすぐ喪服を脱いで着物を着て道場へ行く。トマトジュースで9時半まで持たす。お腹すいた――と、思うことは元気な証拠でもあるがゆっくり食べる暇もなく、風呂に入った後、またグダグダと何かをしている・・・寝ましょ。

 


七夕

2018-07-07 | 暮らし

「織姫さまと彦星さまが、愛し合って、ふたりで遊んでばかりいたので、神様の逆鱗に触れて、一年に一度しか会えなくなってしまいました」保育園の可愛い先生方が、寸劇をしてくれた。(逆鱗とはいわなかったが)

保育園の七夕会に、祖父母が招待された。nanaとふたりで、魚釣りや、おままごとなどをして遊んだ。笹の葉の短冊に願い事を書いてあるのがいいなあと思った。この頃は、願い事がない。「みんなが健康でありますように」とか「病気が治りますように」とか書いたことがあったが、書いたところで願いは叶わないと思うようになったからか。願わないという事は、進歩がなくなったということか。

それでも、七夕用の竹を切るのが好きだ。今年もどの竹を切ろうかと、6月の終わりに竹藪に入った。

竹の中から空を見上げて、「早く楽に空の星になれますように・・」という願い事。やばい・・。空の星にはなりたくない。そっか・・「もうしばらく楽しい人生を過ごせますように」だな。

 

 

 

 


介護保険って?

2018-07-06 | 暮らし

父は入院して3年目である。介護認定を受けて「要介護1」のままだが、現在寝たきりだ。介護保険料は年金から引かれているが、入院しているので、介護保険を使う事はない。病院入院中は健康保険が使われるのであって、デイサービスを受けるわけではないし、介護用品を借りることもないので、結局寝たきりで、介護保険料を支払いながら、一番介護を受けたい状態のまま、介護保険は使わない。

「介護保険の更新をどうしますか?」と、ケアマネージャーに言われて、もう元気になって家へ帰ることはないので、介護認定を受けて更新する状態ではないことから、相談して介護保険を更新するのは止めた。父はもう口もきけないほど弱ってきた。

今年、介護保険法が改正された。団塊世代が平成37年には75歳以上になることから、増え続ける社会保障給付費を抑える必要があるので、さらに改正されることになる。

そのことについて、元気な時は自分の事と考えにくい。いざ、対象になった時はそのことを判断できなくなっている。

最近、体力が落ちて物忘れが多くなった母は、オウム真理教教団元幹部の死刑を執行したニュースを見て「長い間、ただでごはん食べとったんやねえ・・」と、言った。本当だ!着るものも、寝るところも与えられて、税金も介護保険も払わず!!

実は、もうとっくに死刑になったと思っていた。


衝撃の時

2018-07-04 | 小さきもの

山で、のほほんと花を見て、白山の景色をおかずに昼食を摂った。その後、時間があったのでケータイを確認すると、圏外になっていた。タブレットを見たら、娘からのラインが入っていた。わたしのケータイはガラケイだが、タブレットを持っているのでスマホに替えずに、そちらでラインをしている。ケータイはつながらないのに、ラインはつながるのは何故だろう。どちらも、ドコモなのだが。

さて、それより娘からの緊急の要件を見て驚いた。「小学校へナイフを持った男が向かっているので、子ども達を緊急に体育館へ集合させたので、本日は保護者引き渡しとなることのお願い」で、あった。富山の発砲男の事件以来、人騒がせなことが相次ぐ。

なんとか3時から4時の間に迎えに行けそうなので、娘に返事をした。西山から下りて1時間半で我が家に着いて、そこから小学校へは車で5分で行ける。

次々とグランドに車が入っていく。在校生約600人ということは600台の車がグランドに集まる訳だ。順番に子供を乗せて帰るので少しずつ流れて行く。

それにしても、長蛇の列である。働くお母さん方は早退をしてきたという方もいる。

グランドから体育館に向かっての列につき、体育館の入り口でクラスと名前を言って受付をし、マイクで呼ばれる。同時に保護者は別の入り口に移動し生徒を迎える。

kouとkenは「ばあば・・ありがと」と、言い「ずっと車見とったんや・・おれ兄弟ってしか呼ばれんだ」kouは「〇年〇組・・〇〇君・・兄弟がいます」と、呼ばれたのであった。子供たちはなかなか呼ばれない友達を心配し、かと言って一緒に連れ帰るわけにもいかない。車の中でしきりに「ナイフ男なんか嘘やろ」と、言っていたが、どちらにしろ、パトカーと警官の見守る中、先生方も大変ご苦労なことで、愉快犯にも重い処罰が必要と思う。

夜は、弓道の稽古があって、そこへ知り合いがドイツの若者を体験させてほしいと言って連れてきたので、これまた片言の英語で説明し、朝から晩までフル回転だった。


白山高山植物園

2018-07-03 | 山歩き

今年も、白山麓の西山にある「白山高山植物園」へ出かけた。自然観察員のMさんが観光客の案内をするので、一緒に行って勉強をした。

すっかり雪が解けた白山も一望できた。

たくさんの花の名前を聞く先から忘れてしまうが、説明を聴きながら付いて行くと、少しずつ分かってくる。何回も繰り返し学ばなくては覚えられない。でも、好きな花はすっと入ってくる。

名前札がついている。係の方は「20年かけてやっと皆さんに見てもらえるようになりました」とのこと。2005年から整備を始めて、今では10万本の高山植物が咲き誇るまでになったのだそうだ。

今年は少し早いようで、ニッコウキスゲは殆ど盛りを過ぎたようだ。

それでも、多くの種類に驚きながら回った。自然の中で命の洗濯である。


猛暑の夏がやってくる

2018-07-03 | 暮らし

小学校からのお知らせで、教室の気温が上がって、子供たちの学習環境改善のために、扇風機の寄付を募っていたので、一目散に持って行った。家にある古いのを買い替えたかったのもあるが、可愛い孫が真っ赤になって勉強をしている姿を想像したらいてもたってもいられない。

ところが、家へ帰った彼らは、エアコンもつけずに、真っ赤なほっぺでゲームをしていた。おまけにkenなどは、「あちゃー、完膚なきまでやられたー」と、「意味分かっとんのかい」というと「傷の無い場所がない身体のことや」と、しゃあしゃあと答えていた。ゲームで学んでいるのか。

朝、仕事へ行く前に持って行って、学校の正門で渡した。ふたりの孫のクラスと名前を述べて帰ったが、扇風機はどちらのクラスにいくのだろうか。足りていれば他のクラスにいくのだろうが、優先的に配分されるだろうね。

小松市は自衛隊があって、防音校舎なのでエアコンがついているらしい。

エアコンがあれば、夏休みがいらないか・・。それとこれとは別か。

あとで訊いたら、kouのクラスに扇風機が渡されたそうだ。娘は「うちの持って行っても良かったのに」と。何を言うか!昨年、扇風機が壊れたというので、うちの最新版の扇風機を貸したらそのままになって、結局オンボロが残ったのだった。親の物は子供の物となるね。「ごめん・・」と、恐縮していたが。

DCモーターのついた扇風機を購入したい。

それにしても、おんぼろって、ぼろいに御がついたものではないよね。


見て見ぬふり

2018-07-01 | 暮らし

登るとき気付かなかった。「熊・猪・蜂 出没注意!!」

下山してから気付いた看板。いや、気付いていたのに気づかないふりをしていたのかも。

気付いても、だからと言って登山を中止するわけではない。同じように、「落石注意!」とあっても、通行を止めるわけではない。ただ、そこで事故が起きても自己責任であるという事を心してかからなくてはならない。

同じように、絶対大丈夫な原発と言われても、みんな信じていない。それでも、容認している。見て見ぬふりだ。かと言って、ある程度楽観視していないと生きていけない。

精神的に不安定になる人は、真面目で真剣に自身を見つめているのではないか。わたしのようにいい加減な者は、自分がいつか死ぬのだという事も棚上げにして楽しもうとしている。ほんの少し前は、思い悩んでいたはずなのに気付かないふりをしている。

2人にひとりは癌になり、3人にひとりは癌で死亡するというのに、自分が癌になるとは思っていなかった。認知症も自分の親はならないと勝手に思っているが、ひとり暮らしの母が高齢になれば時々はっとする出来事に遭う。そう書きながら、自分は認知症になるとは思っていない。